夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Leica D3 で引き伸ばし機のレンズを使うという甘い考え

2021-05-30 07:55:35 | Weblog
私は詳しくありませんが、Jr が手に入れた Leica は D3 っていう代物でかなり貴重らしいですね。
先日からこれに Fujinon の引き伸ばし機用レンズが使えないかあれこれ考えています。引き伸ばし機のレンズはスクリュウマウントで 39mm 、Leica に取り付け可能。
問題はヘリコイドが無いのでピント合わせができません。と、これは昨日も書きましたね。
でもピント合わせできなくても 5m 程度の固定焦点にしちゃえば実用になる計算。Leica のフランジバックは 28.8mm なので間にスペーサーを入れればなんとかなります。
友人から預かっている Leica のコピー版 Nicca 3S が探したら出てきました。あれが使えるかも。


そう、レンズマウント部です。

取り外す際、レンズ位置の微調整シムが入っているのを知らずに位置がわからなくなっちゃった!

抜いたビスは M2x5mm です。古いねじを保管してある箱から M2x8mm のビスを探しました。

計算上はこれで間に合うはずです。

こうして重ねるという考えです。


昨日作ったフランジバック測定用冶具です。スクリーンは町指定のゴミ収集袋が良好でした。


引き伸ばし機のレンズとスクリーンの距離を Leica のフランジバック(28.8mm)にして


外の景色を見ると

鮮明な映像が写りました。
本当はもっと正確に調べる必要がありそうなので課題です。

ところでこのカメラ、ただでさえ貴重なのにファインダーが「片流れ」の更に珍品だそうです。


厚手の貼り革(本革?)が一部剥がれているのが気になりますが接着剤は何がいいのか、これから調べてみます。
カメラいじりは苦手だけど楽しいものです。いずれ正規の沈胴レンズを手に入れるとして、早く撮ってみたいなあ。
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