yuuの夢物語

夢の数々をここに語り綴りたい

2006/04/15 曇り空の倉敷・・・。

2006-04-15 19:04:59 | Yuuの日記


今日は倉敷は晴れたり曇ったり鬱陶しいんてきで少し寒かったのです・・・。
このところ暖かかったので余計に寒く感じられます・・・。
眼は日にちが薬でしょうか・・・。ゆっくりと焦らずに治すことにします・・・。
鼻がぐずぐずして喉がかゆい・・・。風邪をひきつつあるのか・・・。
天候不順・・・皆様もお体に気をつけてください・・・。ご自愛を・・・。 yuu yuu

2006/04/14 少しはいいかな・・・。

2006-04-14 16:43:17 | Yuuの日記


ご覧頂きありがとうございます・・・。光が強いと良くないのでサングラスを掛けて書いてます・・・。糸屑走り黒い転々が飛んでいます・・・。字は読まないようにしておりますので皆さんの所へお邪魔できませんが・・・。お許し下さい・・・。鬱陶しく憂鬱ですが・・・網膜剥離でないという診断(二軒眼科)なので少し安堵いたしておりますが・・・。規則正しい生活と睡眠時間を十分取り、食事もバランスを取り、特に野菜を沢山採って、眼を酷使しない・・・。昨日野菜を沢山買ってきました・・・。スポーツは見ましたが・・・。
皆様も眼の使いすぎには気をつけられて・・・。ご自愛を・・・。 yuu yuu

2006/04/13 曇り空の一日・・・。

2006-04-13 19:04:24 | Yuuの日記


庭の桃の花は新芽に変わろうとしています・・・。
目薬だけでなく飲み薬を貰ってきました・・・。眼底の血管を蘇生させる薬だそうです・・・。
パソコンの画面は光が強くつかれます・・・。
皆様の所へお邪魔出来ませんがお許し下さい・・・。
お元気で・・・ご自愛を・・・。

2006/04/11 眼下の先生に安静にと・・・。

2006-04-11 16:23:00 | Yuuの日記


今日眼科に行ってきました・・・。昨日九太郎を風呂に入れているとき眼がちかちかし糸やゴミが走りそれが続いたのです・・・。これは大変と直ぐに安静に・・・。横になりました・・・。
インターネット検索で調べると網膜剥離の症状なのです・・・。悶々とした夜をどうにか過ごし、レーザー手術を覚悟し眼科へ・・・。いろいろと検査をしました・・・。疲れ目・・・歳を取るとこんな症状が出るとのこと・・・。少し安心・・・。安静にと言うことで・・・。
「麗老」の連載を少し休みます・・・。日記も書けないときがあるかも知れません・・・。
簡単な書き込みしかできないかと・・・。ご返事が叶わないときがありますが・・・。お許し下さい・・・。

2006/04/10 雨の倉敷暮れていく・・・。

2006-04-10 17:10:05 | Yuuの日記




今日は一日中雨が降り続いている桜は大丈夫か二三日雨が降るのか・・・。

麗老(15)

 妙子のお腹は少しずつ大きくなっていた。悪阻もそんなに酷くなく変わらぬ生活が出来ていた。
 雄吉は時たま田んぼに出て水の張り具合を見て歩いた。
「除草剤を撒いてくれた」
「いいや」
「あんたらしい」
「自然農法がいい」
「作るより買った方が安いし」
「どうなの」
「なに」
「調子」
「大丈夫」
「暑くなるから大変」
「あなたが・・・」
「この家は涼しいから・・・」
「私本当に母になるんだ」
 妙子は穏やかな顔になっていた。自信が現れているように思えた。女は母になることで初めて完成する。せり出したお腹を突き出して歩く姿にそれは見えた。そんな妙子に愛おしさが増す勇吉だった。
「なに」
「女らしくなった」
「だって、女だもの」
「まだ夢を見ているようだ」
「幸せだわ」
「そう」
「残念ね、私のこの気持ちがわからなくて・・・」
「女でないから・・・」
「濡れた」
「えっ!」
「女の幸せ」
 妙子は勇吉の手を取っておなかに持って行った。
「ここにあなたがいる・・・誰でもいいと思っていたけどあなたで良かった」
「本当に・・・」
「ええ、あなたじゃなくては嫌」
 お腹が熱くなっていた。そこは新しい命が息づいている様に思えた。(以下次号)

終日雨そぼ降る雨が静かに降りてきているが・・・。少し寒いか・・・。
民主党の小沢が58パーセントの支持率とは・・・。気分気まぐれのこのと人に ・・・。もはや狸に騙されたのか・・・。
桜満開と・・・テレビは報じるが・・・。昨日花見に行ったがカメラ忘れた・・・。白い桜の花びらが印象的・・・。何という桜だろうか・・・。

騙されたつもりで・・・。

世界の車窓から(vol.2)世界の車窓から
放送18年、渡航国96カ国、走行距離60万km!
世界中を取材した番組スタッフが厳選する鉄道の旅シリーズの第2弾!
スタッフが取材中に撮りおろした貴重な写真と紀行文、そして、本と連動した迫力ある映像があなたを感動の鉄道旅行へと誘います。
シリーズ第2弾は、アルプスと湖が織り成す絶景を走るスイスの鉄道、豪華列車で大陸を横断するカナディアン鉄道、ゴビ砂漠からモンゴルの大草原を走る中国・モンゴル鉄道、海と動物と出会うニュージーランド鉄道など、全10ルートを紹介します。
その他特集は、「イギリス保存鉄道」「中南米、秘境鉄道の旅」は2本立て!
【内容】
ルート1 アルプスと湖が織り成す絶景を行く スイス鉄道の旅
ルート2 光あふれる幻想的な世界を駆ける モロッコ鉄道の旅
ルート3 豪華列車でロッキー山脈へ向かう カナダ大陸横断鉄道の旅
ルート4 地方色豊かな田舎をめぐる フランス鉄道の旅 ほか全10ルート
・巻末特別付録 『撮影隊のロケスケジュール』 番組スタッフが実際に使ったロケスケジュール
・特典DVD(思わず旅に出たくなるハイライト映像満載。音楽:溝口肇)
本96カ国を撮影してきた番組が送る。写真と映像・音楽が誘う感動の旅。
【目次】
1 アルプスと湖が織り成す絶景を行くスイス鉄道の旅(ジュネーヴ~モントルー~インターラーケン~ユングフラウヨッホ~ルツェルン)/2 光あふれる幻想的な世界を駆けるモロッコ鉄道の旅(マラケシュ~カサブランカ~ラバト~メクネス~フェズ~ウジダ)/3 豪華列車でロッキー山脈へ向かうカナダ大陸横断鉄道の旅(トロント~ウィニペグ~ジャスパー~バンクーバー)/4 地方色豊かな田舎をめぐるフランス鉄道の旅(パリ~オーセール~クレルモン・フェラン~ミヨー~トゥールーズ)/5 果てしなく続く砂漠から草原の国へ中国・モンゴル鉄道の旅(北京~張家口~大同~ウランバートル~エルデネト)/6 手つかずの自然あふれる海岸線を走るニュージーランド鉄道の旅(クライストチャーチ~カイコウラ~ピクトン)/7 プラハ発ルーマニアの原風景を訪ねて東ヨーロッパ鉄道の旅(プラハ~ブダペスト~ブカレスト~クルージ・ナポカ~シゲット・マルマツィエイ~スチャヴァ)/8 砂糖きび畑の大地を走る情熱の列車キューバ鉄道の旅(ハバナ~サンタ・クララ~カマグエイ~サンティアゴ・デ・クーバ)/9 秋色に染まりゆく森と湖の国フィンランド周遊鉄道の旅(ヘルシンキ~トゥルク~ロヴァニエミ~ケミヤルヴィ~カヤーニ~ヨエンスー)/10 バオバブの林を抜けてアフリカ内陸部へセネガル・マリ鉄道の旅(ダカール~ティエス~キディラ~カイ~バマコ)
武州路・上州路をゆく武州路・上州路をゆく
武蔵野の面影と上州の旅情を楽しむ!現代の町並のなかにも歴史街道の風情を残す中山道は武州・上州の旅路。詳細地図と写真、紀行文で街道歩きの楽しみとともに史跡・名所を紹介したトラベルガイドの決定版。
【目次】
板橋宿/蕨宿/浦和宿/大宮宿/上尾宿/桶川宿/鴻巣宿/熊谷宿/深谷宿/本庄宿/新町宿/倉賀野宿/高崎宿/板鼻宿/安中宿/松井田宿/坂本宿
えんぴつで奥の細道えんぴつで奥の細道
松尾芭蕉の名紀行文『奥の細道』を、一字ずつお手本にそって書き写すための練習帳。芭蕉が目にしたもの、耳にしたもの、出会った人々の姿をそのまま追体験する。一日にちょうどいい分量が一つの章としてまとめられているので学びやすい。脚注、現代語訳もついている。(松)
元禄二年(一六八九)の早春に出立、日光、平泉を巡って日本海に出、金沢を経て大垣にいたるまでの一六〇日の大行脚。芭蕉がもっとも強く心血を注いだ散文『奥の細道』を深く味わう、まったく新しいテキストブック。
【目次】
序章―月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。/旅立―弥生も末の七日、明ぼのゝ空朧々として、/草加―ことし元禄二とせにや、奥羽長途の行脚、/室の八島―室の八島に詣す。/仏五左衛門―卅日、日光山の麓に泊る。/日光―卯月朔日、御山に詣拝す。/黒髪山・曾良―黒髪山は霞かゝりて、雪いまだ白し。/裏見の滝―廿余丁山を登って滝有。/那須の黒羽へ―那須の黒ばねと云所に知人あれば、/黒羽―黒羽の館代浄坊寺何がしの方に音信る。〔ほか〕

 雨がふる桜を散らしふる雨は
花見の客に恨みかうのか

2006/04/10桃の花散りゆく果てに新芽だし枝は広げて実をつける桃



2006/04/09 花見に・・・。

2006-04-09 20:30:31 | Yuuの日記


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晴れ今日は桜見物で一杯満開なのか散り始めたのか何年かぶりに見に行く・・・。

麗老(14)

「また、草を毟っていたの」
 雄吉は草取りをしていると後ろから妙子が声を掛けた。
「はい」
「あなたが草を取ると直ぐに生えてくると思ったら毟っているだけだった」
「根まで取れば・・・」
「あんたには無理ね」
 妙子は頬をゆるめて言った。
 雄吉は草の根まで取ることはしなかったのだ。
「優しい・・・除草剤をまく私は悪魔・・・。それに小さな生き物も殺さないし・・・殺虫剤をまく私は・・・」
「そんな生き方をしてきてないから・・・。六十を過ぎて余計にその強さは増したようだね」
「あなたの好きにしていいわ」
「命の重みが・・・」
「それも自然の摂理なのだ」
「鶏や豚や牛を食べているのにと言いたいんだろう」
「人が殺してくれたものはいいんだ」
「そうでもないけど・・・」
「いいの、そんなに向きにならなくても・・・」
「人は矛盾しているね」
「赤ちゃんが出来た」
「えっ?」
「妊娠」
「そう、あのとき全身の力が吸い取られるようだったから・・・」
「産みたい」
「いいのか」
「いけないと言って産む」
「今・・・」
「三ヶ月」
「二十歳に成った時、八十か・・・」
「私は五十八」
「孫だね・・・。一休さんは八十で子をなしたか・・・」
「嬉しくない?」
「恥ずかしいね」
「あなたが恥ずかしがっていては、私はどうするの」
「今より、大事にしなくてはね」
「何もしなくていい、今まで通りで」
 妙子は逞しく見えた。命を宿した女は強くなると言うことは本当だと雄吉は思った。夕日が空を焼き沈もうとしていた。明日は天気だと思いながら見詰めていた。
妙子の妊娠を雄吉は驚かなかった。それは妙子の体の変化より先に予感していたことだったからだ。雄吉は新しい命に責任を感じていたが・・・。(以下次号)

桜見物の客のマナーはやはり悪い・・・。自分のもって行ったものくらいもって返れと言いたい・・・。桜がかわいそうではないか・・・。100メートル道路の中にある公園には桜が咲き誇っていたが・・・。車を止めるところがなくて横断歩道に止めて通行人の邪魔・・・。自分たちさえ良ければいいのか・・・。このところとみに人身が乱れたのか・・・。刹那的に行動する・・・。そのエネルギーを不正に対してデモでもするものに変えなくては・・・この国は良くならない・・・。
明日からは雨に成ると言うが・・・。寒くなるのか・・・。桜を散らすのか・・・。

本は心の肥やしになるのか・・・。

ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室ひげうさぎ先生のだれでも書ける文章教室真似から始める文章教室〈縮約練習法〉真似から始める文章教室〈縮約練習法〉
中高年のための文章読本中高年のための文章読本
市民講座の文章教室に通う中高年が増えている。だが、いざ「作品」を読んでみると、なんと退屈きわまりないことか。りっぱなこと、えらそうなことを書こうとするからだ。自分にしか書けない“創造的な文章”はどうすれば書けるのだろうか?長年蓄えた知識や肩書はいったん捨てて、キラッと光る、一回限りの表現をめざしてみよう。それは、自分の後半生の新しい姿を模索することでもあるのだから。一読三嘆!いまだかつて無かったフリースタイル文章術。書くことのよろこびを通して、“私”をとりもどす。中高年のスゴイ作品満載。
【目次】
第1章 肩書のない一人の人間として/第2章 誤れる文章観/第3章 “自分にしか書けないこと”の追究―創造的文章の方法1/第4章 文章は“目”で書く―創造的文章の方法2/第5章 “メモ”や“走り書き”の鮮度を生かす―創造的文章の方法3/第6章 文章セラピー―書くことのよろこび

私もまた語り部として生きる
東京・西新宿の高層ビル48階、朝日カルチャーセンターの文章教室「書いて語るそれぞれの20世紀」の講座からこの本は生まれました。30歳代から80歳までの幅広い年齢層の「市民」たちが自身たどった戦中、戦後を描き切っています。同世代はもちろんもっと若い世代も含めた多くの人びとへこのメッセージを贈ります。敗戦、引き揚げ、復興、経済大国、学校、そしてボーダレスの世紀へ。
【目次】
序章 広島・長崎、そしてアウシュビッツ。人間の「業」におののく/第1章 敗戦、そして引き揚げ。「よくぞ生き延びた」が実感/第2章 不死鳥のように蘇生する日本。禍福よじれて…。/第3章 ボーダレスの時代―国境・国籍を超える視点/第4章 「20世紀のあなた」への手紙/終章 環境、沖縄、宇宙、憲法―21世紀に残された宿題


 桜花雨風吹いて花弁は
         緑の上に何を散らすか

 2006/04/09ドライブで少し遠出の花見して散る花びらを献花とぞ思う
          


2006/04/08 風が花びらを散らしたか・・・。

2006-04-08 18:08:52 | Yuuの日記




晴れているが風が強い昨日の天気は一日だけかだけど洗濯物は良く乾いた・・・。

麗老(13)

 田植えも無事に済んだ。雨の長く続く気節だった。
 雄吉は幸せに包まれながら鹿脅しの音を聞き雨の庭を見詰めていた。今まで何とも思わなかった風景が約束されたもののように思えた。眼の前にあるものの総ては雄吉のために誰かが作り施してくれているような感覚に陥っていた。生活の一瞬一瞬が前もって誰かの手で準備されているのだという錯覚を持つのだった。自分と同じ現実を生きている人があることを不思議に思った。
 雄吉と妙子は引き合う磁石だった。
「昨日は落ちた」
「落としたの、私が・・・」
「青空を泳ぎ柔らかな草原へ・・・」
「奈落の底がこんなにいいものだとは・・・」
「ストンと舞台から消えて・・・こんな事初めて・・・」
「忘れていたものだったよ」
「生きていて良かった」
「そうだね」
「何度か死のう思った」
「そんなことあったの」
「弱かった、躓いたことを後悔した」
「・・・」
「父と二人の生活に耐えられなかった」」
「・・・」
「認知症の父と・・・壮絶な戦いだった」
「・・・」」
「それもあなたへの道のりだった」
「・・・」
「ご免なさい・・・今が幸せだから言えた」
 雄吉はじっと妙子の言葉を聞いていた。
 妙子は時として感傷的になった。そんな妙子をいじらしいと雄吉は思った。日々の生活の中で新しい妙子を発見することに新鮮さを感じた。
「愛したことがない。愛されたことがなかった」
「心の中に君が広がっているよ」
「いいの」
「いいよ」
「こんないいことあった。あなたを愛して・・・」
 雄吉は歳のことを忘れていた。若かった頃のひたむきに生きた情熱が返ってきたような思いがしていた。寡黙で朴訥な雄吉を詩人にさせていた。(以下次号)

今日は風が強い、春の嵐のようだ・・・。夕方には雲が覆って鬱陶しくなった・・・雨が降るのか・・・。
昨日からスロットゲームに嵌っているが・・・やったら止められない・・・。

何を読めばいいか・・・。

冲方式ストーリー創作塾
キミにもあの名作『マルドゥック・スクランブル』が書ける!!
「小説や物語が好きだし、なんとなく自分も書いてみたいけど一体どうすればいいの?」
と考えているアナタ。そんなアナタのために、今ライトノベル界でもっとも旬な作家“冲方丁”が一肌脱ぎます!
あの名作『マルドゥック・スクランブル』の書き方など、秘蔵のストーリー創作のテクニックや秘訣を初公開。
ライトノベルを中心に、アニメ、ゲームのシナリオ・マンガ原作に相通ずる創作手法を具体的かつ包み隠さず徹底伝授します!
【目次】
【ホームルーム】本書について
「小説が書けるようになると、何か良いことがあるんですか?」/「技術論を書いているヒマがあったら、小説を書いた方が良いんじゃないですか?」/「技術論は、とっても偉い作家が書くものじゃないんですか?」/「作家が書いたものは、誰にも真似できないものである」/「小説家は孤高・孤独・孤立でなければならず、情報交換をするのはみっともない」/「他のメディアにふれることは、小説を書く上での参考にはならない」
【1時間目】マルドゥック・スクランブルの書き方
STEP1:編集者の要請/STEP2:種書き/STEP3:骨書き/STEP4:筋《休み時間その1》デビューする前に決めたこと
【2時間目】カオスレギオンの書き方
STEP1:主要人物の種書き/STEP2:プロット/STEP3:人物とプロットの調整/STEP4:交渉――そして推敲
《休み時間その2》アシスタント制度
【3時間目】蒼穹のファフナーの書き方
STEP1:人物とプロット/STEP2:ぶった切り/STEP3:再構成/STEP4:執筆
《休み時間その3》作家性
【4時間目】とりあえず書いてみましょう
その一 主題探しのコツ/その二 テレビ番組遊び/その三 擬人化遊び/その四 四コマ漫画/その五 パロディ
《お昼休み》新人を取り巻く状況について
【5時間目】こんな風に言われたんですが
「説得力がない」と言われました/「リアリティがない、作品にのめり込めない」と言われました/「意外性がないよ」と言われました/「意外性がないよ」と言われました2/「君の作品は目新しさがない、面白味がない」といったことを言われました/「インパクトがない」と言われました/「感情移入できない」と言われました/「文章が下手だ」と言われました
《放課後》読む娯楽から、書く娯楽へ
さっそく応募! 新人賞募集要項一覧
冲方式ストーリー創作塾
キミにも『マルドゥック・スクランブル』が書ける!ライトノベルからゲームシナリオまで創作手法のすべてを包み隠さず徹底伝授。
【目次】
ホームルーム 本書について/1時間目 マルドゥック・スクランブルの書き方/2時間目 カオスレギオンの書き方/3時間目 蒼穹のファフナーの書き方/4時間目 とりあえず書いてみましょう/5時間目 こんな風に言われたんですが

 風寒し激しい風が春を吹く
桃に桜は遊ばれて散る

2006/04/08明日は花見を・・・雨か風か・・・。



2006/04/07 倉敷は桜満開・・・。

2006-04-07 17:29:03 | Yuuの日記




晴れ今日はいい天気になったぽかぽかした陽気でこれで桜も満開か・・・。

麗老(12)

 雄吉は夢のような生活だと思った。人生に流されることも流れることもそれが定めなら甘んじて受けようという気持ちが沸いてきていた。今までは受け身の生活をしていたのだ、これからは拘束と約束の中で生きていたと言うことだ。それに理性が・・・。少し考えを変え、少し道を違えば新しい生活が待っていたというのか・・・。変わらぬ日々のなか子供たちを育て仕事一筋の人生に何があったというのか・・・。それはそれはなりに充実したものであったが。
 雄吉は目の前が開け今の幸せを噛みしめていた。
 妙子の家には簡素な山水の庭があって池に鯉が泳いでいた。
「籾の芽が出た」
「暖かい日が続いているから」
 妙子はそう言って雄吉の側に座って庭石を眺めた。妙子の肌はしっとりとし前よりまして女らしくなっていた。
「こうしているとまるで夫婦みたい」
「ご近所から何か言われないかい」
「言われたっていい」
「勇気があるね」
「もう、人の眼を気にして生きる事は辞めた」
「だけど・・・」
「さんざん言われた、男を引き込んでいるって・・・」
「平気なの」
「誰にも迷惑を掛けていないもの」
「私のように年寄りでは・・・」
「言わないで、私があなたを好きだと言うことだけでいい」
「これからどうすれば・・・」
「田植えを手伝って欲しい」
「手伝うよ」
「愛してくれなくていい・・・愛させて・・・」
「こんな気持ち何十年ぶりだろう」
「心臓に良くない」
「落としていたものを見つけた気分だよ」
「落としていたの」
「ああ、探さなかった」
「探せば良かったのに」
「足下に落ちていたのに見つけようとしなかった」
「私は探した、探す場所を間違えてた」
「君に見つけて貰った」
「今度は見つけてよ、迷子になったら・・・」
「いいよ、必ず見つけるよ」
 雄吉は妙子の肩を抱いた。
前向きに歩き続けなくてはならない、これから妙子探しの旅が始まるのだと思った。( 以下次号)

洗濯の花が咲いていた・・・。良く乾いたことだろう・・・。寝ているとカバーをはがされた・・・。
迷える民主党、党首小沢になる・・・。壊し屋と呼ばれた人の手腕を見せていただこうか・・・。この人は自民党にいたらとっくに首相になっていたか・・・。政権交代は出来るのか・・・。口先だけで真実身がないように思えるが・・・。永田を斬ることが出来なかったのに政治を切れるのか・・・。凋落に拍車を掛け乗るか・・・。

勉強に・・・。

エッセイの花束エッセイの花束
伝統ある朝日カルチャーセンターに、私の「エッセイの書き方講座」が開設されて四半世紀たちました。各地の生涯学習の場で注目されるに価いする長さではないでしょうか。収められた作品には、ささやかではありますが抜きさしならぬ人生が詰めこまれています。普通の人びとの生き方に共感し、エッセイとしての完成度を確かめたのしむため、そしてご自身がエッセイを書くときの参考になさるため、この花束をどうぞお受けとりください。
【目次】
父と母(阿久津あや子)/晩年のある日(阿久津あや子)/素敵な人(天野京子)/我が家の味噌事情(天野京子)/カウボーイの街(牛堂佐紀)/やっぱり紫(臼田洋子)/頑張って(臼田洋子)/想い出の中から(浦田光雄)/おばあちゃんと熊野を歩く(岡佳津子)/日曜日は朝風呂で(岡佳津子)〔ほか〕
論作文の奥義(〔2004年度版〕)論作文の奥義
「光る文章の書き方」を伝授。必勝のパターン免許皆伝。
【目次】
第1章 入社試験の課題/第2章 合格答案/第3章 必勝のパターン/第4章 表記の基準(文末表現―敬体と常体/原稿用紙の使い方/句読点/文の成分/用字用語/その他の注意すべきことがら)/第5章 例文集(「私のセールスポイント」/「学生時代に打ち込んだこと」 ほか)/補講「エントリーシートの書き方講座」/通信添削「光る文章の書き方講座」
すぐ役立つ女性の手紙文例集すぐ役立つ女性の手紙文例集
絵手紙派、従来の手紙派、カジュアル派など、どんなタイプの手紙にも対応できるのが本書の特徴です。もちろんeメールも基本は全く同じです。本書をかたわらに置いていただき、手紙好きの人はさらにその輪を広げ、筆不精の人は第2章の手紙の書き方講座で、どんな手紙も手軽に書けるようになってください。
【目次】
第1章 楽しくビジュアルにオリジナルレターをつくろう/第2章 手紙の書き方講座/第3章 贈り物に添える手紙/第4章 お祝いの手紙/第5章 お礼の手紙/第6章 通知・案内の手紙/第7章 結婚の手紙/第8章 お見舞い・いたわりの手紙/第9章 就職活動の手紙/第10章 年賀状と暑中・寒中見舞い/第11章 弔事と仏事の手紙

いますぐ本を書こう!いますぐ本を書こう!
ハイブロー武蔵流「知的生産」術。読者と共に感じていける文章を書こう。
【目次】
本を書く、文章を書くために―心構え、考え方/文章を考える/テーマの見つけ方、企画の立て方/全体の構成、タイトル、オビ等/本をめぐる話/ベストセラーに学ぶ/本講座のまとめ

 ほのぼのと春の陽射しが降る頃は
桃に桜が咲き誇る今

2006/04/07このところいくら眠っても眠くてしょうがない春の陽気は・・・。



2006/04/06 春が小休止・・・。

2006-04-06 19:09:36 | Yuuの日記




晴れたり曇ったりそんな天気だが少し事寒さが残っている明日は晴れるか・・・。

麗老(11)

 妙子は昼間に雄吉の家に現れるようになった。
「草餅が美味しそうだから買ってきた」
「アイスクリームが食べたいから・・・」
 妙子は土産をいつも買って来た。夕餉を作り一緒に食べることもあり、寿司やラーメンを食べに行くこともあった。
 妙子が来る様になって部屋は綺麗になっていた。大人しそうに見えるが、よく笑い良く喋った。雄吉はその明るさに救われた。じめじめしとした性格だったら付き合って行けなかっただろう。リードするのは妙子だった。
「苗床を手伝って欲しいの」
「いいよ」
「去年は一人でやった」
「疲れたね」
「ほっといたから収穫はあまりなかった」
「でも、食べられるだけあったんだろう」
「十分に」
「稲は作ったことがないから・・・」
「ここを引き払って私の所に来たら」
 妙子は突然に言った。
「ここに出入りしていると奥さんに焼き餅を焼かれるわ」
「そんなことを気にしていたの」
「するは・・・」
 雄吉はこれも定めかという風に従うことにしたのだった。家は長男に譲ることにした。
「親父大丈夫なの」
「騙されてない」
「歳が離れすぎていない」
「捨てられて、泣くんじゃない」
「はっきりとした方がいいよ、俺たちはどちらも賛成だから」
「家は貰っておく」
「弟には山をやって」
 長男はさばさばと言い放ったのだった。
「何もなくなった」
 と、妙子に言った。
「私だけの人になった」 
 妙子は笑った。
 籾を蒔いて黒いビニールで覆いをした。
「さてと、夕食を奢らなくては・・・行きましょう」
 妙子がハンドルをとった。山間のレストランで食事をした。帰りに車は池の側にあるラブホテルに吸いこまれて行った。(以下次号)

今日眠い・・・春眠暁を覚えずか・・・。
九太郎が又恋の気節を迎えている・・・。喧しくて眠られないので外に繋ぐことが多くなった・・・。明かりが暗闇に溶け込んでいくなか川を見詰めているが・・・。今から虚勢をしてもいい結果がないと言うが・・・。虚勢は最初のさかりの前にすることが望ましいと言うことを知ったが・・・。遅いか・・・。パイプカットとたまたまをとる二つの方法が・・・。大人しくなり喧しくなくなると言うが・・・。自然の摂理を壊すことが・・・。近頃、猫が歩いているところを見たことがない・・・少なくなっているのだろうか・・・。それに引き替えなんと犬の多いことか・・・。猫の額と同じで肩身が狭くなったのか・・・。

こけなんかはどうでしょうか・・・。

作家養成塾作家養成塾
長年プロの作家として活躍し、後身の指導も熱心に行っている著者ならではのわかりやすい切り口で、小説の書き方を伝授。原稿は枚数に応じた内容を書く、デビュー作で扱うのに不向きな素材など、実戦テク満載。
現役作家にして小説講座のカリスマ講師。数十人に及ぶ門下生をデビューさせた著者が、“作家になりたい”あなたへ送る実戦テク満載の指南書。
【目次】
第1章 書き始める前に全体をつかむ(小説を書く前に/原稿は枚数に応じて書くべき ほか)/第2章 書きたい素材で長さを決める(長編・短編の向き不向きを自覚する/視点の転変はミステリーで最大のタブー ほか)/第3章 絶対に取れる新人賞(オリジナリティなしの作品に採用なし/いかにしてオリジナリティを見出すか? ほか)/第4章 オリジナリティこそ最大の武器(お笑い・滑稽路線は難しい/拙速応募はするべからず)/第5章 「持ち込み」デビューをする(「持ち込み」デビューとは?/「持ち込み」に持っていくもの ほか)
【著者紹介】
若桜木 虔(わかおぎ けん)
1947年、静岡県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。NHKカルチャーセンター、読売文化センターで小説講座の講師を担当し、12名の生徒をプロ・デビューさせている。『プロ作家養成講座』(小社刊)をはじめ、300冊以上の著作があるほか、作家集団、霧島那智の筆名で時代小説やシュミレーション小説を200冊以上上梓している。ベストセラーにランキングされた作品も数多い。
ミステリを書く! 10のステップミステリを書く! 10のステップテレビドラマ創作講座
上手に童話を書くための本上手に童話を書くための本
子どもに本を読み聞かせるだけでなく、自分でも童話を創作してみたいというお母さんや保育者が増えています。また、児童文学の好きな学生や会社勤めの人の中にも童話を書きたいという人が少なくありません。そのための専門学校ができたり、各地で開かれているカルチャー教室にも、たいてい童話創作講座が置かれています。しかし、講座に行けなかったり、講座で勉強しても、いざ自分で書いてみると、子どもの作文みたいになったり、類型的な童話になったり、なかなか思うようにいかないと悩んでいる人がいます。そんな人たちのために、どうすれば上手に童話を書けるか、具体的に作品を例示しながら解説したのが本書です。そもそろ童話とはどういうものか、どういう作品が子どもの心をとらえるのか、素材のさがし方やテーマの選び方からその表現方法まで、多岐にわたってわかりやすく書いてあります。特に気をつけたのは、それぞれの資質にあわせて、自由に創作の勉強ができるようにしたことです。
【目次】
第1章 なにをどう描くか/第2章 テーマの生かし方/第3章 どんな方法で描くか/第4章 ファンタジーの描き方/第5章 印象に残る仕上げ方

 桃の花開花は七分風の中
そよぐ花びら空に舞ける

2006/04/06夕方は寒さもゆるみ快適な時間を明日は桜も満開か・・・。



2006/04/05 桃は咲いたが桜はまだか・・・。

2006-04-05 17:57:29 | Yuuの日記




晴れていたが肌寒い一日でした桃の花は5分咲き辺りが明るくなったようです・・・。

麗老(10)

「安っぽい女でしょうか」
「私も初めてです」
「お嫌らなられた」
「いいんですか、こんなことになって」
「この歳になったら、もう何も失うものはありませんから。心の赴くままに生きたいと・・・」
「私に鬼になれと・・・」
「女の生活を忍従の中に閉じこめてきた社会に抵抗をしようと決めたんです・・・好きな人が出来たら私から誘おうと決めていたんです」
 妙子は庭のようやく咲き始めた五月を見ながら言った。
「私で良いのですか」
「一人で飲んでおられる後ろ姿を見て・・・その哀愁に惹かれたのです」
「これから食事でも」
 雄吉は話を変え不器用に誘った。
瀬戸大橋の見える海岸線を走った。穏やかな海が 広がっていた。雄吉はそこを走って山間のレストランへの道を走っていた。山肌にはツツジが咲こうとしている時期であった。
「なんだかこうなるように定められていたみたいです」
 妙子は運転している雄吉の肩に頬を寄せて言った。雄吉も何年も連れ添った人のように感じていた。妙子をいじらしく眺めた。
 雄吉は二十数年ぶりに男を感じさわやかな気分の中にいた。沸々と蘇る気力を感じ目の前が開かれたように思った。
 谷間の小川をまたぐように山小屋風の建物が造られていた。
 潺の音が床を通して聞こえて、鳥の囀りが静寂を破っていた。
「ここは奥さんと来たところですか」
 妙子は口元に運びながら言った。
「いいえ、忍びの男女がよく来るそうです」
「いい処ですね。こんな処を知っておられるなんて隅に置けないです」
「初めてです」
「嬉しい」
「私たち、どのように映っているのでしょう」
「さあ・・・」
「人目を忍んで・・・。美味しい・・・」
「時間は・・・」
「誰も待っている人はいない」
「そうですね」
 山に夕闇が迫っていた。風が出たのか木立がざわめいていた。(以下次号)

麗老・・・もう雄吉も妙子も言うことを聴かなくなった・・・。一人歩きを始めているのです・・・。私はそんな聖人君子ではないと雄吉が耳元でささやく・・・そんな女に書かないで、そんなの嫌・・・と妙子が文句を言うのです・・・。書いていてあれそうじゃないだろうと言うことがしばしば・・・そっちじゃないよと止めても駄目・・・。どうなるのだろうか・・・。怖い・・・。30枚でそんな葛藤が・・・。
目が疲れる、プロ野球、メジャーリーグ、パソコンと・・・終日画面を見つめているので・・・。こんな時はブルベリーを食べるといいと言うが・・・。
民主は狸と狐で党首選挙か・・・。この二人の時代は去ったと思っていたが・・・。ますますどうにもならない党になっていくのか・・・。小泉の高笑いが聞こえてくる・・・。
夕餉は昨日ラーメンを食べに行ったが休みで・・・ドイツレストランへ行ったので・・・今日はミンチカツでも作ろうかと・・・。劇団員が来るのでみんなにと・・・。

買って得するものは・・・

バカにならないための100の名言バカにならないための100の名言
いい言葉は、“人生の視野”を広げてくれる!稀代の読書家、辛口評論家が思わず唸った、キラリ!と光る戦後日本の名言・名句の数々。
【目次】
1 「人の世」を生きる知恵(上等な劣等感/個性 ほか)/2 「日本」を考える視点(無法者/計画経済 ほか)/3 バカにならないための「読書」(本の効用/奇策 ほか)/4 「歴史」と向き合い、「歴史」に学ぶ(戦後政治/言論人 ほか)/5 「教養」を深める愉しみ(ことば/短文 ほか)

定年の身じたく定年の身じたく
もう」ではなく「まだ」。仕事を離れ本当の自由を得る定年は新しい自分との出会いの時。こころも体も健康に、パワフルエイジを楽しもう!自分を生かすお金の使い方、生きがいを見つけるヒント、おしゃれの健康効果、免疫力をつける生活法、夫婦関係を一新する一言、自惚れの効用、医者との上手なつきあい方等、老いや孤独を恐れず、円熟力で愉快に生きる知恵を臨床医経験30余年の石川先生が提案。
【目次】
第1章 “生きがい”を再発見する喜び―心のハリを保つとっておきの秘訣とは(“人生80年”の時代に/「生涯青春」を生きるキーワード ほか)/第2章 人づき合いで10倍幸せになる―孤独な老人にならないために(「夫婦」の法則/家族ぐるみのつき合い上手になるために ほか)/第3章 上手に若々しく歳をとる人―医者に頼らない身体と精神のバランス術(ライフサイクルの変化に気づく/病気と医者とうまくつき合う ほか)/第4章 こころ愉しく定年を待つ―仕事をまっとうして会社と別れる心構え(あなたの定年の挨拶/仕事は未完のまま去れ ほか)

輝いて生きる知恵輝いて生きる知恵
95歳の今もなお、講演に執筆に東奔西走の日々を送る松原泰道さんの姿に、私たちは命を上手に運んできた名人の証を見ます。
【目次】
第1章 般若心経を聞く(本当に自分を愛するなら、わが胸に知恵の光をかき立てましょう。/あなた方の心の中には仏様がお宿りになっていらっしゃるのです。/すべてのものは移り変わっていく。だからいまを大事にしなければなりません。 ほか)/第2章 一期一会(知恵とは自分で考えて、自分で行動することです。/訪れる人には微笑みを。去り行く人には幸せを。/運がいいことと幸せとは別の問題です。運が悪くても幸せな人はいるものです。 ほか)/第3章 食事訓に学ぶ知恵(お食事のときは、ほかのことを考えてはいけません。/「いただきます」とは、生きるために、多くの命を犠牲にしていることへの心からの呻きなのです。/一人の人間がこの世に生まれてくること、それがどんなに大変なことでしょう。 ほか)


碧空を見せずに今日は春終わり
寒い一日明日はどうかな

 2006/04/05寒かったがそれでもやはり春なのかぬ向けばかりが襲ってきた・・・。




2006/04/04 倉敷は雨・・・。

2006-04-04 17:42:21 | Yuuの日記


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雲空の後雨になりました少し寒い日桃は昨日より花びらを開いたが・・・。

麗老(9)

 妙子は前夫の暴力がたまらずに離婚したと言った。酒飲みで飲んだら暴力を振るったという。子供は欲しかったが出来なかったと言った。別れた後、父の遺産で食べてきたと言った。食べるだけの土はあり米だけ植えているのでと言った。借家も何軒かあり毎月その収入が入ってくると言った。
「私に何も責任を感じてくれなくていいんです・・・。一人で生きていくだけの経済力はありますから」
「それでは私に何をしろと言うのですか」
「お互いを拘束しなくて、時々こうしてお茶やお話の相手をして下さればいいのです」
 雄吉は何をどのように考えればいいのか戸惑っていた。
「お嫌でなかったらですけれど・・・」
「それは・・・」
「お嫌でしたら面と向かっては辛いし・・・電話ででも」
「いいえ、実を言うと女将から言われて断り切れずに・・・」
「やはり、ご迷惑だったのですね」
「そんなことはありません、今では良かったと・・・」
「嬉しいわ」
「・・・」
「こんなに話をしたの、初めてです。あなたの前ですと素直に言葉が・・・」
「私は一日中家にいてテレビを見ているだけでした」
「船をお持ちとか」
「漁船ですが」
「山に畑をお持ちとか」
「はい、猫の額くらいですが」
「田植えを手伝って下さると嬉しいのですけれど」
「はい、喜んで」
 雄吉は魔法にかかったように言いなりになっていた。それが嫌ではなかった。
「あなたの部屋が見たいわ」
 雄吉は周章てた。まだ布団を敷いたままであったのだ。
「まだ・・・」
「片付けてあげます」
 雄吉は案内した。
「こんなことは初めですの」
 妙子は衣服を脱ぎ裸になって布団に横になった。雄吉は唖然とし呆然と眺めた。油ののりきった女体がそこにあった。
雄吉は夢だ夢だと心の中で叫んでいた。(以下次号)

昼に起きたらヤンキース開幕戦をやっていた・・・。松井は四打数 四安打そのうち昨年に引き続き開幕ホームランとは・・・。wbc戦に出ていれば四番で打てたか・・・。出ていれば韓国戦は楽ら勝てたか・・・。松井はヤンキースの世界一に総てを賭けていたのだが・・・。
夕餉は家人とラーメンでも食べに行くか・・・。

良寛詩の書き方良寛詩の書き方詩の書き方おしえてよ(5・6年)"詩の書き方おしえてよ
スプーンの上にぼくが乗っていたスプーンの上にぼくが乗っていた
今日を生きる中学生の詩。言葉の遊びの詩から大人への旅立ちの詩まで。詩の教室が生んだ独創的な作品とその鑑賞。
【目次】
中学生の詩と鑑賞(オレはサソリのチンコロを食うんだぞ/スカートをひるがえして/春は無限軌道にのって/魔女のいたずらに気をつけなさい娘たち/自分の中で炎がかけまわる/銀のつばさを持つ灰色のネコ/少女の首が転がって赤黒い血がとび散った/時間を自由にあやつる小鳥)/私の詩教育

 雨の音冬の時より大きくなった
心の迷い洗い落として

 2006/04/04ヤンキースが開幕大勝松井はホームラン・・・wbcでは打てたか・・・。




2006/04/03 桃が咲く・・・。

2006-04-03 18:09:36 | Yuuの日記




晴れた今日は暖かくいい天気桃の花びらが3分咲き明日は満開か・・・。

麗老(8)

「今日はどこかへお出掛け」
「いいえ」
「何か違うわ」
「そう」
「明るくなった」
「服を変えたから」
「艶がよくなったわ」
「石鹸で顔を洗ったから」
「考えてくれた」
「なに・・・」
「この前の話」
「逢うだけなら」
「そう」
「どっちでもいい」
「悔しい」
「なぜ」
「断ると思っていたの」
「断ればいいの」
「後は上手くやって」
「なにを・・・」
「知りません」
「初めてだから・・・」
「そこまで責任は持てませんよ」
「責任て・・・」
 数日後、女将は妙子を紹介したのだった。おとなしそうな女性だった。背に長い黒髪を垂らしていた。黒目がちの理知的な人だった。
 雄吉は動揺することなく応接できた。こんなことがあっていいと思っていなかったから平常心で話すことが出来た。何もなくて元々だということだった。雄吉は寡黙で妙子の話を聴いているだけだった。
 妙子は酒を何杯もあけこんなことは初めてだと言った。
 逢った次の日、突然妙子が雄吉の家に現れた。
「一度逢っています・・・私から女将に頼みましたの」
 応接間に案内した雄吉に妙子は言った。
 雄吉は心を平静に保つことが出来なくなっていた。
「綺麗に片付けているのね」
と、当たりを見ながら言った。この家に女性が来たことはなかった。雄吉は周章ててカーテンを開き窓を開けた。淀んだ空気を入れ変えたかった。
「押しかけて来て・・・そこまで来たものですから・・・」
と、妙子は言い訳をした。(次回に続く)

晴れて暖かく眠気がしてボーとした一日・・・。こんな日はぼんやりと・・・。
体がだるい・・・。

こんな本を見つけた・・・。

楽天ブックストップページ

 桃の花薄いピンクの花びらを
ぱっと開いて空仰ぎ見て

 2006/04/03倉敷は桜の開花が遅いと言うが全国で桜見物マナーが不足・・・。




2006/04/02 春の雨が・・・。

2006-04-02 19:05:15 | Yuuの日記


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今日は一日雨が降り叩いていた今はやんで曇り空が・・・。

麗老(7)

 一日がこんなに長いとは思わなかった。何もしないでボーとしていると時は過ぎないのだった。これには雄吉も困った。自由に生きると言う事がこくなに大変だとは・・・仕事を選べはよかったと思った。食べてテレビを見て眠る、そんな生活は一種の拷問だった。助かるのは、プロ野球が始まっているとだった。時間つぶしには格好だった。何処のファンということもなく見るのが好きだった。というより何処でもよくテレビの画面に何かが映っていればよかったのだ。
 こんな生活をしていれば完全におかしくなると思った。妻を亡くして鬱になり苦しんだ経験があった。何か夢中になるものはないかと探した。趣味を持たない雄吉にとってそれは中々見つからなかった。とにかく、明日は庭の草取りでもしょうと思った。毎日のスケジュールを作ることにした。
 野球を見ながら小腹が捨てたのでお茶漬けを啜り込んだ。
「三十八歳か」
 言葉がもれていた。意識してなくても何かを期待している心があるのか、寂しさ故に何かを求めたのか、女将の声が聞こえた。そう言ってくれることはいやなことではなくありがたい言葉だった。
 雄吉は定めに従順に生きてきていた。ここは逆らうことなく流れよう、それが定めならと思った。
 妻を亡くして、それ以来女性との関係はなかった。誘ってくれる友もいたが行くことはなかった。潔癖症ではなくただのものくさだった。お茶飲み友達がいてもいいなと最近思うようになっていた。仕事をしているときは一人の寂しさは感じなかったが、一日何をすると言うこともなく過ごすとき心き広がる孤独感を感じるのであった。
「散髪をして、デパートに行って最近はやりの洋服を買って・・・」と、雄吉は考えた。生まれ変わろう、そのためにはまず身だしなみからだと思った。外見をかえれば何かが変わるかもしれないと思い実行することにしたのだった。

以下次号・・・。

家の中の花瓶の桃は一輪二輪と花びらを開き始めました・・・。家の中が暖かいのでしょう・・・。
テレビを見ながらうとうとと、春眠暁を覚えず・・・。まだ寒いので風邪を引かぬように・・・。

熊野古道みちくさひとりある記熊野古道みちくさひとりある記
本書は、約800年前、後鳥羽院の参詣に随行した歌人藤原定家が書き残した「熊野道之間愚記」(通称「御幸記」)を正味16日間かけて辿り、連綿と続いた熊野信仰の根源をさぐった体験記である。写真を多数掲載し、社寺等についても詳細な解説を付した。
【目次】
京都編(はるかなる熊野/古道の起点 ほか)/大阪編(上町台地/三十石船とくらわんか舟 ほか)/紀伊路編(紀三井寺に立ち寄る/紀ノ川の渡し場の王子 ほか)/中辺路編(南方熊楠を訪ねて/花と西行 ほか)/熊野三山編(遠くからトトロの歌が聞こえる…/もうすぐ本宮大社 ほか)/終章(紀州の郷土食「茶がゆ」―川湯/湯の花が創り出した本尊―湯ノ峯 ほか)
夢のまた夢夢のまた夢
「九十歳にならなければわからないことがある…」著者の鋭くたおやかな感性が「究極の愛の姿」を鮮明に描き出す。老と知が渾然と輝く珠玉のエッセイ。
【目次】
第1部 夢のまた夢(ひとりかも寝む/西行/躁鬱症/寡聞にして/夕日はかくれて ほか)/第2部 惜別(衰えを止められぬ日々/行楽や会話の楽しみを失う/俺も復活せねばならん/突然の入院/主治医との初めての話し合い ほか)

隠遁の思想
かつて、隠遁とは世俗世界を離脱して辺境に赴くことであった。そして、その背後にはもう一つの世界の存立が予感されていた。原郷世界である。原郷世界とは、人びとが本来そこに在るべきはずの世界であり、自己の生の究極の拠り所とは何かの問いに対する答えてして存立した。隠遁とはまさに、その原郷世界を目指すことに他ならなかったのだ。西行の隠遁を中心に考察される本書は、原郷を失って久しい現代人に、そこに近接する通路を示す。
【目次】
序章 なぜ隠遁か―夏目漱石『行人』をてがかりとして/第1章 世俗世界からの離脱/第2章 辺境への往還/第3章 原郷世界の夢想

 桃の花開いて春の香り撒き
人の心を和ませるのか

2006/04/02まだまだ寒い日が・・・。おしゃれの春が来てほしい・・・。