先日手に入れたバッテリーライト付属の BP-95dx バッテリーはなんとか生かそうとあれこれやりましたが駄目でした。
Ikegami のカメラは前から持っている BP-95S が生きているので当面は困りませんが根本対策が必要です。
大きくて重いニッカドバッテリーはもう製造されていないので新規購入は困難ですし。
そこで考えました。ガラクタの箱からこんな物を出して
一番使えそうなのはこれ。分解したリレーの脚です。
HVR-Z5J と GV-D200 に使っているリチウムイオンバッテリーの電極に差し込めばいけそう。
外のバイス台を使ってモールドを割って脚を取り出しました。
バッテリーの電極に挿入するとしっくりして実にいい感触です。接触は良さそう。
この NP-F930 バッテリーは何度か落として補修してありますがまだまだ元気です。
でもずいぶん昔買った物ですからいつ寿命が来るか心配。
この際互換品を2個手に入れて直列にしようという考えました。
公称 7.2V ですから直列で 14.4V、容量は 4050mAh ですが F970 なら互換品でも 6600mAh 程度。計算上は BP の 5300mAh より強力です。
ただし、NP-930 はフルチャージで無負荷だと実測値は 8.46V 、単純に2倍だと 16.92V ですがカメラ側の仕様では +11V~+16V (Ikegami HL-57の場合)。
0.92V オーバーですが手元の材料で負荷を掛けてみました。
24V 35W の自動車用電球を繋いで。
フィラメントの抵抗値が 1.6Ω ですから電球の特性を無視した単純計算で 5A。結構な電流です。
数分後電圧を計ると。
更に1分後には 8V を切りました。これでいいじゃないですか。
バッテリー収納ケースを作る必要がありますがそこは得意の工作で解決できます。
また面白い作業が増えちゃいました。
これって、誰かやったことがあるかな?
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