本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「閉塞感を言い訳にするな・・」2012.4.23日経ビジネス有訓無訓

2012-04-21 11:11:17 | 本・雑誌、読書
ぼや~と土曜日を過ごしています。もちろんすることはいっぱいなのですが、ヤル気が起こっていません。

さて、

日経ビジネス4月23日号有訓無訓「閉塞感を言い訳にするな 常識外の力を発揮せよ」セコム取締役最高顧問飯田亮氏の記事です。
いいなと思う部分があったのでちょっと引用させてもらいます。

「私は終戦を経験しています。国は崩壊していて、頼りになるのは自らの力だけ。私が常識外の力を発揮できた背景には、こうした社会の状況もあったのでしょう。」

「翻って、近年の若者は「常識外の力」を養ったり、発揮したりするチャンスを奪われていると思います。教育制度を筆頭に、目上の愚かな人々が作ってきた仕組みの中で生きていかざるを得なかったからです。」

「国の将来を担う若者をどう育てるかという視点で、広く社会にもまれて生きる人々から意見を集めて制度をつくるべきだったのです。役人をはじめとした、いわゆる「専門家」と称する人たちに制度設計を任せきってしまったのが間違いのもとだと思います。」

「閉塞感なんていうのは、人の心に巣くうもの。実際に世の中にふたがされているわけじゃないでしょう。そんな理屈をこねる前に、一生懸命働くべきと思っていました。」

「東日本大震災を契機に「閉塞感」を誰も口にしなくなった。「もう愚痴っている場合じゃない、自分たちが立ち上がらなければならない」という気概がでてきたんでしょう。」

「一方で、マスコミはいまだに「閉塞感」という言葉を使いたがる。いい傾向になってきたのですから、こうした言葉はできるだけ控えて欲しいものですね。」

教育制度について、”目上の愚かな人々が作ってきた仕組み”

”社会にもまれて生きる人々から意見を集めて制度をつくる”

”閉塞感なんていうものは、人の心に巣くうもの”

記事の中には「当たり前のことを当たり前にやっていたら成長していた」ともありますが、その『当たり前』がなんなのか、見失っていますよね。

きちんと『当たり前』が見ながら、毎日、当たり前=普通に一生懸命生きていたいと思います。

コメント
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