夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

そろそろ落款を押そうかな

2022-03-22 11:41:49 | Weblog
長野電鉄木島線廃止の1年前、赤岩駅の桜が満開になったのを確認してカメラを回し始めたのは今世紀初めの2001年春。
あれから21年、作品としての完成間近。長い旅は終わろうとしていますが、最後にこの世界的緊急事態と自身の旅の終わりが重なるとは。
社会の変化は徐々にではなく個々の変化は突然だというのが私の持論ですが当たってしまいました。作品の中でも語っていますが世界の状況は昨日の続きが今日ではないし明日は今日の続きではありません。

締めくくりは北陸新幹線の長野金沢間営業開始の日、中野市のトンネルを出て高社山に向かうE7のカットの後ろにテキストで「やがて、/新幹線にも/廃止の日が来る」でエンドマークにする予定でしたが急遽もう1カット追加してみようとあれこれ試しているところです。
手始めにこれを書いて翻訳。


読み上げサイトで音声化。


下地の映像はこれがいいかな。年表を使おうか迷っていますが実写でやってみましょう。
2001年に撮影した赤岩駅で、今まで使っていなかったカットです。― まるで昨日のことのように感覚が蘇ります


うまくまとまりません。
文面を書き換えます。


フランス語はまるで知識がありませんがDeepL翻訳で辻褄が合うように試行錯誤です。
Brunoの声で読み上げます。


Audacityで録音開始。


まだ納得がいきません。


個人作業なのでディレクター兼編集担当、時にはSEと一人何役もこなします。詩人にも変身します。

うーん、頭の中で何人もが議論百出状態になってきたので一服。
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