夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

シュールリアリズム映画を作る ⑧

2021-07-04 15:01:47 | Weblog
シナリオから一歩進めてロケハンで撮った写真でコンテを構成するためにどうしても紙に印刷する必要が出てきました。
昨日はプリンターの調子が変で短気を起こしましたが気を取り直して純正のインク ICM50 を買ってきました。


これで6色全部純正インクです。
さっそく試し刷り、と思ったらこれです。

シアンが残り少なくなっているだと!
ヘッドクリーニングは確かにインクを大量に消費します。イエローとブラックは交換したばかりなのにこれ。
調べたらプリンターのインクは半年以内に使えというのでどんどん使って次々に買ってくるしかないようです。

早く結果を見たいのでこれを印刷してみました。


結果はまあまあでした。これでもイメージを具体的につかむことは出来ます。昨日の不調は互換インクが原因だったようです。

暗部がちょっと紫系ですが乾けば落ち着くかな。それとも互換インクが残っているから?
★プリンターでモノクロ写真を印刷するのが難しいのは先刻承知。

もう一枚。これが元データです。


似た傾向ですがこれも時間が経てば良くなると思います。


これはメインタイトル(仮)のデータです。

フォントは「さとうけや」さんから正規購入した本物のシネマフォント

タイトルは通常 Premiere で作成しますが、今回はこだわって紙に印刷したのを Arriflex で撮影する予定です。
シネカメラの場合、機構的に画面が微妙に上下に揺れる、あのアナログの感じを生かすためです。編集ソフトで作ったタイトルは「ビデオ」なら自然ですがフィルム映像とは相性が悪いというのが私の考えです。
最終的にテレシネ後諧調を反転して黒字に白文字にしますが黒い紙に白い文字を抜いて印刷するより何かと有利です。紙は厚手のマット紙でA4かB5を考えています。
これから残りのコンテ用写真を格安で買った画彩L版に印刷しますがシアンインクは買ってきた方がいいかな。
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