時間が経つのは早いなあと思います。もう退院3日目です。
今日は藤沢周平の「漆の実のみのる国」を読んで、大方一日を過ごしました。
この本もずいぶん以前に購入して本棚に眠らせていたものです。
上杉鷹山伝ですが主人公そのものの人物描写よりも周辺家臣を中心に描かれています。
ストーリーよりも美しい文章運びに惹かれています。
自治体の財政再建関連として読もうと購入したようですが、 君主が聡明で志高くても藩立て直しがなかなか進まない状況は、改革の難しさを感じさせます。
まして凡庸、自分中心の職員ばかりの現在の自治体は如何せん、です。