雑誌で、明大の先生で評論家の藤本由香里さんが
『少女マンガに育てられた人生です。』
と、お勧めしていた
【9月のポピィ(一条ゆかり)】をお取り寄せ。
最近、密かにコツコツ漫画をお取り寄せしている私。
三篇の長編傑作集で読みごたえもたっぷり。
さて、【9月のポピィ】
子供の頃の初恋の人を想い続けるポピィ。
ある日現れた、ちょっぴり不良な先生レイニーが
実はその彼なんだけど。
カッコよくて、ちょっと悪くて
でもフトした折に影のあるレイニー。
そして、もう一人。
長い銀髪をなびかせる幼馴染のシルバー。
やさしくてセクシーで頭もよくて
男気もある究極のモテ男。
その上、生徒会長!
昔の漫画って、
ありえなさ過ぎる設定が夢いっぱい。
情報が乏しいその頃の少女達は、
『もしかしたら、本当に!?』
と、鼻の下に鉛筆を挟んで、窓から見えるお星様を
眺めて妄想していたのではないかしら。
藤本さんの著書も面白そう。