子供のころ孫悟空が大好きだった。子供の頃は手塚治虫の傑作アニメ「西遊記」の絵本を毎日眺めていたし、少し大きくなってからは邱永漢の「西遊記」を繰り返し読んだ。
孫悟空のイメージは日本と中国では大分違う。衣装は黄色、顔に隈取り。中国の悟空はすごく派手だ。初めて本場の孫悟空を見た時には、かなり違和感があった。日本の実写版の孫悟空はどちらかというと「かなり人間に近い猿」という感じがするが、中国ではもっと猿らしく表現されている。動作や顔の表情は、とても猿っぽい。
京劇では、悟空が三蔵法師と出会う500年前、天界で大暴れしていた頃のストーリが人気だ。セリフがすくなく立回りが多いので外国人にも分かりやすい。
今週は、兄が学会へ出席するため北京へきたので、昨日は一緒に京劇を見に行った。最後の見せ場、悟空が如意棒を華麗に振り回す場面で痛恨のミス。なんと、如意棒を落としてしまったのだ。あ~っ!!悟空しっかりしろ!!思わず心のなかで叫んだ。あれはないよなぁ、ガッガリだ。とぼやいている隣で、妻のたこは「彼、辛いだろうな」と役者にいたく同情していた。
でもやはり、孫悟空が如意棒を落とすなんてことはしちゃいけない。それと、一緒に記念撮影するのに100元というのは高すぎるぞ。(写真:孫悟空は永遠のヒーローだ)
孫悟空のイメージは日本と中国では大分違う。衣装は黄色、顔に隈取り。中国の悟空はすごく派手だ。初めて本場の孫悟空を見た時には、かなり違和感があった。日本の実写版の孫悟空はどちらかというと「かなり人間に近い猿」という感じがするが、中国ではもっと猿らしく表現されている。動作や顔の表情は、とても猿っぽい。
京劇では、悟空が三蔵法師と出会う500年前、天界で大暴れしていた頃のストーリが人気だ。セリフがすくなく立回りが多いので外国人にも分かりやすい。
今週は、兄が学会へ出席するため北京へきたので、昨日は一緒に京劇を見に行った。最後の見せ場、悟空が如意棒を華麗に振り回す場面で痛恨のミス。なんと、如意棒を落としてしまったのだ。あ~っ!!悟空しっかりしろ!!思わず心のなかで叫んだ。あれはないよなぁ、ガッガリだ。とぼやいている隣で、妻のたこは「彼、辛いだろうな」と役者にいたく同情していた。
でもやはり、孫悟空が如意棒を落とすなんてことはしちゃいけない。それと、一緒に記念撮影するのに100元というのは高すぎるぞ。(写真:孫悟空は永遠のヒーローだ)