遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

G20 中露トップ不在

2023-09-06 01:23:55 | my notice
 G20は今年、ロシアによるウクライナ侵略を非難する日米欧が中露と対立し、閣僚会議の共同声明が採択されない事態も起きている。中露は、新興 5カ国(BRICS)や、上海協力機構(SCO)といった中露を中心とする枠組みの影響力拡大を図っている。
 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も欠席を発表しており、中露トップが出席を見送るかたちになる。

 中国は2008年の第 1回会議以降、一貫して国家主席が出席しており、習氏は初の欠席となる。
 習氏の欠席の背景に何があるのかと、夕刊フジ。
 
G20初の欠席、習近平氏に異変 プーチン氏と並び「中露トップ不在」深刻事情 「インドや日本…修羅場から逃げてる」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2023.9/5

 中国外務省は 4日、インドで 9~10日に開かれるG20(20カ国・地域)首脳会議に、李強首相が出席すると発表した。習近平国家主席は欠席する見通しとなりそうだ。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も欠席を発表しており、中露トップが出席を見送るかたちになる中国は軍事的覇権拡大を進める一方、国内経済の危機的状況も伝えられる習氏の欠席の背景に何があるのか

             ◇

中露トップ不在に
 
「中国はG20を重視し、積極的に関与している」

 
中国外務省の毛寧副報道局長は 4日の記者会見で、こう強調した。中国は2008年の第 1回会議以降、一貫して国家主席が出席しており、習氏は初の欠席となる。

 
G20は今年、ロシアによるウクライナ侵略を非難する日米欧が中露と対立し、閣僚会議の共同声明が採択されない事態も起きている中露は新興 5カ国(BRICS)や、上海協力機構(SCO)といった中露を中心とする枠組みの影響力拡大を図っている

 
「自由主義国」対「専制主義国」の対立構図に加え、中国の覇権主義も背後にありそうだ

 
中国は現在、G20議長国のインドと係争地をめぐる国境紛争で関係が悪化しており、習氏はインド訪問に後ろ向きとみられていた。中国政府が先月下旬に公表した23年度版標準地図でも、インド北東部のアルナチャルプラデシュ州も中国領として記載され、インド政府が抗議している。

 
一方、国内事情が影を落としている可能性もある

 
中国不動産大手「碧桂園」(カントリーガーデン)の債務危機や、同「中国恒大集団」の米国での破産法適用申請など、不動産バブルの崩壊が注視されている。失業率悪化も伝えられ、経済崩壊が現実味を帯びてきた

 習指導部と党長老が、河北省の避暑地で非公式に意見交換する
「北戴河会議」が 8月開かれ、対米関係悪化や経済低迷が議題に挙がったとされる。7月には秦剛外相が突如解任されるなど、異変が確認された。

 中国事情に詳しい
評論家の石平氏は「中国は現在、インドとの係争や、日本との処理水をめぐる対立など、近隣国と問題を起こしている。G20で当事国から問い詰められ、不利な立場に立つ修羅場から逃げている可能性がある。インドのナレンドラ・モディ首相と、ジョー・バイデン米大統領がG20を主導するなか、習氏は中心的立場になれない。出席しても国内へのアピール材料にならない。習氏は目標は高いだけで、実力がない『眼高手低』の人物といえる。中国に国際社会の覇権を握る資質はないが、習氏はなおさらだ」と語った。

 習氏の欠席には、「自由主義国」対「専制主義国」の対立構図に加え、中国の覇権主義も背後にありそうだと、夕刊フジ。

 中国は現在、G20議長国のインドと係争地をめぐる国境紛争で関係が悪化している。
 中国政府が先月下旬に公表した23年度版標準地図でも、インド北東部のアルナチャルプラデシュ州も中国領として記載され、インド政府が抗議している。

 一方、国内事情が影を落としている可能性もあると、夕刊フジ。
 中国不動産大手「碧桂園」(カントリーガーデン)の債務危機や、「中国恒大集団」の米国での破産法適用申請など、不動産バブルの崩壊が注視されている。失業率悪化も伝えられ、経済崩壊が現実味を帯びてきたと。

 8月に開かれた「北戴河会議」では 、対米関係悪化や経済低迷が議題に挙がったとされる。7月には秦剛外相が突如解任されるなど、異変が確認された。
 
 評論家の石平氏は「中国は現在、インドとの係争や、日本との処理水をめぐる対立など、近隣国と問題を起こしている。G20で当事国から問い詰められ、不利な立場に立つ修羅場から逃げている可能性がある。」と。
 また「インドのナレンドラ・モディ首相と、ジョー・バイデン米大統領がG20を主導するなか、習氏は中心的立場になれない。出席しても国内へのアピール材料にならない。習氏は目標は高いだけで、実力がない『眼高手低』の人物といえる。中国に国際社会の覇権を握る資質はないが、習氏はなおさらだ」とも語っておられるのだそうです。

 今の中国は、バブル崩壊後の日本と非常によく似た経済現象が見られはじめ、「失われた 30 年」と同様の長期停滞に陥る懸念も高まっているとの観方は少なくないですね。
 https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/viewpoint/pdf/14411.pdf

 日本と同様の長期低迷に陥るのか、日本の状況を反面教師として学び停滞を回避できるのか。
 戦後の日本経済の復興を学び、集団指導体制で改革開放経済を推進し、今日の中国の経済発展を遂げた、鄧小平の流れを継承してきた共青団派を、先の党大会で一掃し、イエスマンで固めた新習近平態勢。
 どうするか、お手並み拝見!



 # 冒頭の画像は、G20首脳会議を欠席する習近平



  この花の名前は、オオボウシバナ


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