夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

映像編集で壮大な堂々巡り

2022-02-24 10:28:51 | Weblog
何年前だったか、新潟の東頚城丘陵で道に迷って壮大な堂々巡りに陥ったことがありました。
工事中の国道を「こっちでいいだろう」と安易に脇道に入ったのが間違いでした。琵琶湖がすっぽり入る面積で、似たような風景が続いていて先程通った道を逆に走ってるなんてことも。太陽が出ていれば感覚で方向がわかるんですがどんよりしては無理。
あのときはレガシィ B4 でナビを付けていませんでしたが、ナビがあっても目標になる物が無いので恐らく迷ったでしょう。幸い最後は脱出できましたが、後で思い出すとあれは面白い体験でした。

編集をしていてあのときの感覚が蘇ってきました。あれと同じ状況ですが、今はそれを楽しんでいます。


この作品は堂々巡りもひとつのテーマ。
これを追加することにしました。


こんなメッセージはなんとも思いません。


AfterEffects で作成したテキストを書き出して Premiere6.5 のタイムライン、ファーストカットの前に置きます。


最初にやったのはちょっと違和感があるので変更しました。


エンディングでこれが最後の実写カットです。北陸新幹線長野金沢間開通の日、中野市の丘から撮った E7 が高社山トンネルに向かって走って行くところです。

そう、この新幹線も数十年後には必ず廃線の日を迎えることになります。
エンドタイトル前の字幕がこれ。

これでトップとラストが決まりました。
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