夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

テレシネ装置の仕上げで金具が消える事件

2020-12-11 16:15:40 | Weblog
今日もテレシネ装置です。
朝から TC-20 と HVR-Z5J の位置関係を調整してカメラ台の位置が決まりました。

TC-20 の光軸方向は穴開きアングルを締め付けて決まり。


カメラ台はそれこそコンマ数ミリで光軸がずれるので大変です。


カメラの液晶を見ながらベストポイントを探り出して鉛筆でマーキング。


調整には TC-20 のランプ照度も大いに関係します。このつまみを回すと明るさが大幅に変化するのでカメラの絞りとの関係も微妙です。
基本的にカメラの絞り値を F8 にしてヒストグラムを見て照度を調整する方針です。


これは調整中なので F8.7 ですが。


カメラ台を固定する金具を買ってきました。


金具をカメラ台に木ネジで固定。


ところが先程まであったはずの金具が1個見当たりません。絶対手の届く所にあるはずですが「姿が見えませんがその後いかがお過ごしでしょうか」。

不思議なことがあるものです。安いものですからまた買えば済むんですが。
で、下穴だけはあけておこうとしたら今度はキリが見当たりません。探したら足元に転がっていました。
自分ではボケたとは思っていませんが怪しいものです。

という訳で今日はこれ以上進みません。

それはそれとして昨日から変わったことをやっています。
先日 Jr が買った Canon AUTO ZOOM 1014 の動作テストをした際、私の 1014 の駆動音が何かギヤがビビッているような感じだったんです。
これは恐らく駆動系のグリスが固まっているんじゃないかと考えて、一瞬分解して調べようかと。すぐに思い直しました。せっかく動いているのに分解したら元に戻す自信はありません。
で、誰もやらない方法を考えました。

ストーブで暖めちゃおうという、常識外れの方法です。恐らく何十年も置きっぱなしで硬くなって駆動系の下に寄っているグリスが柔らかくなって広がるだろうという希望的観測です。
夕べからストーブの前で横にしたりひっくり返したりして全体を暖めてみたんです。もちろんカメラが暑くなるほど暖めるんじゃなく推定40℃程度です。
結果は、駆動音がいくらか軽くなった感じがします。今夜もう一度暖めてみることにしましょう。
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