夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

またしても古いカメラを直そうと

2021-03-21 09:33:46 | Weblog
押入れ収納庫に未だ仕舞ってあるケース。次男坊が小さいころ使っていたものです。


この中に40年位前に友人が持ってきた壊れた古いカメラが入っています。


SUPER FUJICA-6 という 6x6 版蛇腹カメラです。


実は10年以上前に破損箇所を修理しようとやり始めたのですが、そのまま放置していました。
破損していたのはこのアーム状の部品の反対側、形状は対象になっています。


なんと、 1mm の真鍮板から切り出して作ったんです。
どうせならとセットで作って、失敗も考えてもう一枚。我ながらよく作ったものだと感心します。
特に段差の部分はお見事! クロームメッキすれば本物そっくりでしょう。


では、全体をチェック。
レンズは拭き傷があってあまり状態は良くありませんが


レンズシャッターは正確さはともかく B から 1/500 まで速度が変化します。


絞りも大丈夫そう。


ビスは分解した当時の物と代用になりそうなのがあります。


自作したアームの取り付けビスはこれが正規ですがひとつしかありません。

M2 なので短いビスと平ワッシャーでなんとかなりそうです。

ケースの中にこんなのも入っていました。


そうでした。蛇腹が一部破れていたのを和紙で補修するつもりだったんです。


これは他の作業の合い間に進めるつもりです。
先日、彼の友人が電話をくれて「古いカメラのコレクションがあって処分するけど要るなら持ってけ」。
処分するなら一応見て判断すると返事をしましたが近いうちに行ってきます。もしかするととんでもないお宝があるかな。

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