峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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涙のヴァージンロード

2016年01月13日 | 家族

10日・日曜日結婚式当日、この夜は皆が同じホテルに宿泊することにしていたので、先ずは午前中にホテルへそれぞれの車で移動、チェックインだけ済ませ、フロントで荷物を預かってもらい、そこから結婚式場へはタクシーで向かった。

式場へ着くと、程なく女性陣は着付けに入った。やがて、和也くんのご両親が到着、あれこれ話しているうちに両方の親族が続々と到着する。紹介かれこれで親族の控室は一気に賑やかになった。
午後1時半、和也くんのお父さんと私もモーニングの着替えに入る。

午後2時30分、「親族紹介」が始まる。和也くんの親族を和也くんのお父さんが、有紀さんの親族を私が行ったが、和也くんの親族は大勢で、お父さんが名前を間違えたり、覚えていなかったりして笑いを誘った。そのおかげで皆の緊張が解け、両家揃っての写真撮影が行われた。

午後3時、いよいよ挙式が始まる。
両家の親族、来賓、新郎新婦の友人が先ずチャペルへと入って行く。ややあって、扉が開き、和也くんの入場。その後、再び閉ざされた扉の前には、この日、新郎である和也くんに結婚指輪を届ける「リングガール」の大役を仰せつかった天使2人が緊張した面持ちで控える。
間もなく扉が開き、大きな拍手に迎えられ天使2人はチャペルの中へと進んで行った。

残るは新婦・有紀さんとエスコートする私だけだ。
さぁ、いよいよ出番と緊張感が高まったところへ、「お父様、右手のスクリーンをご覧ください」との係りの言葉、なんだろうと言われた方を向くと、スクリーンには幼かった頃から次第に成長していくまでの有紀さんと私とが写った写真が、有紀さんの感謝のメッセージと共に映し出されるではないか。
思わず感極まり涙が溢れ頬を伝った。そして、それを見届けたかのようにチャペルの扉は再び開いた。仕方がない、涙がこぼれるまま有紀さんと腕を組みヴァージンロードを一歩、一歩ゆっくりと歩いた。
まったく知らされていなかった。見事に「THE VILLAS」の演出にやられてしまった。

挙式後、中庭に出て、みんなで大小色とりどりのバルーンを一斉に大空へと放つ。青空へ吸い込まれるよう舞い上がる色鮮やかなバルーン。

その後、午後3時30分より受付が始まり、午後4時から披露宴が始まった。
披露宴では、大学院入学後から今日まで公私に渡りお世話になっている恩師に温かい祝辞を頂戴したのを始め、お世話になってきた方々や数多くの先輩、同期、後輩のみなさんに趣向を凝らしたお祝いをいただいた。

楽しく感動的な披露宴もやがて終わりの時を迎えた。新郎新婦とそれぞれの家族が並び、心からの感謝を胸にみなさんをお見送りした。

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