夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

梅雨時の曇り空で撮った写真は

2022-06-22 06:42:43 | Weblog
梅雨入りしているのに北信濃の当地はまだそれぽい雨が降りません。
目が覚めて工房の東の窓を見ると、夏至間近の朝日が東の杉林の隙間から現れるところでした。
「真っ赤な」太陽です。

肉眼で見た朝日は真っ赤に見えたんですがカメラは冷静、赤くはありません。
冬至の頃はずっと南の山から昇った太陽が今はずいぶん北からの日の出です。

家の補修をしたいんですが、そんな時に限っていきなり降ってきたりするので途中まで描いた絵を仕上げました。

可もなし不可もなし。勢いが足りません。
でも混色で作った若葉の色と重なった葉が透ける感じはちょっとだけ表現できました。

探し物をしていたらこんなパレットが出てきました。

ホーロー引きのスチール製です。
昔ポスターカラーで絵を描くために買った物で、今はプラスチック製ですがあのころはこれが普通でした。
貴重なので大事に使います。

水彩画は紙と絵の具が重要だと知りましたが絵の具今はこんなので間に合わせています。

先生方お勧めの画用紙と絵の具はそれほど高価なものではないので早いうちに切り替えないと。

雨の風景を撮りたいのですが梅雨入り前に一度かろうじてチャンスがあったんですが何枚も撮らないうちに晴れてしまいました。
近いうちにチャンスはあるだろうと昨日は降りそうで降らない空模様にカメラを持って出掛けました。
先日回って面白かった信濃町のあそこです。


曇り空からの拡散した光ならどうなるか。

カメラはどう捉えるか、確認したかったんです。

先日気付かなかった奥の農道に入って


得意の上下2分割です。


普通はこうしたり


こんな構成にしますね。

空を撮りたいのか田んぼを撮りたいのか曖昧だと言われるけど私は2分割が好きです。
空も田んぼも含めた情景が撮りたいので。どちらを見るかは見る側に委ねるという考え。

予想通り光が回りすぎてメリハリの無い写真になりました。


良く撮れましたがこれはありきたりのどこにもある写真です。

見え透いてるなあと口をへの字にして撮りました。

結果オーライ、写真的には先日の陽射しの強い写真の方が

見た目は良好でしたが、面白い実験でした。

個人的にはこれも面白いと思うのです。

夕食前にポツポツと雨が当たってきたので外に出て撮りました。
「普通」なら片隅に電柱を写し込んだりするんでしょうが。

今日は血圧の薬が終わったのでいつもの医院へ行ってきます。

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