あせり気味

２級建築士の試験まで３週間をきった。参考書はひととおり目を通したので、過去問題をやりはじめた。
う～む。合格点にはかなり遠いではないか。覚えたつもりのことが頭にはいっていないようだ。社内でも、若い頃に比べて記憶力が格段に悪くなって来たという話題がもちあがる。果たして残りの日数でどこまで上乗せできるだろうか。
試験がおわったら、４日後の7月５日からグループ展が始まる。この間に仕事も山を越えないといけない。頑張らないと。

6×6な日曜日

日曜日は、朝10時から13時までと、19時から22時までの２コマ、2Bの暗室で「旅展」に出展する作品の仕上げをした。いずれも、中国で撮影した6×6のモノクロだ。ゴミが着いているのに気づいて焼き直したプリントが５枚と新しく追加した３枚。できあがった16枚から12枚を選んで展示する。２週間後に最終セレクトをするつもりだ。
暗室の待ち時間に、買ったばかりのローライフレックスを持ち近所を散策。良い具合に日が射して来たので、ポジフィルム２本で試し撮りをした。どんな写真があがってくるか今から楽しみだ。覚悟はしていたが、ローライフレックスは重い。いままで使ってきたローライコードと比べると、400g重い。1.2kgの金属の塊は、容赦なく腕の筋肉を鍛えてくれそうだ。

6×6な土曜日

土曜日、渋谷へ6×6シスターズ展を見にいった。6×6シスターズは、中判の6×6サイズのカメラをこよなく愛するなかなか渋い「大人の女子」のグループだ。「旅」展の仲間でもあるusakoさんとhitomiさんもそのメンバーである。会場は広くないが、展示全体がうまくまとまり、メンバー６人の個性が上手に表現されている。個人的にはhitomiさんのピントが絶妙な１枚とメンバーが１つのテーマで出展してるカラー作品が気に入った。会場のほのぼのした雰囲気も心地よかった。6×6シスターズに入会を希望するおじさんたちが多いというのもうなずける。
しばらく前から頭から「ローライフレックス」の幻影が離れず、もしよし良い物があれればと思い、6×6シスターズにちなんだ訳ではないが、渋谷へ行く前に銀座の老舗カメラ店に立ち寄った。最近2Bの受講生が度々この店でローライフレックスを買ったせいか、ローライの品揃えが妙に充実している。２眼レフは女子に人気があるのだろうか、ぼくがショーケースを見ていると２人連れの女性がローライフレックスの下見に来ていた。予算的にも手頃で程度もまあまあな2.8Eのメーターなしを見つけて購入してしまった。このカメラ、店頭では2.8Dとして売られていた。帰宅してからシリア番号を確認すると案の定2.8Eだった。ちょっと得した気分だ（笑）カメラを買ったせいか気持ちがスッキりした。写真を撮る暇もなく、仕事が忙しくなるとカメラが欲しくなる。カメラを買うのは「憑き物落とし」のようなものだ（笑）