北京の青空もf16

2006年 帰国。いつの日かまた中国へ

築地仁写真展

2008-01-17 00:40:27 | 写真
ブルーマンの帰り、築地仁さんの写真展を訪れた。2Bの新年会でお顔を拝見していたので、ギャラリーの窓から外を眺めているのがご本人であることはすぐに分った。ギャラリーに入ると、運良く観覧者は他にいない。とても美しいプリントを拝見した後、築地さんから話を聞くことができた。
作品が35mmフォーマットである理由を尋ねると、6×6や6×7でも作品制作をしていると前置きをしながら、35mmフォーマットは写真進化の到達点であり、レンズもフィルムは中判よりも優れているので、その点で35mmにこだわりたいとのことであった。写真はその歴史の中で、被写体の情報を伝える媒体として存在してきたが、被写体によりかからない写真そのものの存在の可能性を追求しているため、レンズなどの機材は最高のものを選択しているということも印象的だった。
最近、6×7で写真を撮っていることを話すと、6×7は6×6とは距離感が違うので、「一歩も二歩も、いや五歩も前にで出るとよいですよ」とアドバイスをいただいた。経験的には二歩くらい前に出た方がよいかなと感じ始めていたところなので、次からは五歩前に出てみよう。
6×6の話題になり、ローライフレックスを使っていることを話すと、レンズはプラナー?」と聞かれたので、クセノタールだと答えると、「それはすごい。クセノタールはプラナーより線が細くて描写が繊細で、ものすごくいいレンズだよ」という答えが返って来た。昨年のローライクイズのことも話すと、ぜひやってみたいとのこと。いまのところ、10問中7問が最高点だが、築地さんはいくつ正解するのだろうか。

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1 コメント

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Unknown (たこ)
2008-02-14 01:18:55
おお~ 完全なる敗北です。
すごいショック。。。
でも、おかげで私のヒアリング力も上達しそうです。
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