yuuの夢物語

夢の数々をここに語り綴りたい

2006/04/07 倉敷は桜満開・・・。

2006-04-07 17:29:03 | Yuuの日記




晴れ今日はいい天気になったぽかぽかした陽気でこれで桜も満開か・・・。

麗老(12)

 雄吉は夢のような生活だと思った。人生に流されることも流れることもそれが定めなら甘んじて受けようという気持ちが沸いてきていた。今までは受け身の生活をしていたのだ、これからは拘束と約束の中で生きていたと言うことだ。それに理性が・・・。少し考えを変え、少し道を違えば新しい生活が待っていたというのか・・・。変わらぬ日々のなか子供たちを育て仕事一筋の人生に何があったというのか・・・。それはそれはなりに充実したものであったが。
 雄吉は目の前が開け今の幸せを噛みしめていた。
 妙子の家には簡素な山水の庭があって池に鯉が泳いでいた。
「籾の芽が出た」
「暖かい日が続いているから」
 妙子はそう言って雄吉の側に座って庭石を眺めた。妙子の肌はしっとりとし前よりまして女らしくなっていた。
「こうしているとまるで夫婦みたい」
「ご近所から何か言われないかい」
「言われたっていい」
「勇気があるね」
「もう、人の眼を気にして生きる事は辞めた」
「だけど・・・」
「さんざん言われた、男を引き込んでいるって・・・」
「平気なの」
「誰にも迷惑を掛けていないもの」
「私のように年寄りでは・・・」
「言わないで、私があなたを好きだと言うことだけでいい」
「これからどうすれば・・・」
「田植えを手伝って欲しい」
「手伝うよ」
「愛してくれなくていい・・・愛させて・・・」
「こんな気持ち何十年ぶりだろう」
「心臓に良くない」
「落としていたものを見つけた気分だよ」
「落としていたの」
「ああ、探さなかった」
「探せば良かったのに」
「足下に落ちていたのに見つけようとしなかった」
「私は探した、探す場所を間違えてた」
「君に見つけて貰った」
「今度は見つけてよ、迷子になったら・・・」
「いいよ、必ず見つけるよ」
 雄吉は妙子の肩を抱いた。
前向きに歩き続けなくてはならない、これから妙子探しの旅が始まるのだと思った。( 以下次号)

洗濯の花が咲いていた・・・。良く乾いたことだろう・・・。寝ているとカバーをはがされた・・・。
迷える民主党、党首小沢になる・・・。壊し屋と呼ばれた人の手腕を見せていただこうか・・・。この人は自民党にいたらとっくに首相になっていたか・・・。政権交代は出来るのか・・・。口先だけで真実身がないように思えるが・・・。永田を斬ることが出来なかったのに政治を切れるのか・・・。凋落に拍車を掛け乗るか・・・。

勉強に・・・。

エッセイの花束エッセイの花束
伝統ある朝日カルチャーセンターに、私の「エッセイの書き方講座」が開設されて四半世紀たちました。各地の生涯学習の場で注目されるに価いする長さではないでしょうか。収められた作品には、ささやかではありますが抜きさしならぬ人生が詰めこまれています。普通の人びとの生き方に共感し、エッセイとしての完成度を確かめたのしむため、そしてご自身がエッセイを書くときの参考になさるため、この花束をどうぞお受けとりください。
【目次】
父と母(阿久津あや子)/晩年のある日(阿久津あや子)/素敵な人(天野京子)/我が家の味噌事情(天野京子)/カウボーイの街(牛堂佐紀)/やっぱり紫(臼田洋子)/頑張って(臼田洋子)/想い出の中から(浦田光雄)/おばあちゃんと熊野を歩く(岡佳津子)/日曜日は朝風呂で(岡佳津子)〔ほか〕
論作文の奥義(〔2004年度版〕)論作文の奥義
「光る文章の書き方」を伝授。必勝のパターン免許皆伝。
【目次】
第1章 入社試験の課題/第2章 合格答案/第3章 必勝のパターン/第4章 表記の基準(文末表現―敬体と常体/原稿用紙の使い方/句読点/文の成分/用字用語/その他の注意すべきことがら)/第5章 例文集(「私のセールスポイント」/「学生時代に打ち込んだこと」 ほか)/補講「エントリーシートの書き方講座」/通信添削「光る文章の書き方講座」
すぐ役立つ女性の手紙文例集すぐ役立つ女性の手紙文例集
絵手紙派、従来の手紙派、カジュアル派など、どんなタイプの手紙にも対応できるのが本書の特徴です。もちろんeメールも基本は全く同じです。本書をかたわらに置いていただき、手紙好きの人はさらにその輪を広げ、筆不精の人は第2章の手紙の書き方講座で、どんな手紙も手軽に書けるようになってください。
【目次】
第1章 楽しくビジュアルにオリジナルレターをつくろう/第2章 手紙の書き方講座/第3章 贈り物に添える手紙/第4章 お祝いの手紙/第5章 お礼の手紙/第6章 通知・案内の手紙/第7章 結婚の手紙/第8章 お見舞い・いたわりの手紙/第9章 就職活動の手紙/第10章 年賀状と暑中・寒中見舞い/第11章 弔事と仏事の手紙

いますぐ本を書こう!いますぐ本を書こう!
ハイブロー武蔵流「知的生産」術。読者と共に感じていける文章を書こう。
【目次】
本を書く、文章を書くために―心構え、考え方/文章を考える/テーマの見つけ方、企画の立て方/全体の構成、タイトル、オビ等/本をめぐる話/ベストセラーに学ぶ/本講座のまとめ

 ほのぼのと春の陽射しが降る頃は
桃に桜が咲き誇る今

2006/04/07このところいくら眠っても眠くてしょうがない春の陽気は・・・。