夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E VTRトリガーが死んでるぞ

2019-05-10 18:52:04 | Weblog
早く目が覚めたので79EもONにして起して何の気なしにレンズのVTRボタンを押したら、「ありゃ」。タリーランプが点きません。STBY/VAM/VTR切り替えスイッチをVTRにすればレンズのボタンに反応してVF正面の4連タリーランプが赤々と点くはずなんですが。把手の後ろの小さなバックタリーも点きません。
マニュアルを調べたらわかりました。


INCOM-TALLYユニットのスイッチでトリガーモードが選択できるんですが、これがVTR側からの信号でトリガーが掛かるようになっていました。かつてこのカメラを運用していた会社ではドラマの収録にでも使っていたんでしょうか、興味深いところです。


奥のスイッチをこちら側にします。


スイッチを切り替えたらリヤのタリーは点灯、


フロントは点きませんでしたがVF下のTALLYスイッチがOFFだったので入れたら華やかな4連タリーが点きました。これが一部で知られている池上の4連タリーじゃ!


このカメラは以前何度も使いましたが、受けのVTRは自作のA/D変換ユニット経由Digital8デッキで、手動でスタート/ストップしていたので気がつきませんでした。これは解決です。

今日も週一のウォーキング日。五月晴れの最高のコンディションの新幹線車両センター外周を歩いてきました。一周4.2Kmを33分00秒、最速タイムが出ました。歩き終わって一休み。


午後からまた79Eの調整です。
PROC-1A基板とPRE AMPをいじっているうちに収拾がつかなくなりました。調整は相関関係にあって片方をいじればさっき調整した項目も変わってしまいます。焦ってしまっていじればいじるほどモニターの映像がひどくなるばかり。堂々巡りしながら、BchのPRE AMPがにぶいことに気がつきました。Bユニットの物理的トラッキングを調整してもシャキッとしません。PRE AMPが劣化しているのかも。


またガラクタの中からPRE AMPを出して交換。これが正常だという保障はありませんが。


これでBchのPRE AMPは調整に対して反応するようになりましたがレジストレーションチャートで見るとやはりR,Gと比べると甘いままです。とりあえずこのままで調整を進めましたが撮像管も入れ替えてみる必要がありそうです。あれ、前にも取り替えたっけ。
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