定年ジジイの夕焼け人生

朝日ほどの力強さはなくてもいいが、人生の黄昏期をせめて夕焼けほどに輝いていたい。

晩秋の好日

2007-11-25 08:12:58 | Weblog
勤労感謝の日、あまりの好日に誘われるようにぶらりとドライブに出た。

国道一号線で天竜川鉄橋を渡り、東岸の堤防を北上する。信号一つない、見晴らしのいい気持ちのいいドライブ道だ。
浜北大橋で右折して、旧豊田村の地元野菜などを売っている「とれたて元気村」により、近年有名になった海老芋を買う。これが京都に運ばれて「京いも」になるようで、サトイモと少々違って、煮るとねっとりとして実に旨い。
さらに森町への方向をとるが、敷地と言うところでそのまま北上する。敷地は柿と美味い米で有名だ。白壁館と言う地元物産を売っているところでその敷地米を5Kg買う。美味い飯がたべらることだろう。

そのまま秋葉道を北上し、豊岡ゴルフ場を通過し、虫生(むしゅう)という珍しい地名の山間の集落に至る。バスはここが終点になっており、これ以降は狭い山道になる。さらに数キロその山道をたどると、数個の集落がある。万瀬という名前の場所だ。山道をずいぶん登ってきたので、高度も相当高いはずである。秋葉山に通じる道をここでチョイと外れると、南面が開けたちょっとした広場にそば・レストラン「ぼうら屋」がある。

はるかかなたに幽かに太平洋が光り、その手前に開けて見えるところは、磐田市や袋井市だろう。
レストランのテーブルから見る間近の山の斜面はところどころ色づいている。何の音も聞こえない。実に静かだ。そんな中で手打ちのそばと地元産野菜のカラッと上がった天婦羅を食べる。料理も美味かったが、それを取り囲んでいる景色が飛び切りのご馳走だ。

昼食後同じ道を敷地までもどり、そこで車を左折させて15分も走らせると、小国神社に着く。ここは遠州地方では初詣で有名であるが、紅葉も綺麗だと聞いてきた。しかし残念なことに少し早すぎたようだ。もみじはまだ完全に赤くなっておらず、黄ばんだ段階の木が多かった。

返りは袋井経由で帰宅。
昼食も入れて、4~5時間のドライブだった。


 眺めがすばらしい地元野菜レストラン・ぼうら屋


 山道沿いの一人柿の木


 小国神社


 小国神社の紅葉
コメント (1)
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