今晩は。
ちゃかぽんさんへの返信も含めて私が肌で感じた経済ネタをば。
昨日、かねてより購入候補の中古物件を家内と見に行きました。140坪が想像以上に広く、果たして私一人で開墾できるか不安でしたが購入希望価格を不動産屋の担当者さんに伝えたところ、「多分成約します。ですが購入することになりますよ!」と念を押されました。「どうして?」と聞くと今は海辺の別荘が安く買い時だとの説明です。この物件を10年使用して売却したら◯百万円、海辺は今が底値なので売却価格はグンと上がりますよとの答えです。お薦めの物件に行くと、なんと私のお気に入り登録された物件でした。完全に予算オーバーですが、確かに海辺の別荘地にあり、人間関係の小難しさもなさそうです。土地は87坪。100坪が理想ですが、まぁ室内に水槽を設置すれば、やりたいことはできる面積です。希望価格を伝え、売主さんが応じてくれれば購入の約束をしました。
確かに安くなりました。担当者さんの答えは、別荘のオーナーの高齢化と津波による風評被害、加えて格差の進行により、海辺の中古別荘は買い手がいないから暴落しているそうです。防潮堤が完成すればいくらか戻るかもとの事でした。
しかし買い手はいるそうです。都内に住む勝ち組サラリーマンだそうです。年収を聞くと私と同じ位なので、そんなに金は持ってないでしょう?と聞くと共稼ぎとのこと。それは納得いきました。で、何をするかというと中古別荘を買い、建て替えたり、リフォームしてサーファーに賃貸物件として貸しだすそうです。
いやはや、勝ち組サラリーマンの飽くなき金儲けに驚きと多少の憧れを感じました。
けど本当に儲かるのかな?自分なりに試算しました。
ざくっと土地1,000万、上物1,000万で2,000万。家賃を月10万として年間収入120万、回収するのに16年、冷静に考えるとビジネスとしては儲かりませんね…
しかし、世の中様々ですね。家内は最初、不動産屋に「奥様とお呼びしていいご関係でしょうか?」と聞かれました。どうやら羽振りいいオヤジが愛人連れて別荘を買いに来るそうです。日本も格差が大きくなったものです。
オリンピックに浮かれたアベノミクスと黒田総裁はどうやら日本国内にミニバブルを発生させているようです。アメリカも低く誘導した金利を早く引き上げないと景気後退入りした時の金融政策に打ち手がなくなります。自動車ローンの貸し出し残高がピークではないかとも言われています。世界的にミニバブル臭いなぁ…
色々なことに注意しながら、カメ飼育に突き進もうと思った週末でした。
土地、こればかりはご縁ですからね。
私の人生訓をば。
「車と家は一番買いたくない時に買え!」です。
因みに自宅は2003年に建てました。日本中が不況で誰も家を建てないときです。
今の車は2009年、リーマンショックの半年後でしたからね。