yurikago-sa

1939年生まれ
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遊びをします!!

京都御所 一般公開

2015年04月16日 | 日記

4月4日「京都御所春期一般公開と平安神宮八重紅枝垂れ桜」の

某会社のバスツアーに参加 

古都京都 明治の初めまで 歴代の天皇(帝)のお住まいであった京都御所

広大な敷地の中に おおよそ20棟といわれる 御殿と美しい庭園を拝観 

 日本の美と平安の豪華な様子が伝わる 厳かな佇まいでした 

不順なお天気がつづくなか4日は瀬戸大橋も眺めれる良い天気に恵まれました

京都御苑図 (入場のときもらった栞から)

京都御所(宮内庁の管理)は京都御苑(国民公園で環境省の管理)のなかにあります

御所内 参観順路 図

 

築地塀(ついじべい)

御所は東西250m南北450mの築地塀の中にあり 周りには6つの御門があります

築地塀の裾には御溝(みかわ)がめぐり 水が流れています

 宜秋門(ぎしゅうもん)外側

築地塀の西側の中央にあり 皇族や摂政 関白 公家さんが出入りしたそうです

拝観者は 手前(上の写真白いテント)で荷物の点検を受けてこの門をくぐり御所に入ります

全国各地から 海外からも大勢の拝観の人出でした

 

諸大夫の間 (じょうだいぶのま)の 屏風絵  

下級貴族を諸大夫といい 参内した時の控えの間としての建物で 身分の上下によって 

襖絵が異なり 格の高い順に 虎の間 鶴の間 桜の間 の部屋が東から並んでいるそうです

 

障壁画

 

新御車寄(しんみくるまよせ)

大正4年(1915年)大正天皇の即位の礼に際して

 天皇 皇后両陛下 使用の玄関として建てられたそうです

 

月華門(げっかもん)から承明門の回路に生けられていた 生け花

月華門は天皇の御殿を構成する 内郭の門で 紫宸殿(ししんでん) 南庭(だんてい))を

回廊で取り囲んだ 西側の門で東側の門は日華門(にっかもん)といいます

 

承明門(しょうめいもん)

紫宸殿(ししんでん)の南正面の門です

天皇や上皇の出入りに使われたそうです

(スキャン画像)

紫宸殿(ししんでん) 御所の中心的な建物で南に面しています

即位礼など重要な儀式が執り行われる 最も格式の高い正殿で

正殿の中央に天皇の 高御座(たかみくら)その東に皇后の御帳台(みちょうだい)が

置かれ大正天皇の即位礼に造られ 昭和天皇の即位礼もこちらで行われ

 平成天皇の即位礼の祭には 東京に運ばれたそうです

正殿の前面には白砂の南庭(だんてい)が広がり東側に 左近の桜 

西側に右近の橘が植えられています

 建礼門(けんれいもん)内側

御所の正門

天皇専用の御門です

築地塀の南面中央にあり承明門 紫宸殿の正面に位置します

建春門(けんしゅんもん)内側

築地塀の東側の南寄りにあり

勅使 皇后 皇太子の使用門です

 

一般公開の4月5日 蹴鞠保存会による蹴鞠の催しが こちらで行われます 

春興殿(しゅんこうでん)

大正天皇即位のとき 皇位とともに継承される三種の神器の一つ 

神鏡を安置する所として建てられたそうです

(スキャン画像)

清涼殿(せいりょうでん)

東向きに建てられ 平安時代には天皇の日常の生活の場でしたが 御常御殿建造後 

主に儀式の祭に使用されるようになったそうです 

御殿の前面に 右に呉竹(くれたけ) 左に漢竹(かわたけ)が植えられています 

 清 

小御所(こごしょ) 諸々の儀式 皇太子元服の儀式などが行われる場所

昭和29年(1954)鴨川の花火大会の飛び火で焼失 同33年に復元されたそうです

舞楽の美しい人形が展示されていました

 

 

御池庭(おいけにわ)

池を中心とした回遊式庭園

前面は洲浜で その中に舟着への飛び石を置き右手に欅橋(けやきばし)が架かり

対岸には樹木を配し 色々な景色を楽しむことができます

御学問所(おがくもんじょ)の左面  天皇 親王 内親王の勉学をされた所

また月次の和歌の会などが行われたそうです

御学問所 正面

小御所と御学問所の間に 蹴鞠の庭があります

足で蹴って下に落とさないようにする遊びです

御常御殿(おつねごてん)   (お借りした画像)

豊臣秀吉献上の建物といわれろ御殿 中は天皇 女官の大小15の部屋があり

天皇の部屋は金箔の障壁画で覆われた豪華なもので

 天皇の日常の生活の場として使用され 御所の中で最も大きな御殿です

 

御常御殿の 金箔や最高の絵具を使った障壁画のコピーが展示されていました

 

御内庭(ごないてい)

松を中心とし曲折した池に 石橋を架けた庭で 奥に茶室があります

まずくて長いブログと写真で お疲れのことでしょう 御所のお庭を見て癒してください

 

 

御涼所(おすずみしょ)

天皇の夏季の納涼のための御座所として使われ東からの風を

受けるために東面が広く造られているそうです 奥には茶室を備えています

  

 御三間(おみま) 

内部は下段の間 中段の間 上段の間に区切られ それぞれの部屋には見事な襖絵があるそうです  

七夕や祖先の供養(盂蘭盆会うらぼんえ)などの内々の行事に使われたそうです

清所門(せいしょもん)外側

清所門は平常の日の御所参観(参観休止日もあります)の受付所になっており

参観の出入り口にもなっています 一般公開の時は出口になります

車返桜 駐車場から宣秋門への道路の左にあります

サトザクラの品種で八重咲き 別名御所御車返し(ごしょみぐるまかえし)といわれ

後水尾天皇(ごみずのおてんのう)が外出された時 あまりの美しさに 

御車を返され 鑑賞されたことから この名が付けられたといわれています

長々おわりまで お付き合いくださいましてありがとうございました

大勢の人で写真を撮るのに夢中((+_+)) もう一度 秋の一般公開に来て

 ゆ~くりと御所内を拝観したいと思います

つぎは平安神宮 神苑の八重紅枝垂れ桜を愛でにまいります

 おしまい


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