yurikago-sa

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四国八十八ケ所 第四十六番札所 浄瑠璃寺

2014年09月26日 | 日記

四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝  第8回 

平成26年7月28日 天気雨   第四十六 医王山 浄瑠璃寺を参詣しました

浄瑠璃寺は 708年行基菩薩が仏教布教のため この地を訪れ 仏法を修行する 適地として

伽藍を建立 薬師如来像を刻み本尊とし 脇侍に日光・月光菩薩と十二神将を刻んで安置して

寺名を薬師如来の別名である 瑠璃光如来にちなんで浄瑠璃寺と名づけました 

807年唐から帰国した 弘法大師がこの地を訪れ 荒廃した伽藍を修復し 霊場に定められ

その後 荒廃と再興を繰り返し 1688~1704年に 火災でほとんどの堂宇など焼失

1785年地元の庄屋から住職になった尭音(ぎょうおん)が 托鉢をしながら

全国を行脚して その浄財で現在の本堂 その他の諸堂を再興されたそうです

浄瑠璃寺境内

  

浄瑠璃寺は 山門はなく道路から数段の石段を上るとすぐに境内になります

 

            納経所                       手水場

  

本堂に向かって左手前に 仏足石

お釈迦さんの足裏「千福輪」が刻まれた石を 素足で踏み

お釈迦さまの ご真言「のうまくさんまんだ ぼだなんばく」を3回唱えると

健脚 交通安全にご利益があるそうです

 

七福神の一つ弁財天を お祀りしている 一願弁天堂 

一つの願いを叶えてくれます

一顧弁才天は美貌、智慧、福徳、芸術 安産にご利益があるそうです

 

境内に入ると 正面奥に 本堂 幕はキルトです

ご本尊は 薬師如来  ご真言 おんころころ せんだりまとうぎ そわか 

病気を治し 長命 衣食を満たして下さり 特に眼病に 霊験があるといわれています

 

本堂の右に 大師堂                         大師堂の内陣 

 内陣の布で出来ているものは 紺地に真言宗豊山派のキルトが施されています 

 

          太師堂に お大師さまの誕生佛       本堂の縁先に おびんずるさま

     抱っこしたら 優しい 温かな気持ちになれます

  

境内に入ると右に 鐘楼 「薬師十二願の鐘」と呼ばれています

 撞けば12の願いが叶うそうです

      

仏手石

お釈迦さんの指紋に 手を当てて 知恵と 技能の上達を祈願します 

 指の間に張られた水かきのお釈迦様の手で 漏れなくすくって下さるといいます

 

鎮魂の皿  第二次世界大戦で戦死された方達の供養塔です

お名前や戦争のこと 家族のことなど書いた 300枚のお皿が塔にはりついています

  

イブキビャクシン と もみ大師

弘法大師が加持したといわれる 樹齢1000年の大樹 松山市の 天然記念物に指定されています

もみ大師は 現物の籾にお大師さまが描かれ 本堂?大師堂?に奉納されているそうです

これは 拡大複写の石像だそうです  五穀豊穣 延命のご利益があるそうです

水子地蔵

    

燈ぼさつ

人生に知恵の灯を照らしてくれる ご利益があるそうです

 

説法石

お釈迦さんが説法をした霊鷲山の石を封じ込んでいる 説法石は

石に腰を掛けて祈願するそうです

 

九横ふうじ石

九横ふうじ石 は九つの災難 不治の病・暴力・非行・淫酒・火傷・水難

・獣蛇にかまれる  崖から転落・毒あたり・飢え渇きの 災難を封じ込めてくれるそうです

写経を埋納し供養します

 

万霊塔 土台に 「生きとし生けるもの 命永久に 安らかに」 と書かれています

人間のために犠牲になった総ての生き物の供養塔です

六地蔵尊

六地蔵は 悩み苦しむ人々を救ってくださる 六種類の地蔵菩薩さまです

お地蔵さまは人間界だけでなく 六道と呼ばれる六つの世界

地獄道 餓鬼道 畜生道 修羅道 人間道 天道を 救済する菩薩さまです

   

境内にはさまざまな縁起の 石像や石碑が 配され たくさんの利益をいただける浄瑠璃寺さんです

  つぎ47番札所 八坂寺まで 約1.2km バスで約4分です

 おしまい

  

       

 

 

 

 

左に本坊と納経所

 

巡拝の礼儀作法
1.お大師さまの出迎えに対する礼儀として、山門で合掌一礼。
2.門内に入り、手洗いで口をすすぎ、手を洗い、身を清める、鐘楼堂にて、特に決まりを書いていない場合はゆっくりと二打する。
3.本堂に参り、納め札または写経を所定の場所に納める、お賽銭、お供え物等をあげ、蝋燭(1本)をあげ、線香(3本)をあげ、合掌して経本にしたがってお参りをする。
4、大師堂に参る、本堂と同じ順序でお参りをする。
5.他のお堂もお参りする。
6.お参りが終わってから、納経所でお納経を受ける。
7.お大師さまのお見送りに対する御礼として、寺を出る時、山門にて合掌一礼。・・これが巡拝の礼儀作法だそうです。