おはようございます。
カメのブログをみますと実に様々な傾向のブログがあります。
読者数の多いブログは、カメを擬人化した溺愛日記だったり、リクガメとの触れ合い日記だったりですね。
どんなに読者数が少なくても、このブログのコンセプトは「ガチな飼育論」をブレずに綴っていきます。
今回は「目ぢから」のお話です。
ブラジルヘビクビガメの棲息地での観察レポートの写真をご覧下さい。
この個体の眼光の鋭さ、凄くないですか?常に捕食者の脅威に晒されている中で獲物を狩って生き抜いている神々しさがその目に宿り、目ぢからが半端ではありません。
別の写真です。
遠目の写真ですが、目ぢからの迫力は十分伝わってきます。
改めて野生下のブラジルヘビクビガメのカッコ良さに惚れ直してしまいました。
一方、雑誌等の飼育下の個体写真。
目ぢからの違いは一目瞭然です。
飼育下ですから、捕食者もおらず、エサも与えられる環境ですから緊張感が全然違いますが、単にそのことだけの違いでしょうか?
私は飼育環境の設定もあると思っています。
我が家のブラジルヘビクビは、
続いてオスは、
自画自賛ですが、まぁ、そこそこ状態はいいと思います。が、野生下の目ぢからには遠く及びませんね…
オスの写真があまりにおとぼけ写真で可哀想なので索餌時の写真も、
割としっかりと飼育出来ていると自分では思っていましたが野生下の個体写真を見ると自分の飼育技術の稚拙さを思い知らされてショックでした。
大体、目ぢからでカメさんの調子は把握していますが、最高の状態とはやはり野生下の生存競争を生き抜いている状態だと思います。この状態まで引き上げることは不可能な気もしますが、飼育者たるもの、やはり目指さねばならないのが務めと思います。
カメの飼育を極めるとは、この目ぢからの飼育下実現ではないでしょうか?