夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

レガシィB4 燃料計の動作が変な件を調査

2021-08-24 11:47:32 | Weblog
愛車レガシィB4 は平成13年初度登録という古い車で、平成25年に中古で買って今までラジエーター交換、タイミングベルト/ウォーターポンプ交換、オルタネーター交換、ドライブシャフトブーツ交換他、自分で手を掛けてきました。
先日はタペットカバーからオイル漏れが発生してエンジンルームから煙が出るのでパッキンとついでにプラグを交換しましたが、走行距離が20万㌔近いので他にも色々持病をかかえています。
その中で前から気に入らないのが燃料計です。数年前、夏の猛暑の日に突然発生して以来ですが、ガソリンが残り3分の1位になると指示がゼロになっちゃいます。(この頃のレガシィでよくあるトラブルで、原因ははっきりしないようです。)
思い切って燃料タンクのセンサーを点検することにしました。
燃料タンクはどこにあるんだろうと長年疑問でしたが後部座席の下にあります。座面を外す手順を調べたら簡単で、前側を持ち上げて前方にずらす方向で引っ張ったら外れました。置き場がないのでトランクに収納。


給油口を緩めて残圧を抜いてから作業開始。これをしないとホースからガソリンが噴き出すと思います。


カバーを外したらホコリが堆積してました。


コネクタを抜き


ホースが2本あるのであとでわかるよう念のため片方にラベルを貼っておきます。


これ以後のレガシィはこのあたりのトラブルが出てリコール対象ですがこの年式は対象になっていないようです。


燃料ポンプと燃料計センサー一式が出てきました。


外した穴の下はもろガソリンタンクでガソリンが見えていますから安全のため厚紙で蓋をしておきました。


ポンプに残っているガソリンは外でアルミの容器に空けました。


これが燃料計のセンサー部です。見た目には問題ないようです。


アナログテスターで抵抗値を当たってみました。これは満タン状態。


0.8Ωってところです。


次に空の状態。


約45Ω。


コネクタも確認。接触不良の可能性もありますから。

大丈夫でした。
念のため抜いてみましたが焼けているとか線が硬くなっているのは認められませんでした。


相手側もきれいな状態です。


不具合があるだろうと予想したのに当てがはずれましたが、問題ないことがわかればそれはそれで結構。
ブラシ部もしっかり接触していて、テスターで当たりながら動かしても抵抗値の変化は安定しています。ということは燃料計不調の原因は計器盤側と思われます。
せっかくここまで調べたのでついでにコネクタと修道部に接点復活剤を吹いてエアガンで吹いておきました。


さて、元通りに組もうと始めたところでパニック!
ホースのクリップが消えちゃいました。ホースを外す前ここに入っていてずらした奴です。

いくら探しても出てこないということは、タンク内に落とした?!。そうだとしたらどうやって拾い出す?
今日はもうやめた方が良さそうです。

話は続きがあります。

タンクの中を探るにはこんなんでいけるんじゃないか。小さいけど強力な磁石です。


でも生ガソリンの中からクリップを探すなんて、危険を伴うし拾えなかったらどうしようと考えながらふと見ると

こんな土手の上でお休みになってた! 奇跡です。

いやあ、一時はどうなるかと思いました。

クリップの替わりなんてどうにでもなりますがこれで安心。やはり今日はここまでにしといた方がよろしいようで。
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