2009年4月に撮った写真で短編を作りました。
私が住む町の山あいに今はほぼ住む人が居ない集落があります。
15年前、すでに古い家々は朽ち果てようとしていました。
これがその時の写真です。
私は昭和24年生まれですが、生まれた地域は山の麓の集落。
暮らしていたのは萱葺きの母屋に隣接する2階建ての倉庫。
こちらは山の南斜面ですが私が6歳まで住んだのは山の北側で日当たりの悪い家でした。
ここを訪れた時、蘇ったのは母屋の縁側で聞いた鶏の声、裏から牛の声、山椒と藁の香り。
そんな思いにふけりながら編集を進めました。
編集は夕べのうちに大まかに済ませましたが今日の午前中微調整。編集は夜は禁物です。
何度も確認の上書き出してエンコード。これはすっかり慣れました。
今回も前作と同様「意味」を排除しました。
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