定年ジジイの夕焼け人生

朝日ほどの力強さはなくてもいいが、人生の黄昏期をせめて夕焼けほどに輝いていたい。

芽吹き前

2008-02-29 09:30:29 | Weblog
浜松城公園入り口のケヤキのトンネルもまだ箒を重ねたように、枝が重なり合っているだけだ。



後一月もするとこれが芽吹き始め、新緑のトンネルを作り、夏になると濃い緑が涼しい木陰を作ってくれる。

今日も朝から綺麗な晴天となり、風もないことから暖かい日になりそうだ。
今日は4年に一度の閏日。
明日から暦上は春だ。三寒四温を繰り返しながら、本格的な春になっていく。
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栂(ツガ)のボウル

2008-02-28 08:28:07 | 木工
久しぶりに木工旋盤に向かった。

栂の板で30cmφのボウルを2個挽いた。



栂のような日本の針葉樹は、夏目と冬目の堅さが極端に違うので、旋盤で挽くのには適していない。
どうしても広葉樹のように平滑な面が得られない。手で触っても、ぼこぼこと木目がはっきりと感触に残るほどに目にそって凹凸が残る。

しかしその色白の木肌と木目の作る模様は、その偶然性が凄く面白い。

果物用のボウルとしては良いのではないかな・・・・・・・
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確定申告

2008-02-27 09:14:14 | Weblog
昨日は、確定申告の最終チェックと提出のために青色申告会に出向いた。

以前小さな店を持っていたとき、帳簿付けに自身がなく、確定申告書作成に苦労した折、青色申告会に入会した。
今は年金と少々の家作だけで、計算も単純で、一人で確定申告をすることがそれ程難しいことではないが、一種の惰性で青色申告会に継続して入会しており、この時期になると案内書に従ってそこに出向く。

青色申告会では、準備した申告用原稿をプロとして、細かく点検して、少々の間違いでもたちどころに見つけ出してくれ、訂正してくれる。
しょうしょういい加減な準備でも、それを基にして正確な申告書をその場で用意してもらえる。自分で何度も検算しなくても良いし、安心して最終申告書を用意、提出できる。

難点は青色申告会の係員に一対一の指導をしてもらうための待ち時間が長いことだ。小さな店の持ち主とか零細な企業主のような人たちが会員として指導を受けに来ているし、なかには相当なお年寄りで計算もおぼつかない様な人たちもいる。
そのような人たちに一から確定申告書を準備してやっている場合もある。長時間の待ちは仕方ない気がするが、やはり待つだけで疲れてしまう。

何か文庫本みたいなものを持参して、それを読みながら待つのだが、ほぼ一冊読み終えてしまうほどの待ち時間になることが多い。

それでも今年も確定申告がやっと終わった。
やはりホッとする。
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三浦和義

2008-02-26 09:13:33 | Weblog
久しく忘れていた名前が突然ニュースとなって,思い出すことは少ないことではない。

先日サイパンで米当局に逮捕された三浦和義の場合もその一つだ。

もう25年以上も前に起こった事件で、一般の人間には色々納得のいかない理由で無罪判決が確定している人間の名前が、突然ニュースとして現れ、しかもそれが当時の事件の継続としてで、別の事件がらみではないという点は、ごく珍しいことだろう。

当時週刊誌を大いに騒がし、誰もが岡目八目的に彼は当然有罪だと思っていたところが、確たる証拠が無いということで、最高裁で無罪が確定した。

日本の司法制度では、証拠主義、実証主義を基本としているから、「疑わしきは罰せず」として無罪が確定したことで、彼は「無罪」なのである。

その無罪の日本人が外国で、逮捕されたことには複雑な思いがするのは多数の日本人の共通のことだろう。

日本国として「無罪」だと最終決定した人間を、外国の司法が同じ事件で再び裁くということに対して反発を感じる。

一方で「怪しい奴」と内心思っていたが、日本の司法制度の下ではそれ以上の追求が出来なかったことを、改めて外国の司法が裁きなおすかもしれないということに対して、ある種の期待があることも否定できないだろう。

今回の事件は、いろいろ考えさせられることが多いニュースでもある。
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春は目の前。

2008-02-25 09:02:00 | Weblog
昨日の大風には驚かされた。ここ浜松だけでなく、全国的に荒れた天候だった。
突風が吹きまくり、冬の嵐という表現がぴったりの一日だった。
帽子を飛ばされるとか、髪の毛を逆立てられるという程度の風ではなく、子供やお年よりは体ごと風に持っていかれるほどの烈風が吹き荒れた一日だった。

気温も確かに低かっただろうが、吹き付ける風が体感温度を下げ、この冬一番の寒さではなかったかと思わせた。

しかしそんな中でも、家の前の街路樹のアメリカハナミズキの花芽は膨らみ始めていた。



強風を受けて、千切れてしまうのではと思われるほど、木は風の中で翻弄されていたが、膨らみ始めた花芽はしっかり枝先にしがみついていた。
蕾はまだまだ固いが、確実に春の来ることを教えてくれていた。
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現代のバベルの塔

2008-02-24 08:53:44 | Weblog
TVでアラブ首長国連邦のドバイの紹介番組を見た。今売り出し一番の観光地で、全世界の人々がレジャーを楽しみに訪れており、日本人も例外ではないようだ。

そこはまさに忽然と現れた現代のおとぎの国だ。
幾何学模様に埋め立てられた多数の人工島が、海水淡水化により得た水を潤沢に使い、緑一面の土地になっている。
都市部は超高層ビルが林立し、今なお建設ラッシュは続いている。
スキースロープを備えた広大な屋内の冬の世界が、この熱い砂漠の国に存在していることなど、目を疑うばかりである。

石油から得た莫大な資金を投入して、砂漠の一角を緑滴る一大観光地に仕立ててしまった。人間がなしえる現代の奇跡とも言えるかもしれない。

しかしこれは、人間が自然に逆らって、自然を征服してなしえた現代のバベルの塔とも言える。いやそう表現することがまさに適切な人工物だ。

昔人間は神の意思に逆らってまでしてバベルの塔を建設し、その結果共通言語を失ってしまったという。
現代のバベルの塔に対して、神はいかなる罰を加えるのだろうか。
いや、ドバイだけがバベルの塔ではないだろう。どこもかしこも人間が住んでいるところでは、大小のバベルの塔が存在する。

言葉の罰の替りが地球温暖化などという環境変化なのだろうか。
それとも人間同士のいがみ合いをまだまだ増大させ、互いに憎み合い、殺しあうことを考えているのだろうか。

無限大とも思われていた地球が、いつの間にか増えすぎた人間にとっては狭い空間になり、際限もなく汚染し続けていく様相になってきた。
どうも地球そのものがバベルの塔の様相をきたすようになって来たのかもしれない。

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スパンメール

2008-02-23 08:53:34 | Weblog
スパンメールの届く数はものすごいものだ。
一日に100通はゆうに越している。

タイトルからして酷い。
「貴方の精子を売ってください」
「地元のおばさんを抱きたいですか」
「今からでも会って頂けますか」
「Mail from your sex friend]
「送金の用意が出来ています」、
etc、etc・・・・・・・・・

なんでもありの様相だ。
しかし一目見て直ぐスパンメールであることが判るものはいいのだが、もしかしたら旧友からのものではないだろうかと思わせる発信人の名前や、タイトルもあるから厄介だ。

人によっては、スパンメール削除のソフトを導入したり、時にはメールアドレスを変更することもあるようだ。

小生の場合は、スパンメールを大いに利用して一種のストレスに解消に利用させてもらっている。
発信人名とタイトルをざっと眺めれば、本来のメールであることは、多数のメールの中からでも数秒で判断できる。
それだけをのこして、後のメールは「shift key」を使ってズルッとスクロールして、一気に削除している。「えいっ!」と一気に数十通、ときには百通を越すスパンメールを削除するときのは快感ですらある。

まとめて多数の気持ちの悪い虫を一気に叩き潰す快感に似ているのかもな。
ちょっとしたストレス解消に役立っているようだ。
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腰椎手術ご一年。

2008-02-22 16:37:21 | 老人、友人
昨年2月に腰椎固定手術を受けて、丸一年になる。
今日一年検診に行ってきた。

 この写真は、術直後の手術跡の縫合状態。長い縫合部は、腰椎固定術のために切開した跡で、短い方は、椎間に詰めるために必要な骨を取ったために切開した跡。

術後一年の縫合跡。跡は残っているが、修復具合はいいようだ。



腰部に埋め込まれたチタン金属の金具は、この術後のX線写真と比較して、なんの曲がりも、ずれもないそうだ。

このところずっと歩行にも何の支障もないし、ごくまれに腰部手術跡に違和感を覚える程度で、快適な生活が送れるようになっている。
手術は成功したといっていいだろう。
思い切って手術を受けたことは正解だったようだ。


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マンション暮らし。

2008-02-21 08:57:38 | Weblog
マンションに住んでいる。
集合住宅であるから、当然それを管理する組織が必要になる。
一般的には「xxマンション管理組合」という組織である。

組合と言うからには、当然ある組織が必要だし、その運営に必要な総会とか理事会とか理事長のような厄介なことも必要になる。

当マンションも一年に一度、管理組合総会と言うものがある。
昨夜もそれがあり、年次会計の承認、新たな必要工事の決定、新役員の選出、管理費滞納者への対応、ete、etcが議題としてあげられ、決定された。

しっかりしたマンション管理会社に管理の実務を相当な金額を支払って委託しているが、しかし最終決定は管理組合が自主的にしなければならない。

奇特な人がいればいいのだが、大部分の場合、管理組合の役員の積極的ななり手はない。特に理事長になろうとする人がいない。実務は管理会社がすべてやってくれるとはいえ、やはり理事長はある種の権限と責任が伴うから、進んでやろうとする人が出てこない。
仕方がないので、輪番ということになる。それさえ拒もうとする人たちも多いのだが、やはりこのような集合住宅に住む以上そんなわがままは通らない。

マンション暮らしは気楽なものであると考えられるが、こんなちょっとした厄介なこともある。

しかし一軒家に住むことに比べれば、鍵一つで留守できたり、厄介な庭の草取りも必要ないマンション暮らしが小生には向いている。

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横断地下道と歩道橋

2008-02-20 09:02:11 | Weblog
浜松の中心市街地の歩行者用横断地下道が廃止され、埋め戻された。出入口建屋は撤去され、平面横断歩道が設置された。

それに伴う道路工事が今盛んに行われている。



これから歩行者用地下道は順次廃止され、平面横断歩道になるようだ。
また歩行者用の陸橋も廃止されていく方向のようだ。これは浜松市だけのことではなく、全国的傾向のようだ。

車が普及し、車が生活の中心に成り始めると共に、歩行者の安全の為だということで、あちこちに横断地下道/陸橋が作られ、歩行者の便利は無視され、車の運行の便利さが優先されてきた。
我々もそれが当たり前のことだと思い、少々の不便さは我慢してきたし、それが社会一般の受け取り方だった。この大きな流れの中では、障害者の不便などは殆ど省みられなかった。

少し前から、ユニバーサルデザインなどと言う名の下に、弱者に対する配慮にやっと気がつき始めた。車に対する弱者としての歩行者、健常者に対しての弱者としての障害者、壮健者に対しての老人/子供としての弱者・・・・・・・・・

人間社会として、我々も少しづつ勉強して進化しているかな。


それにしても、今までずいぶん無駄な大きな投資をしてきたものだ。
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