あと2週間で仕事再開

4月1日から仕事を再開します。
2週間後には仕事をしているなんて、信じられません。
専業主婦の今でさえ、家の中のことが回っていないのに、どうなっちゃうんだろう。。。


結婚に伴って転居して、この街には昔からのカヤック仲間が4人いるだけで、他に友達はいませんでした。
切迫早産で仕事を休むまでは、家と職場の往復で、新しい友達はできませんでした。
が、妊娠・出産を経て、たーくさんの友達ができました。
100人以上？200人以上？もっとかな？


長女が1歳になって3日後に、東日本大震災がありました。
新生児の頃からほとんど昼寝をしなかった長女がお昼頃にやっと寝たため、地震発生時刻の14:46には遅い昼食中でした。
大きな揺れに、いよいよ東海地震が来たかと思い、すぐにテーブルの下へ。
揺れが収まってから、本震に備えて、玄関ドアを開け放ち、親子共々ヘルメットをかぶり、昼食の続き。
停電して、何も情報が入らず（←防災ラジオをつけるべきでした）。
有機野菜の定期配達に見えた農家の友達に、この地震の震源は東北だと教えてもらい、震源が東北なのにここでこの揺れでは、東北はどうなってしまっているのだろう、と心配になりました。
停電したまま、夜に。
キャンプで使っているランタンを灯もし、夕食は炊飯器に残っていた冷えたご飯にふりかけをかけて食べました。
（生活クラブに入っている今なら買わない中身のふりかけ・・・夫のお弁当リクエストで常備していました）

写真は、その夕食の食卓です。
撮影時刻は19:14になっていました。
電気復旧の目途は立たないとの広報の同報無線が何度か流れました。
夫が帰宅したら、会社は停電しておらず、同僚の皆さんのお家も停電していないとのこと。
「明日は、冷蔵庫の中のものをクーラーボックスに入れて、会社の冷蔵庫へ入れさせてもらおう。」
そんな相談をして布団に横になりましたが、午前2時過ぎに電気が復旧しました。
その後の原発事故。
私は放射能の怖さをあまりわかっていなくて、福島から離れた自分の住んでいる街でも屋外に出ない方が良い日があったとは、後で知ったことでした。


浜岡原子力発電所に関する県民投票のための署名活動が、私が初めて仕事以外で社会に関わるようになった一歩でした。
浜岡原発のことを何とかしたくて、どうしたら良いのだろうと途方にくれていたとき、県民投票のための署名が始まっていると知り、どんなにうれしかったことか。

その日から今まで、「ママ友」以外にも多くの出会いがありました。
子ども達の笑顔のために、子ども達に残す地球のために、より良い社会にするために、全力で活動している多くの皆さん。
私は小さいころからやることがノロノロしているし、得意なことが何もなかったけれど、そんな微力な私だって、自分にできる範囲で良いからやるべきことがあると学びました。


仕事を再開したら、ますます時間が足りなくなるけれど、自分の大切な想いだけは忘れずに、「今」を大切に生きていきたいです。

今、目の前にいる人との出会い
今、という時間


それから、家族も自分も毎日最高の笑顔で過ごせるようにしたい☆


毎日私にパワーをくれる子ども達。
応援してくれる夫（私のやっていることに賛成ではない考えもあるだろうに・・・）。
子ども達に伝えたい身体と地球にやさしい社会を目指して、一緒に活動をしている仲間。
社会のために活動してくれている多くの皆さん。
私を助けてくれる母。
ただひたすらに子ども達をかわいがってくれる義父母。
長生きしてくれている義祖父（今年9月の誕生日で99歳）。
ほとんど会えなくなっても親身になってくれる昔からの友達＆カヤック仲間＆弟夫婦。
それから、長女が赤ちゃんの頃から子育ての苦楽をわかち合って来たママ友さん。
長くお休みをくださった職場の皆さん。

みーんなにとーっても感謝しています。

そういえば、結婚式のウェルカムボードに「みんなに感謝」って書いて、友達に絵を描いてもらったなぁ。

ほんと、人生は、感謝、感謝の毎日ですね。
皆さん、これからもよろしくお願いします♡


P.S.選挙に行きましょう＆白票は止めましょう(*^-^*)