北京の青空もf16

2006年 帰国。いつの日かまた中国へ

みつばの代わりに香菜

2009-01-01 21:22:19 | その他
明けましておめでとうございます。

早いもので、新年。ブログもほったらかしで、気がつけば、半年ぶりの更新。
昨年を振り返ると、目標にしていたことの1/3は手がつかず、手をつけたものの多くは中途半端。
けれど、冬以降、新たな展開も見えたものもある。目標に対する劇的な解決策はあるはずもなく、
日々の過ごし方と頻繁に見直すことの大切さを実感する一年であった。
当面は現状維持と工夫のやり繰りを続けて行くことになる。


年末年始は両親の都合により、急遽帰省を取りやめ、東京で過ごすことになった。
大晦日は妻の実家で過ごし、元旦は新宿で映画を見たあと花園神社で初詣をした。
「東京の正月は人が少ない」と聞いていたが、歌舞伎町も閉まっている店が多く、
いつもの雑踏がうそのようだ。青空も清々しい。
夜は自宅で雑煮。みつばが売り切れていたので、香菜で代用した。
すまし汁にナンプラーも加え、エスニック風の一品となった。

今年の表向きの目標は、6月にマレーシアに行き、完熟のドリアンを食べること。
囲碁を打てるようになること。中国語の勉強を再開すること。

人に公言できない目標もいくつかあるが、どちらかと言えばこちらが大事。
日々の工夫が必要なのもこちらだ。








命がけの、、、

2008-06-11 19:39:20 | 写真
「英単語が覚えられないのは、命がけの会話をしないからですよ」と渡部さとる師匠に言ったのは、先週の日曜日だった。
言いっぱなしでは申し訳ないと思い、日曜日、会話相手として、2Bにたこを連れて行った。マレーシア在住の写真家鈴木光雄さんと英米文学卒というIさんが遊びに来ていたので、その場で英会話が始まった。
なぜ銀塩カメラを使うのか?どんな写真を撮っているのか?いきなり英語で質問されても、すぐに答えることは難しい。渡部師匠にあせりの色が見えた。「いやな汗をかいて」、命がけの会話の大切さがわかったらしい(笑) 一度話した内容は、2度目、3度目は楽に話せるようになる。たぶん、近いうちに役に立つはずだ。

ぼくは隣で聞いていたが、英語を話そうとすると中国語の文章が頭に浮かんでしまう。では、中国語ならスラスラ話せるのかと言うと、そうでもない。先週の金曜日、仕事で中国人と会う機会があった。会うまでは中国語で話しかけようと思っていたのだが、その中国人も含め全員が日本語で話していると、どうしても中国語の頭に切り替えることができなかった。命がけの会話が必要なのは、ぼくも同じなのだ。

2Bでの会話の後、場所を喫茶店に移し、写真のこと、旅のこと、語学のことなど、話をした。語学では「ある日突然聞き取れるようになった」という体験を語る人がいるが、写真のライティングやピント合わせなども「突然できるようになるらしい」。
渡部師匠に「写真のことがまだわかるようにならない」と話すと「それは命がけで撮ってないからだ」と言われ、すっかり仇をとられてしまった。

お土産は中トロ

2008-05-31 14:41:20 | その他
青森へ出張した。プレゼンテーションの制限時間は30分。手応えはいまひとつ。いくつもの反省点が見えた。
青森に来る機会もしばらくないので、市場で魚を買うことにした。はじめにのぞいた店で勧められたのは冷凍物500円の中トロ。安い理由を聞く焼津産だという。青森で焼津産の冷凍を買うこともないだろうと思い、別の店で青森産の本マグロを買った。
夜9時半帰宅。新幹線と特急を乗り継ぎ、往復8時間を日帰りするのはさすがにしんどい。遅めの夕飯は中トロ。もう一本買ってくれば良かったと後悔するほど美味しかった。



平井貴子 小さなイラスト展のお知らせ

2008-05-29 23:36:19 | その他
平井貴子が3月にオープンしたチェコ料理と絵本のお店『だあしゑんか』にて、小さなイラスト展をすることになった。

個展となると規模が小さくても準備が必要だ。ひとつひとつ片付けていくしかない。ところが、ひとつのことが片付く前に、あれやこれやとやりたいことが出てきて、作業の手がとまってしまう。ところがその構想は上手くいかないことが判って来る。気がつくと、やるべき作業が停まったままで時間だけが過ぎて行く。いつもだとこんな調子で、準備がぎりぎりになって行くのだが、今回は珍しく順調らしい。

会場になる『だあしゑんか』はたこの友人がオーナーだ。以前紹介された時は、チェコの絵本が大好きなお兄さんだったののだが、いつの間にか夢を叶えて。チェコ料理と絵本のお店を開いていた。今回の個展は、お店を応援する意味もあるらしい。

興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。チェコ・ポーランド・ロシアなどの東欧料理とザーツホップ100%の新鮮なビールも楽しめます。コーンブレッドとジャガイモのパンケーキはお勧めです。レアなチェコの絵本もあり、チェコ好きの方にはたまらないお店です。

DMご希望の方はぜひご一報ください。

小さなイラスト展 
『ポポはどこ?』
平井貴子
2008.6.3-6.15(9日休み)
14:00-24:00(LO 23:30 日・祝 22:00 月曜定休)

だあしゑんか・チェコ料理と絵本のお店 http://dasenka.jpn.org/
 03-5269-6151 月曜・休

●Barでの展示ですのでオーダーをお願いいたします。

・アクセス
新宿区舟町7番地 田島ビル2F
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅2番出口より徒歩1分
消防署を左に曙橋に向かって歩くと見えてくる「ラーメン大陸」の上、床屋のポールが目印 です。
セツ・モードセミナーやゑいじうも近いです。

とりあえず安心。しかし

2008-05-29 23:07:16 | その他
中国は地震大国である。過去に大きな被害を何度となくうけてきた。しかし地震の発生と被害は辺境部に集中している。このことは留学中に使っていた教科書に載っていた。教科書の本文を読んだとき意外に思った。中国は地震が少ないと思い込んでいたのだ。その時は、まさかこんなに大きな被害を引き起こす地震が起きるなどとは思いもしなかった。
四川大地震が起きた翌日、中国の友人たちに安否確認のメールを送った。皆それぞれ四川からは離れた場所に住んでいるので被害は受けていないだろうとは思っていた。それでもなかなか返事がこない。メールが届いていないのかなと思っていたら、数日前に返信がきた。皆無事なようだ。安心した。友人からのメールによると、数日前まで中国全土は喪に服し、遊園地は全て休業、ホームページは白黒、インターネットゲームもすべて停止になっていたらしい。
数ヶ月前、仕事で防災関連の施設を見学したり、文献を読む機会があった。そこで学んだのは、被災者が生活再建できるまでの苦労の大きさだった。四川大地震では、死者行方不明者は8万人以上、負傷者27万人以上、家を失った人は547万人だという。ダムの決壊や土砂崩れによる湖の発生など大規模な2次被害の恐れもでている。ありきたりの言葉しかでてこないが、被災地の一日も早い復興を祈らずにはいられない。

恐るべしカタカナ英語

2008-02-11 11:19:29 | その他
いま我が家で流行っているのは「カタカナ英語」。「カタカナ英語」と聞くと、いいかげんで怪しい感じがする。
脳科学者の池谷裕二さんの著書「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」を買って帰ると、「そんなの買って来たの?」という妻のたこの反応は明らかに軽蔑のニュアンスを含んでいた。ところがである。本に書かれているカタカナを読むと、不思議に英語っぽく聞こえるとのだ。カタカナを読むで聞かせると、一発で意味が分るというのだ。

池谷さんのいう「カタカナ英語」は耳で聞こえたようにカナをふることで、ネイティブも通じる英語の発音をものにしようというものだ。例えば、What should I do? 今までのなら、「ワット シュッド アイ ドゥ?」であったのに対して「ワッシュライドゥ?」とカナをふるのである。どちらが通じるかというと断然後者である。
アメリカ英語はリエゾンや子音と母音の組み合わせにより音が変化するので、目でみた文章と実際の音が全然違ってしまうことが多々ある。この本では、その点が法則としてまとめられているので、応用がききそうだ。また、「カタカナ英語」に慣れてくれば、細かい音の矯正も容易になるかもしれない。脳科学者らしい言語と脳に関する解説もとても面白い。頭の構造がそうなっているのなら、カタカナ英語でいいやと、良い意味で開き直れる。

ただ、この「カタカナ英語」、問題がないわけではない。まず、本を見ただけではアクセントの位置がわからない。これを間違えると、通じる英語にはならないのだ。もうひとつは微妙な音は日本での表記が難しいこと。付録にCDがついているが、これだけで勉強するのは難しいかもしれない。英語の発音ができる人にチェックしてもらうのが効果的だろう。

たこはアメリカ留学経験もあり、発音の勉強が好きだったというだけあって、日本人としてはかなり英語の発音はよい。以前何度か指導を受けたが、すぐに挫折してしまい、手がかりがつかめないままだったが、これはよいきっかけになりそうだ。
「私はカタカナ英語に負けたんだ」という言葉は、たこのショックの大きさを表している。


杉山次郎太 写真展

2008-02-11 10:32:07 | 写真
2Bの先輩であり、旅展の仲間でもあるjirotaさんの写真展「王のいた村」が新宿のコニカミノルタプラザで開催されている。
作品はポーランドの小さな村で撮影されたモノクロ写真だ。旅展の時は人物を中心した作品だったが、今回はいろいろな要素が盛り込まれている。そのためか、作品を見て行くと、村の中を一緒に歩いているような気分になれるのが楽しい。
ぼくが好きな作品は、男性がカフェにすわっている写真と、女性が二人が店の前に立っている写真。この2点は並んでいるので、ぐっと目を奪われる。花をもった女性の写真もjirotaさんらしい1枚だ。
作者本人に聞いたところでは、プリントは1週間に2枚づつ仕上げ、完成までに18週間かかったそうだ。その情熱と苦労はプリントの美しさに表れている。
今週火曜日からは渋谷のルデコで、恒例の2Bグループ展が開催される。同時開催される「花展」も楽しみである。





築地仁写真展

2008-01-17 00:40:27 | 写真
ブルーマンの帰り、築地仁さんの写真展を訪れた。2Bの新年会でお顔を拝見していたので、ギャラリーの窓から外を眺めているのがご本人であることはすぐに分った。ギャラリーに入ると、運良く観覧者は他にいない。とても美しいプリントを拝見した後、築地さんから話を聞くことができた。
作品が35mmフォーマットである理由を尋ねると、6×6や6×7でも作品制作をしていると前置きをしながら、35mmフォーマットは写真進化の到達点であり、レンズもフィルムは中判よりも優れているので、その点で35mmにこだわりたいとのことであった。写真はその歴史の中で、被写体の情報を伝える媒体として存在してきたが、被写体によりかからない写真そのものの存在の可能性を追求しているため、レンズなどの機材は最高のものを選択しているということも印象的だった。
最近、6×7で写真を撮っていることを話すと、6×7は6×6とは距離感が違うので、「一歩も二歩も、いや五歩も前にで出るとよいですよ」とアドバイスをいただいた。経験的には二歩くらい前に出た方がよいかなと感じ始めていたところなので、次からは五歩前に出てみよう。
6×6の話題になり、ローライフレックスを使っていることを話すと、レンズはプラナー?」と聞かれたので、クセノタールだと答えると、「それはすごい。クセノタールはプラナーより線が細くて描写が繊細で、ものすごくいいレンズだよ」という答えが返って来た。昨年のローライクイズのことも話すと、ぜひやってみたいとのこと。いまのところ、10問中7問が最高点だが、築地さんはいくつ正解するのだろうか。

ブルーマン

2008-01-14 12:03:33 | その他
六本木のインボイス劇場へ、ブルーマンを観に行った。コミカル、時にシニカル。工夫を凝らし、観客を巻き込む演出。日本公演ならではの気のきいたアレンジなど、とにかく面白い。「人を楽しませたい」という彼らのコンセプトが存分に表現されている。公演は4月まであるようだ。観ていない人にはお勧めしたい。できることなら、なるべく前の席がよいだろう。
パフォーマンスの後には、記念撮影のサービスもある。ブルーマンはホワイトでもブラックでもイエローでもない、まさに「ブルー」人なのだ。

初心

2008-01-03 11:55:24 | 写真
昨年の9月から、ブログの更新をしていなかった。
年末には、数人の方から、ブログが更新されていないことを心配していただき恐縮してしまった。毎日メールやネットはチェックしても、なんとなくブログを書く気持ちが起きなかった。
楽しいこと、おもしろいこと、思い出に残る事など、いろいろなったが、心の方向性が一度できてしまうと、なかなか切り替えることができない。新年を機に、再び書き始めようと思う。

年末は31日から故郷の岡谷に帰省した。東京よりも平均気温が10度低い。きゅっと引き締まるような冬の寒さだ。

家族全員が集まるの8月以来だ。兄弟が集まると決まってするのがトランプ。中学生になった姪と妻のたこも参加するようになった。子供の頃は、初詣も行かず、食事と風呂と睡眠時間以外はずっと兄弟3人でセブンブリッジばかりしていた。トランプで徹夜をすることも珍しくなかった。
今ではそこまで集中してやることは無くなり、ゲームのペースもだいぶゆっくりしている。それでも勝つとうれしい。特に新年のゲームで勝つと、その一年はツキがよいということになっている。
今年は久しぶりにぼくの一人勝ち。よい年になりそうだ。