乙女的日記*B

永遠の乙女を目指す日記。(B面)

『そんな言い方ないだろう。』

2005-06-07 | 
 


 先日、ちょっと『あぁぁぁ。』と、思うことがありました。
 人と『とある事』を話していたら
 その『とある事』がその人も関連している事に
 話しているうちに気がつき始めました。
 『マズイ。。』と、思いながら修正が上手く行かず、
 『そんなつもりは全く無いのに相手を不快にさせる事がある。』
 と、いう事に反省しました。
 
 こういう事はよくあります。
 気が知れた友人との間では、
 『あっ!ごめん。そんなつもりじゃないんだよ。』
 『大丈夫。分かっているから。』と、なり
 あぁ。有難き幸せ。
 君が好きだ・・・と、なるのですが。

 気をつけなくてはなりません。

 『そんな言い方ないだろう。』梶原しげる 新潮新書
  
 前回の『口のききかた』が面白かったのと、
 パラリとめくって、自分が嫌いな言い回しが沢山あったのと、
 『自分、使っているかも!』の言い回しがあったので。

 気をつけなくてはなりません。

 そして、気に障る言い回しに『フム。』と思ったところで、
 『おぉ。自分は正しいのだな。』と、確認作業はスッキリしますが、
 逆に不快感を高める要素にもなりうるのでした。
 実際 『その言い回し、気に障ります。』なんて言えませんから。
 
 自分もまたしかり。
 恐らくおかしな口癖や言い回しをしているに違いありません。
 『私的』と『っていうか』は絶対に使いませんが。

 『ABO型別の口のききかた』と言う、
 タイプ別口のききかたや、傾向なんかもありましたが、 
 自分はどれにもあてはまりませんでした。

 血液型にしても占いにしても
 自分をあてはめる楽しさを感じる時もあれば
 あてはめられる不快感を感じる時もあります。
 
 例えば・・
 
 好きな映画を聞かれて
 それで判断されるのもとても嫌だなと思うことが。

 『雑談』のきっかけなら良いのです。
 しかし、よく分かりませんが『判断基準』の一部にされることが
 甚だ迷惑に思うときも。
 
 この作品を見たら映画好きとか。
 ネットで映画評論をしている人も沢山いますが、
 『これを良いと思うヤツは馬鹿だ。』とか。
 (そんな事言うお前が馬鹿なのだ。)
 私も鑑賞した映画の話を書きますが、単なる感想。
 好みに合わなかった映画は、書かないだけ。
 
 大作も見れば、ミニシアター系も好き。
 ロマンテックなのも好きなら
 猟奇殺人ものだって、
 その心理を探るのが興味深い時もありました。
 だから『何が好き』かと聞かれても
 とても困ることもあります。

 同じ映画でも観る人の立場によって
 視点も全く変わってくるだろうし
 私は『分からなかったなぁ。』
 友達は『胸が熱くなった。』
 それで良いのだと思うのです。
 『そうか。君は母親だからね。』と、察すると
 大事な者を守る強さに感動したりもできます。

 結局は、何にせよ『物言い』です。
 相手を否定するような言い回しを使うと 
 せっかくの楽しい話も不快な話しに終ってしまうのです。

 まったく、気をつけなくてはなりません。