1975年以来、継続調査している米国では初めて首位から転落したとのことですが、外務省は「米中の経済関係の強化が背景」と分析しているのだそうですが...。
外務省は9日、米国で実施した対日世論調査の結果を発表した。「アジアにおける米国の最も重要なパートナー」を聞いたところ、一般国民の39%(前年比5ポイント減)が中国を選び、日本の31%(同13ポイント減)を上回った。この質問を始めた1975年以来、日本は初めて首位から転落した。
有識者を対象にした調査では、中国46%(同10ポイント減)、日本28%(同8ポイント減)となり、中国が2年連続で1位だった。外務省は「米中の経済関係の強化が背景」と分析している。調査は2~3月、米ギャラップ社に委託し、18歳以上の一般国民1200人と有識者200人を対象に電話で実施した。
外務省は、メキシコ、オーストリア、南アフリカでも同様の調査を初めて実施した。「アジアにおける最も重要なパートナー」の質問では、メキシコで日本(34%)が中国(28%)を上回ったが、オーストリアでは中国56%、日本23%、南アフリカでは中国45%、日本33%だった。
米国調査で、有識者を対象とした調査というのもあるのだそうで、こちらでは中国が 2年連続で 1位なのだそうです。有識者って...? 一般国民では日中ともに前年より支持を減らしているのですが、日本の方が減り方が大きかった。有識者でも日中ともに減らしているのですが、中国46%(前年比10ポイント減)、日本28%(同8ポイント減)で日本の減り方が僅かに少ないのですが、まだ大差の開きがありますね。豪での差も大きいし、南アフリカでもそこそこの差がありますね。
押しも押されぬ経済発展を誇る中国に比しても日本を選択していただいたメキシコには感謝です。コーヒーではグアテマラが一番おいしい(ブルーマウンテンは別格で本物に出会う機会は?)のですが、メキシコ産(米国向けが主)に出会った時は優先して飲むようにします。
スイスのビジネススクールIMD (経営開発国際研究所)の世界競争力年報2011年版(気にする様なデータではないとの説もありますが)では、データ公表が始まった当初の1990年から4年連続で1位だった日本は、26位との評価です。「国内経済」では 7位、「科学分野のインフラ」は2位、「健康と環境」は11位と民間部門では健闘しているのですが、「政府の効率性」は50位で政治関連の詳細項目では最下位があるなど政治部門で今回大幅ダウンしいます。経済 1流、政治 3流と言われていた日本の政治の評価がさらに下落したことを表しています。
IMD世界競争力年鑑、2011年版発表。総合ランキングでは米国と香港が1位。日本は26位に(2010年は27位)。 | 経営・ビジネスニュース
世界での日本の評価は下落の傾向が続き、民間の頑張りが政府によって足を引っ張られています。原発事故の秘密主義による囲い込みは、更に信頼を失っています。
売国奴仙谷の密室専制政治の復活を許しては、日本は沈没してしまいます。
写真は白馬・親海湿原を埋め尽くす勢いで咲いている「ミツカシワ」です。
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