前から計画して何度も下見した新潟の東頚城丘陵一帯を映像で記録する作業を始めました。
今まで私が目をつけた場所を明かしていませんでしたが、ここまで来たらもういいだろうと場所を明かします。
新潟県中越から上越にかけて広がる広大な丘陵には無数の棚田があって季節を問わず素晴らしい風景が見られます。
当たりをつけたポイントは100箇所を超えますが当面は菰立(こもだて)及び周辺の田圃です。
6月14日、梅雨なのに快晴で田植え間もない田圃を撮るには絶好の状況。いえ、晴れていればいいってもんじゃないのは当然ですが。
撮影機材は映像がSONY HVR-Z5J 写真がコニカ現場監督とCANON EOS20。
以下の写真はHVR-Z5Jから後処理で静止画を書き出したものです。映像と写真では輝度範囲が違うのでPhotoShopのレベル補正で16→0,235→255に加工しました。
妙高連峰はまだ雪が残っています
晴れていたからこそこんな風景が撮れました。
山の上の田圃
地元の人でなければ通らない道です。
お気に入りの丘
なだらかな丘全体が棚田になっていて落ち着く空間です。
通りかかったおばあちゃんとここの風景について話しました。やはり「これが当たり前」と思っているそうです。なんと贅沢な!
山道の途中の溜池
池の中ではフナでしょうか、群れていました。
存在感のある杉
広角一杯でこれです。脚立があればもっと下がって撮れるんですが。
山と田圃と川
おじさんが畦の草刈作業をしていました。
想像した通り
Google Earthで当たりをつけただけで初めて行ってみましたが想像通りの風景でした。
ここで聞こえてきたウグイスの声が、「ホー ホケキョケキョ」。思わず笑いました。
土手のイタドリ
季節を表現するインサートカット用です。
田圃の脇の空間
棚田の風景に杉の木は欠かせません。はぜ掛け用で、長野の田圃と決定的に違うのがこれです。
車載カメラの映像から
HVR-Z5Jを愛車レガシィに固定して移動撮影しました。ステーは自作。カメラは後ろ向きに固定です。後ろ向きにしたのは見る人に先が読めないようにと考えたからです。
こんな山の上に田圃があるとは想像もつきませんが遠く日本海を望む素晴らしい風景が展開します。
電柱のある風景
コンクリート舗装の作業用道路と並んだ電柱が面白い雰囲気です。
仲間たち
杉林の足元の幼木がかわいらしくてカメラを向けました。
上と同じ場所から
夕暮れの時間帯はたぶん素晴らしい情景でしょう。
全景
西に妙高連峰を臨む開けた風景です。当たりをつけていた場所からちょっと離れたところにこんなポイントが。明るい計算違いです。
帰り道で偶然現れたポイント
不慣れな道を走り回って疲れが出てきた頃、「あれっ、ここは」これは当たりをつけていた場所でした。道のカーブがなんともいえません。
さっそく気をとりなおしてカメラをセットしました。
この日、車の走行距離は往復200kmを越えました。距離自体は1日で1000km走った経験もあった大したことはないんですが撮影しながらというのは疲れます。
帰宅後映像を確認したらどうにも納得いかないカットが! 3日後、あの日とほとんど同じ空模様。出直しです。今なら間に合います。田圃の状況って、刻一刻変わってしまいますから。
以下、6月17日撮影分です。
残雪の山
これは編集用に撮ったカットです。使うか使わないかは考えずにとにかくこういうカットは撮っておきます。
これが欲しかった
3日前はカメラ位置が約1m左後ろで道の見え方が違っていて気に入らなかったんです。
ついでにモノクロにも挑戦
HVR-Z5Jには画質のユーザー設定可能なモードがあって、カラーレベルを目一杯下げるとモノクロが可能です。いつかHDのモノクロで作品を作ってみたいと考えているのでこれはそのためのテスト。もちろんPremiereでカラーをモノクロにすることは可能ですがそれは邪道だと、私の理屈です。
モノクロモード、これ、いけますね。
今まで業務用/放送用のカメラを使ってきたのでHVR-Z5Jという民生用ベースのカメラはイマイチ使いにくくて失敗の連続です。いつの間にかGAIN設定スイッチを触ってセットが変わっていたりマニュアルフォーカスからオートオートフォーカスに戻していなかったりWHTバランスを前のままにしていたりetc。
致命的なのがファインダー。昔の業務用/放送用はモノクロCRTで、液晶とは比べるのが無意味ですがとにかく視野が広くて鮮明です。
今回は出発前に設定を入念に確認しました。操作禁止のスイッチはテープを貼り、業務用カメラ時代に戻ってフォーカスはマニュアルのみに割り切りました。
写真はZENZA BRONICAも使う予定でしたが、昨年試し撮りしたポジフィルムを現像に出したら大失敗していたので一時保留です。原因は古い露出計に入れた電池でした。例の水銀電池(公称1.35V)の替わりにアルカリボタン電池(1.5V)を入れたので露出値がオーバーに出て結果は一段アンダー。
これについては露出計のASAを低く設定して回避できそうなので次回はもう一本手元にあるフィルムで撮ってみようと考えています。
今まで私が目をつけた場所を明かしていませんでしたが、ここまで来たらもういいだろうと場所を明かします。
新潟県中越から上越にかけて広がる広大な丘陵には無数の棚田があって季節を問わず素晴らしい風景が見られます。
当たりをつけたポイントは100箇所を超えますが当面は菰立(こもだて)及び周辺の田圃です。
6月14日、梅雨なのに快晴で田植え間もない田圃を撮るには絶好の状況。いえ、晴れていればいいってもんじゃないのは当然ですが。
撮影機材は映像がSONY HVR-Z5J 写真がコニカ現場監督とCANON EOS20。
以下の写真はHVR-Z5Jから後処理で静止画を書き出したものです。映像と写真では輝度範囲が違うのでPhotoShopのレベル補正で16→0,235→255に加工しました。
妙高連峰はまだ雪が残っています
晴れていたからこそこんな風景が撮れました。
山の上の田圃
地元の人でなければ通らない道です。
お気に入りの丘
なだらかな丘全体が棚田になっていて落ち着く空間です。
通りかかったおばあちゃんとここの風景について話しました。やはり「これが当たり前」と思っているそうです。なんと贅沢な!
山道の途中の溜池
池の中ではフナでしょうか、群れていました。
存在感のある杉
広角一杯でこれです。脚立があればもっと下がって撮れるんですが。
山と田圃と川
おじさんが畦の草刈作業をしていました。
想像した通り
Google Earthで当たりをつけただけで初めて行ってみましたが想像通りの風景でした。
ここで聞こえてきたウグイスの声が、「ホー ホケキョケキョ」。思わず笑いました。
土手のイタドリ
季節を表現するインサートカット用です。
田圃の脇の空間
棚田の風景に杉の木は欠かせません。はぜ掛け用で、長野の田圃と決定的に違うのがこれです。
車載カメラの映像から
HVR-Z5Jを愛車レガシィに固定して移動撮影しました。ステーは自作。カメラは後ろ向きに固定です。後ろ向きにしたのは見る人に先が読めないようにと考えたからです。
こんな山の上に田圃があるとは想像もつきませんが遠く日本海を望む素晴らしい風景が展開します。
電柱のある風景
コンクリート舗装の作業用道路と並んだ電柱が面白い雰囲気です。
仲間たち
杉林の足元の幼木がかわいらしくてカメラを向けました。
上と同じ場所から
夕暮れの時間帯はたぶん素晴らしい情景でしょう。
全景
西に妙高連峰を臨む開けた風景です。当たりをつけていた場所からちょっと離れたところにこんなポイントが。明るい計算違いです。
帰り道で偶然現れたポイント
不慣れな道を走り回って疲れが出てきた頃、「あれっ、ここは」これは当たりをつけていた場所でした。道のカーブがなんともいえません。
さっそく気をとりなおしてカメラをセットしました。
この日、車の走行距離は往復200kmを越えました。距離自体は1日で1000km走った経験もあった大したことはないんですが撮影しながらというのは疲れます。
帰宅後映像を確認したらどうにも納得いかないカットが! 3日後、あの日とほとんど同じ空模様。出直しです。今なら間に合います。田圃の状況って、刻一刻変わってしまいますから。
以下、6月17日撮影分です。
残雪の山
これは編集用に撮ったカットです。使うか使わないかは考えずにとにかくこういうカットは撮っておきます。
これが欲しかった
3日前はカメラ位置が約1m左後ろで道の見え方が違っていて気に入らなかったんです。
ついでにモノクロにも挑戦
HVR-Z5Jには画質のユーザー設定可能なモードがあって、カラーレベルを目一杯下げるとモノクロが可能です。いつかHDのモノクロで作品を作ってみたいと考えているのでこれはそのためのテスト。もちろんPremiereでカラーをモノクロにすることは可能ですがそれは邪道だと、私の理屈です。
モノクロモード、これ、いけますね。
今まで業務用/放送用のカメラを使ってきたのでHVR-Z5Jという民生用ベースのカメラはイマイチ使いにくくて失敗の連続です。いつの間にかGAIN設定スイッチを触ってセットが変わっていたりマニュアルフォーカスからオートオートフォーカスに戻していなかったりWHTバランスを前のままにしていたりetc。
致命的なのがファインダー。昔の業務用/放送用はモノクロCRTで、液晶とは比べるのが無意味ですがとにかく視野が広くて鮮明です。
今回は出発前に設定を入念に確認しました。操作禁止のスイッチはテープを貼り、業務用カメラ時代に戻ってフォーカスはマニュアルのみに割り切りました。
写真はZENZA BRONICAも使う予定でしたが、昨年試し撮りしたポジフィルムを現像に出したら大失敗していたので一時保留です。原因は古い露出計に入れた電池でした。例の水銀電池(公称1.35V)の替わりにアルカリボタン電池(1.5V)を入れたので露出値がオーバーに出て結果は一段アンダー。
これについては露出計のASAを低く設定して回避できそうなので次回はもう一本手元にあるフィルムで撮ってみようと考えています。
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