峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

夏一番

2007年07月21日 | 町内会長
子供たちにとって待望の夏休みが始まりました。私の方は、少し忙しくなります。
せみの声が次第に大きくなってきていますが、どんよりとした曇り空が広がり、蒸し暑い日が続いています。梅雨明けが待たれます。

午前中3時間の夏期講習がスタートしました。夏休みだからこそやれることがあります。子供たち一人ひとりの心のつぶやきに耳を澄まし、彼らの伸びていこうとする気持ちに添っていきたいと思っています。

ナイターソフトボール大会の日にちが迫ってきました。体育部長が仕事の都合で、なかなかことがさばけません。勢い、私が肩代わりすることが多くなります。
午前中、女房どのに先日の抽選会で決まった試合の日時、トーナメント表などを記した案内を作ってもらい、来週金曜日に開くご高齢者の食事会の案内と共に、午後から1軒1軒出場・出欠の確認を取りながら配って回りました。

この蒸し暑さです。町内会を1周すると汗が噴き出ます。実に、いい運動になります。こうやって、しばしば町内会を回るのですが、これが私のいい運動になっているというのはさておき、ご高齢者の特に、お一人暮らしのご高齢者のご様子を伺ういい機会になっています。それをみなさんが、ありがたがってくださることが励みにもなっています。
ともかく、毎日の家の掃除、時々の町内会や我が家の庭仕事、そして、みなさんのご機嫌を伺うための町内会一周、こうしてみると私に特別な運動は必要なさそうです。

町内会を1周して家に戻ると、すでに夕方です。きょうは里町内会のお祭りにご招待をいただいています。早速着替えを済ませ、女房どのに車で送ってもらいました。

里町内会のお祭りは大変古い伝統のあるものだそうです。昔から町内会のお世話をなさってこられたみなさんにいろんなお話を伺いました。また、町長を始め、何人もの町議のみなさん方もお見えでしたので、それぞれ個別にいろんな話をさせていただくことができました。

そうそう、ビールの速飲み競争に参加させられました。ビール瓶1本を誰が速く空けられるかというものです。口石の町内会長さんが1番でした。ビールはゆっくり、さしつさされついただくものです。ねっ!
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開く

2007年07月20日 | 家族
お昼過ぎ、絵理子さんから大学職員採用の内定の通知があった旨、電話がありました。

大学卒業後、高校生の頃からの憧れであった旅行会社に就職し、思う存分仕事をしていた絵理子さんでしたが、彼女が何より楽しみにしているのは、結婚して子供を産み、育てることでした。
この春、学生時代からの恋人である梅田さんが大学院を卒業し、就職が決まり、結婚のことを具体的に考え始めたとき、その仕事を続けるのが無理なことは明白でした。それほど過酷【かこく】な勤務状況だったのです。

そこで、若い2人で話し合ったのでしょう。絵理子さんは、スパッと会社を辞める決心をし、昨年のお盆を過ぎた頃だったでしょうか、会社に退職の意思を伝えました。有難いことに、会社側からは希望する地への転勤等の打診を受けたそうですが、少しの悔いも残すことのないほど仕事に情熱を傾けた日々が、彼女に何の未練も残させなかったようでした。結局、昨年の12月いっぱいで退職し、今年の1月まで仕事の引継ぎをし、新たなステップを踏むことになりました。

ただし、今年の正月に帰ってきたときは、本人も私たち夫婦も、彼らは自然と結婚に向かうのだろうと漠然【ばくぜん】と思っていただけで、具体的には何一つ決まっているわけではありませんでした。
そんな中、絵理子さんの就業【しゅうぎょう】に対する意欲は強いものがありました。自立した一人の社会人であるためには、女性であっても職業を持つべきだと、かねがね子供たちに話してきましたが、それが彼女の胸の中に根付いていたのかもしれません。
梅田さんの勤務地が福岡県になるだろうということもあり、空港に惹かれるというので、挑戦してごらんと話したものでした。

それが3月の帰省の際、国公立大学法人等職員採用試験を受けるに変っていました。本人なりにいろいろ考えた末での結論だったようです。
ところが、第一次試験の期日が5月20日というではありませんか。いかにも準備不足は否めません。また、第一次試験の受験者数を聞いたところ、なんと4,600名を超えるといいいます。それに対し、九州地区の採用予定数は全部で75です。実に60倍強の狭き門です。
それが、あれよあれよと選考を潜【くぐ】り抜け、17日の最終面接にまで残っていたのでした。
本人は、第一次試験はともかく、第二次試験の最初の集団討論後から「失敗した」「みなさん、すごい方ばかり」とまったく自信が無かったようでしたが、幸運にもきょう、内定の通知をもらうことになったのでした。

17日の最終面接が終わった後、2・3日のうちに連絡があると聞いていたので、昨日・きょうと、女房どのと2人、気をもんで待っていましたが、嬉しい報せにホッとしました。

それにしても、我が家の娘たちはいずれ劣らぬ強運の持ち主ぞろいです。
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共感の輪を広げよう

2007年07月19日 | 町内会長
今回の参院選の選挙公報が午前中、役場から届けられました。それを各班の所帯数に応じて分け、各班長さん宅まで届けます。
夕方、ようやく時間を見つけ配り始めました。この日、最初に訪れた11班は瀟洒【しょうしゃ】な民間のアパートを含みます。今年度の班長は、私の高校時代からの悪友の息子であり、私のかつての教え子でもある慎介くん夫婦が務めています。慎介くんも、もう30代です。

このアパートには6世帯のご家族が入居しておられ、そのうち2軒のお宅が町内会に入っていただいています。この日、班長さん宅を訪れると、4軒のお宅の奥さん方が小さい子供たちを遊ばせながら、談笑していらっしゃるところでした。みなさん顔なじみです。ご挨拶しながら慎介くんの奥さんに配布物を渡すと、彼女は待ってましたと言わんばかりに彼女の左側にいらした方を示しながら「町内会に入りたいそうです!」
でかした、慎介くんの奥さん!!
「町内会は楽しいですよ、ねぇ~」とすでに町内会に入っているお2人に相槌【あいづち】を求めると「婦人部なんか、いろいろ作れて楽しかよ」と応じてくれました。

その後、夏祭りの出し物のことで話が盛り上がり、昨年度の班長にカキ氷の機械・ワタ飴の機械・万国旗まで調達をしてもらうことになりました。
たこ焼きの鉄板も慎介くん宅、前年度班長宅、そして我が家と3つそろうことになり、なんと、慎介くんがたこ焼きの作り方の名手だということも判明しました。これで、たこ焼き担当、決定!です。

人が寄れば、いろんなことができます。

いけないまた油を売ってしまいました。選挙公報を配るのはこれからでした。日が暮れかけています。
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南に北に

2007年07月18日 | 暮らし
このところ心身ともに多忙に拍車が掛かっています。嬉しいばかりです。

きょうは有紀さんの通う高校の体育祭でした。女房どのも職場で暇をいただき、2人で出かけました。車でちょうど1時間半、ハウステンボスを過ぎ、川棚町・東彼杵【そのぎ】町・大村市と大好きな大村湾沿いをドライブです。

我が家の子供たちは、ずっと体育祭が好きでした。長女の絵理子さんの高校3年時のダンスリーダーのパフォーマンスは見事なものでした。
有紀さんも、くるみさんも中学3年のとき、応援団長をやりました。有紀さん、高校生最後の体育祭も学ランを着て応援のリーダーをやっていました。

体育祭が終わった後、佐々に戻り、今度は平戸に向かいました。大学時代の大先輩の斉藤先生が平戸の旗松亭【きしょうて】に夕方入られるということでした。
車を走らせること約50分、歴史とロマンの街・平戸、何時来ても何ともいえない風情【ふぜい】があります。

斉藤先生とは丸々35年ほどお会いしていませんでしたが、バスを降りてこられる先輩の様子はまったくお変わりありませんでした。斉藤先生も、私のことを少しも変わっていないと仰ってくださいました。

せっかくの再会でしたが、今夜はあいにく町内会のソフトボール練習の日でした。体育部長の磯本さんに事情があり、この日はお休み、グラウンドの使用の手続き、用具の準備からすべて私がやらざるを得ないこともあり、とんぼ返りしなければならない状況で、それでもお顔を見るだけで十分でした。学生時代、寝食【しんしょく】を共にした先輩・後輩、同期とは、年に1度の賀状や、たまの電話1本で心は通じ合っています。
女房どのに選んでもらったお土産をお渡し、固い握手を交わし、失礼しました。

ホテルを出て駐車場に歩きかけ、ふと、来年の「日帰り温泉バス旅行」の候補地として、ここもいいなと思い立ち、時間もなかったのですがフロントに引き返し、その旨お伝えすると、企画部予約課の主任・森さんという方が丁寧に応接してくださいました。

折り返し、時計とスピードメーターの針を気にかけながら、佐々町へと車を走らせました。夕方6時過ぎに佐々町到着、女房どのは再び学校に戻っています。くるみさんもまだ帰ってきていません。みぃーちゃんに食事を与え、塾の準備をさっと済ませ、それから有線放送など、ばたばたと準備を行い千本グラウンドに向かいました。
結局、練習を途中で抜けられず、最後まで練習に参加した後、ナイターの照明を落とし、グラウンド使用の日誌をつけ、鍵を町の公民館に戻し、汗まみれのTシャツのまま、午後9時過ぎから塾生の前に立ちました。
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教育の曲がり角

2007年07月17日 | 学校教育
今年度の生徒募集のパンフレットができたのでと佐賀清和学園の教頭先生が訪ねてこられました。もう3年間、生徒を送っていないし、佐世保で行われる清和学園の学校説明会にも出かけていないのに、こうして年に2度、3度の訪問をいただいています。

現代の学校教育に問題点が多いこと、学習塾の在り方も問われなければならないことなどをお話しました。

佐賀清和学園は、佐賀県で初めて中高一貫のシステムを導入した学校です。その後、中高一貫システムを採用する学校は私立が3校、公立が3校できました。
中高一貫システムというのは、要は大学進学に有利な仕組みです。

佐賀清和学園は、あと4年で創立100周年を迎えられるそうです。それを機に、新たにどのような学校にするのかの模索を始めているところだと教頭先生はお話でした。
佐賀清和学園だけでなく、私たちの国の教育が曲がり角を迎えていることだけは間違いありません。
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平凡な暮らし

2007年07月16日 | 父親と子
7月15日は長女・絵理子さんの25歳の誕生日でした。
たまたま、年齢早見表を見ていて面白いことに気付きました。絵理子さんが昭和57年生まれの25歳で、私が昭和25年生まれの57歳なのです。家族で盛り上がっていました。

台風一過、昨日の晴天から見て、一気に梅雨明けかと思いきや、そうは問屋が卸(おろ)さないようです。朝から雨でした。
みんなで昼ごはんをいただき、ゴロンと横になり、夏の甲子園の県大会を見ていたら、いつの間にか眠り込んでいました。
体が欲していたのでしょう。このところの慢性的な睡眠不足を解消するかのように、ぐっすり、夕方まで眠っていました。
目を覚ますと、窓の外には青空が広がっています。早速、作業着に着替え庭仕事です。2時間みっちり汗を流しました。

きょうは、新潟・長野で地震があり、大変な目にあっておられる人たちの様子が伝えられました。被害にあわれたみなさん方に心からお悔やみ・お見舞い申し上げます。
このような災害に遭遇すると、穏やかで平凡な暮らしが、いかに大切なものであるかをつくづく思います。
被災地のみなさんの1日でも早い復興をお祈りします。

写真は可愛らしいニイニイゼミです。
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本当の思いはどこにある

2007年07月15日 | 暮らし
今宵は、里町内会の夏祭りへのご招待を受けていました。昼間、町内会の氏子総代の松本さんと打ち合わせをし、今年初めての祭りを楽しみにしていました。ところが、神社に台風による被害が出たとのことで順延の連絡をいただきました。
こちらは、今回の台風の直撃は免れましたが、ことのほか勢力の大きな台風だったとのこと、思わぬところで被害が出ているようです。

台風一過、本当に久しぶりに青空を見たようでした。好天に誘われるように日中、思いっきり庭仕事をしました。
汗を流して働くのは、何故、気持ちがいいのでしょう。それは、私にやましいところがあるからに違いありません。つまり、意識下で楽をしたい、できることならば、楽をして儲【もう】けたいと私は考えているのです。
しかし、、それが実現できたとしても、決して心が安らぐことのないことを、かろうじて私は分かっているのかもしれません。

私の中の私が、より簡素に、より率直に生きてごらんとささやきます。
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導かれるように

2007年07月14日 | 町内会長
朝、町内会の副会長から、迷子の犬を保護している。メールでその犬の写真を送ったから見てほしい旨、電話が入りました。
早速、メールを開くと可愛いマルチーズ風の小型犬です。見覚えありますが、町内会で犬を飼っていらっしゃるお宅はけっこうあるので特定できません。あそこのでは、ここのではと話しつつ、とりあえず有線放送をすることにしました。

放送後、すぐに川島さん(仮名)の息子さんが名乗り出てこられました。保護してくれている副会長のところまで犬を引き取りに行き、ワンちゃんが脱走したいきさつなどをを聞いたりして、ワンちゃんは無事、飼い主の許へ帰ることになりました。

ところで、川島さんの息子さんさんと会うのは久しぶりでした。現在、ハウステンボス町にある長崎国際大学の大学院で地域福祉について学んでいるとかで、まさに我が西町町内会が目指しているのが言われるところの「地域福祉」なんだということで、じゃあ、山本主税先生は知っているだろうなどと立ち話で大いに盛り上がりました。
彼も、熱心にフィールドワークをやっているようですが、肝心の地元に貢献できていな点が気になっていたようでした。
酒は飲めるか聞くと「かなり!」という答、そのうち飲もうと言うと、毎日、朝から夜まで忙しくしているが、誘ってもらったら、空けますと元気に応えてくれました。

彼と何か、新しい取り組みができるかもしれません。
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あの頃の俺は

2007年07月13日 | スポーツ
午後7時からの小学生のPTCAに顔を出し、家に戻り、教室で塾生と向かい合っていると、内線でボクシング部の斉藤さんから電話が入っているとの女房どのよりの連絡です。学生時代、ボクシングをかじっていました。
この年になっても大学時代の先輩や同期から年に数度電話が入ります。斉藤さんは大先輩で、当時、体育会本部のコーチをしておられましたが、ちょっとした事情があり、私の1年生の秋のデビュー戦に備え、わざわざ学部までコーチに来てくださったのでした。
今宵【こよい】も、斉藤先生は、私が高校時代から始めていれば、世界を狙える選手だった。センスがあったと当時を振り返り持ち上げてくださいました(ちょうど4年前に『宝物をいただいた日』という題でこのことを書いていました)。

それにしても、数年ぶりの斉藤先生からの電話でした。来週、親しい人たちとのご旅行で長崎から平戸まで回られるようで私を思い出されとのことでした。

斉藤先生は、現在ボクシング部OB会の総務を担当しておられます。いろいろな祝賀会等に毎年ご案内をいただいていますが、なかなか上京する機会に恵まれません。電話で、先輩方の近況をいろいろと伺いました。
斉藤先生とは35年くらいお会いしていません。この機会に、平戸の宿泊先に先生を訪ねてみようと思っています。
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英気【えいき】を養う

2007年07月12日 | 民生児童委員
10・11日と佐々民生児童委員協議会の仲間と熊本方面に視察研修旅行に出かけていました。出発の朝、約束の場所に向かうまで、あれこれと懸案事項が頭の中を駆け巡り旅行気分でもなかったのですが、バスに乗り込むと同時に旅行の間、日常を忘れるようスイッチを切り替えました。
ただ、10日の夜、町内会のメンバーでナイターソフトボールの練習をする予定があり、降雨の場合の手はずを体育部長と副会長に頼んでおきましたが、やはり佐々の天気が気になり、体育部長とメールで連絡をとっていました。
熊本県も両日、雨模様でしたが、幸いなことに、私たちがバスを降りて歩くときは雨にたたられることもなく、いい視察をすることができ、また、温泉につかり、ご馳走をいただき、たっぷりと英気を養うことができました。

昨夕、佐々到着は予定通り5時50分でした。女房どのと到着場所の文化会館で待ち合わせ、お土産等の荷物を渡し、その文化会館で6時から開かれた保護司仲間の西尾さんの環境大臣表彰受賞の記念祝賀会に出席しました。西尾さんは洋服の名匠としても日本一の方です。
その西尾さんは30年もの長きに渡り、道路沿いの清掃・美化に努めておられます。ここ数年は公共のトイレ清掃も行っているとお聞きました。その奉仕の精神が称えられたものです。

この席でも、いい交流をはかることができました。
そんな中、あれ受け取りましたよと親しくさせていただいている町議にお声をかけていただきました。あれっていうと、と問うと、公民館前の広場に関する陳情書のことでした。
彼の所属する委員会で審議することになったそうです。今度ゆっくりということでこの夜、この話は、それ以上しませんでした。彼とは、いろんな場所で、いろんな話をしてきています。偶然、彼がその委員会の委員長ということです。きっと、分かっていただけるはずです。

再び、日常が始まっています。
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