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暇人のストレス解消

除染   須賀川市役所様の考え方に疑問

2014-11-18 18:01:02 | 日記
水田の除染作業が進んでいます。

 当地区の作業開始にあたり説明会が有りまして、その際深さ30Cmの反転
 を行うと言う説明が有りました。

 30Cmも反転させると整備後の耕起・下ごしらえ・田植え作業が
 かなり大変になると思われた為9割以上の農家は今回の除染作業を
 受けませんでした。

 (行政の説明が嘘っぱちだったり、誤魔化しだったりで実施に踏み切れない農家が9割もいた
  と言う事に対し説明責任も全く持ってない様です。自分の、説明して承諾を得ると言う仕事に対し
  この様な結果しか得られなかったら辞表問題ではないでしょうか?。

  さらに何で・何のためにを考えたら100%の同意を得るべきで、一割位の実施量なら
   全く放射線量は減らないと同じではないかと思います。)


 が、作業結果を見ると


     

 18Cm位しか反転されていません。

 30Cmの反転作業を行うのには大型の作業機(トラクタ)が無いと出来ない
 その作業機を所有しているのはこの地域では一社しかない
 なのでその業者が必然的に落札したのでその業者以外は作業出来ない

 等の説明が有りましたがこの程度の作業内容で有れば自宅のトラクタで
 十分作業出来ます。

 行政とその業者が癒着していると言われても弁解できないような
  内容でした。

 その内大騒ぎになりそうな予感がします。
 

除染と言うのは放射性物質が耕起により撹拌されてしまった部分を反転により地中に埋め
 汚染されてない部分を表面にして放射線を遮断しましょうと言う事だと理解しております。

 しかしこの作業内容ですと混入してしまった土壌を反転しているだけですので
 農家が通常行っている作業と全く変わりません。
 
 この様な効果のない作業に公費を うん十万円/10aあたり も使って業者に委託している
  市の担当者に疑問を持ちます。

 下りた予算は効果が有ろうが無かろうがさっさと使って取りあえず終了させる
 と言う、お役所仕事の最たるものです。

 
 農産物に関しましては今行っているカリ肥料散布によるセシウムの移行を防ぐと言う
  作業が効果を出していますので福島県の農産物は危険と言う
  勘違いは持たないで下さい。
 (カリ肥料を散布する前から検出はされていませんでしたのでこの作業も
  不要と言えば不要ですが、”一応何かやっている。”と言うお役所のパフォーマンス
   とも考えられます。)

 が、風評被害で 売れない・価格低下等の攻撃に合いますと、思いっきり
  放射能が検出されて栽培不能になって、賠償金を頂いた方が
  何ぼか人間らしい生活が出来ます。

 ”何かをしないではいられない”、とは言っても無駄な努力を続ける程
 人間ができておりません。

  

 住宅の除染も同様、儲かるのは業者のみで一般市民は

 その対応の一つ一つに泣いています。


 おまけの音声ファイル
  ”シルエットウーマン”と言う歌です。