北朝鮮のアサリの流通ルート

アサリ

　蓄養場や第三国経由で、北朝鮮の原産地名が隠れてしまうのですが、ネットで少しでもわからないかと検索していたら、上記の詳しく説明されたページにいきあたりました。
　熊本県漁政課と地元漁協と輸入業者とで北朝鮮産アサリを、養殖であり国産と表示されているという話ですね。しかし、国(九州農政局表示・規格課)はグレーと評価している。

　他に、水産庁に電話取材された頁もありますね。
　
　水産庁　北朝鮮アサリの表示について
　水産庁でも苦慮、いろいろ検討しているのですねぇ。
　竹島の件は、北だけでなく韓国も関係する問題ですが、突然占領されるなんてこの時代にありかと思った記憶がありますが、尖閣諸島ほど報道に取り上げられません。こちらの解決も望まれます。

　　一問一答の中で語られていますが、産地表示をすることで、国産アサリが取れなくなっていることが知られるとともに、価格差をつけて関連者の利益を守ることも可能になりますね。
　あちこちのページを見る中で、国産アサリを増やそうと努力されている頁も数多く見させていただき、差別化の必要性を感じました。

　原産地表示をして欲しいもう一つの理由は、北朝鮮への個人で出来る抗議としての行動が、アサリ全体の不買になったりして、関係ない産地の善良な第三者に影響が及ぶのは避けるべきだと願うからです。

　厚生労働省は、食品衛生法から輸入業者を摘発しています。
　北朝鮮産二枚貝に対する輸入検査の強化について
　株式会社唐下水産という、北朝鮮のアサリ輸入業者名が公表されています。
　中国産の過去の事故以来、中国産を北朝鮮産として輸入されるケースが増えている様な記事も見ましたが、この業者さんが中国産を北朝鮮産に表示したとか、北朝鮮産を国産表示したとかと言うわけではなく、北朝鮮からアサリを輸入する流通に関わっている業者の名前がネットを見ていて１社判ったということです。

　　他にも沢山あるのでしょうが、数日ネットで探したなかでは、熊本県の有明海の漁協、株式会社唐下水産という会社の２点が流通ポイントで判りました。