2009-07-25 | Music
生きている証が欲しかった。
昨日、勤務中に出逢った人達の生活を垣間みた時、そんな想いが頭をよぎっていた。

青春18きっぷで福島へ。やまびこに乗り換え、仙台入り。
晴れ。暑い。
圭くん正面の2列目。右には知人姉妹。
前列は小柄な女性陣で助かった。
2列目でも元春が近い。

 君のそば
 君のそばにいて
 どんな時も
 君の味方
 僕は君の味方だって思っていてくれ

「呼吸」
遠くへ行ってしまった人のことを少し想いながら聴いていたら
涙が出てきてしまった…。

MCは随分とテンションが低めだったが、何だかおもしろかった。
「ラジオ・デイズ」の前のMC、
「僕はテレビよりもラジオが好き。80年代にラジオについての歌を書きました。
 『悲しきRadio』
 …そして、90年代は…僕はラジオについての曲は書きませんでした」
に大爆笑(笑)
出だしのギターはちょっと変な音。
バンド出す音に「ん?」と思う場面もあった。
今夜も「コヨーテ、海へ」に見とれた。
あっというまの本編、こんなに短く感じたのは初めて。
アンコール、元春は着替え忘れたのか同じ衣装で登場。
仙台特有の「さーの、チャチャチャ」の手拍子もあった。
(そんなところで仙台を実感したりする)
次はグリーンのポロシャツで登場。
しかしラストの「アンジェリーナ」では途中からイヤモニを外したりつけたりの繰り返しで
集中力なし(泣)。
正也さん、晃彦さん不在と関係あるのかどうか。
ラストは6回ジャンプをしてエンディング。

「仙台だけでなく、遠くから来てくれた人もいるんだろう?」
このツアーで初めてそんなことも行ってくれた。
私の手紙を読んでくれたのだと思い込む。元春、ありがとう。
「女の人はこの日のためにおしゃれしてきてくれたんだろう?
 だから僕は少しあがってます。
 でもCoyote Bandがいてくれるから大丈夫」
元春、可愛すぎ(笑)
はやてで帰京。
仙台駅のホームで誰かに逢えることはなかった…。

生きている証が欲しかった。
今日ここにいる私は正しかったのだろう。



佐野元春&THE COYOTE BAND
2009年夏 全国ライブハウスツアー「COYOTE」
2009.7.25(SAT)@Zepp Sendai
佐野元春(Vo,G,Key)
深沼元昭(G)小松シゲル(D)高桑圭(B)渡辺シュンスケ(Key)大井洋輔(Per)
(整理番号F34番)

01 星の下 路の上
02 荒地の何処かで
03 君が気高い孤独なら
04 ヒナギク月に照らされて
05 裸の瞳
06 折れた翼
07 呼吸
08 ラジオ・デイズ
09 Us
10 夜空の果てまで
11 壊れた振り子
12 世界は誰の為に
13 コヨーテ、海へ
14 黄金色の天使
Encore
15 ぼくは大人になった
16 Young Bloods
17 Down Town Boy
18 約束の橋
19 アンジェリーナ