気田川ツーリング

シットオンを購入したKちゃんが愛犬「吉宗」と一緒に川下りをしたいと昨夜から気田川に来ていたので、私は今朝から気田川へ行って来ました。
先週の雨で増水してコケがはがれたため、釣師は6～7人程度。
水がたっぷりだけど濁りはなく、最高の川下りを楽しめました。
川の水も、川から見る山の景色も、空の色もとってもきれい。
自分が地球に溶けてしまったような錯覚に陥りながら、の～んびりしたダウンリバーを堪能しました。

吉宗は相変わらず「水しぶき」が大好きで、大はしゃぎでした。
パドルからしたたる水や瀬の水しぶきで大興奮。
度々カヤックから脱落し、死に物狂いで犬かきをしていました。
泳いでいる吉宗と目が合ったら、「助けて～」という感じで泳いで来ました。
「吉宗君、私のサイレン（カヤックの名前）は、よじ登っても安定しなくてすぐに落ちちゃうよ。私に助けを求めるより、Kちゃんの方が近くにいるじゃん・・・。」と思いましたが、必死な吉宗はサイレンによじ登って来ました。
苦しい思いをしてもすぐ忘れてしまうのか、ずっと水しぶきで大はしゃぎでした。
そんな時、事件勃発！？
左カーブの瀬で吉宗はまた大興奮。
身を乗り出し過ぎてまた脱落。
そのとき、シットオンまで「沈」させてしまったのです！
Kちゃんと一緒に漕ぐようになって、もう何年も経ちますが、川でKちゃんが「脱」して泳ぐのを初めて見ました。
安定しているシットオンだから「沈」することを想定していなかったKちゃんは、今日はヘルメットではなく帽子だけでしたが、怪我がなくて良かった～。
この時の吉宗は、もうホントに辛そうな顔で泳ぎ、必死にT島さんのアンプ（カヤックの名前）のバウ（カヤックの前の方）によじ登り、T島さんの頭と肩を乗り越えて、T島さんの後ろの方で泳いでいるKちゃんの方へ行きました。
たぶん、T島さんのことを「人」として認識をする余裕がなかったと思われます。
この瞬間を是非記録に残しておきたかったですが、全員必死だったので、きっと写真はないでしょう。

　　　
　　助けて～～～！！！　　　　　　　快調♪楽しい♪　　　　　　　水しぶき命　　　　　　　　　
　　 　　

　　　
　　　　瀬をにらむ　　　　 早く瀬にならないかなぁ　　  一緒に下った仲間
　　　　　
ゴールして秋葉神社下社に戻ると、S子さんが富士宮焼きそば、D&H夫妻が冷やし中華を用意してくださり、今回もまたご馳走になりました。
皆さん、どうもありがとうございました。