一昨日、佐々町民生児童委員協議会の月に1度の会合に出席したが、その際、会計担当の委員から4ヶ月に1度支給される「活動費」を手渡された。
確認するため封筒をあけると、活動費の支給額が示された数字の横に「赤い羽根共同募金1.000円」とある。活動費からそれが差し引かれているのだ。私は違和感を覚えた。
間もなく会議が始まり、その件に話が及んだ。私は率直にその違和感を訴えた。
募金をするしないは、あくまでも個人の意思に基づくものだ。それを一斉に天引きするという集め方はおかしくはないか。
私の発言の後、2人の委員からやはり同様の発言が続いた。
その後の話で、10月の定例会の席上、そうする旨会計担当者から伝えてあったことが分かった。私は、その回たまたま欠席していた。
佐々町では、各種募金は、主に社会福祉協議会の依頼を受けた町内会が集める恰好となっている。
班長さんが集めにきたのを拒むのは難しい。集める方からすれば、実に上手い仕組みとなっている。
また一軒一軒、赤い羽根や封筒を配布するのが面倒だと、町内会によっては募金を予算化しているところもある。
佐々町公民館連絡協議会で2回目の研修会を行うにあたり、事前にそのことについてアンケートをとったところ、驚くことに約半数の町内会が募金を予算化していた。
ちなみに、先の町内会長会で社会福祉協議会から各町内会別に各種募金額が示された一覧表が配布された。
いかにも競わされているようで違和感を覚える。どのような意図で一覧表を配布しているのかと社会福祉協議会会長に尋ねたが、やはりその時も私の発言の後に同様の声があがった。
「めんどくさい」
時に塾生がそうこぼすことがある。
私はその都度、人間の生活が、また人間そのものがいかにめんどくさいものかを、私の日常生活を例に丁寧に話してきかせる。
面倒臭いことを抜きにして人間の暮らしは成り立たぬ。
個々人の心情より、組織の都合が優先するような社会は、やはり息苦しい。
どうすれば、人は心穏やかに生きていけるのか、丁寧に語り合いたい。
確認するため封筒をあけると、活動費の支給額が示された数字の横に「赤い羽根共同募金1.000円」とある。活動費からそれが差し引かれているのだ。私は違和感を覚えた。
間もなく会議が始まり、その件に話が及んだ。私は率直にその違和感を訴えた。
募金をするしないは、あくまでも個人の意思に基づくものだ。それを一斉に天引きするという集め方はおかしくはないか。
私の発言の後、2人の委員からやはり同様の発言が続いた。
その後の話で、10月の定例会の席上、そうする旨会計担当者から伝えてあったことが分かった。私は、その回たまたま欠席していた。
佐々町では、各種募金は、主に社会福祉協議会の依頼を受けた町内会が集める恰好となっている。
班長さんが集めにきたのを拒むのは難しい。集める方からすれば、実に上手い仕組みとなっている。
また一軒一軒、赤い羽根や封筒を配布するのが面倒だと、町内会によっては募金を予算化しているところもある。
佐々町公民館連絡協議会で2回目の研修会を行うにあたり、事前にそのことについてアンケートをとったところ、驚くことに約半数の町内会が募金を予算化していた。
ちなみに、先の町内会長会で社会福祉協議会から各町内会別に各種募金額が示された一覧表が配布された。
いかにも競わされているようで違和感を覚える。どのような意図で一覧表を配布しているのかと社会福祉協議会会長に尋ねたが、やはりその時も私の発言の後に同様の声があがった。
「めんどくさい」
時に塾生がそうこぼすことがある。
私はその都度、人間の生活が、また人間そのものがいかにめんどくさいものかを、私の日常生活を例に丁寧に話してきかせる。
面倒臭いことを抜きにして人間の暮らしは成り立たぬ。
個々人の心情より、組織の都合が優先するような社会は、やはり息苦しい。
どうすれば、人は心穏やかに生きていけるのか、丁寧に語り合いたい。