さよなら2008年

2008-12-30 | Music
晴れ。
チェックアウト後、錦市場を通り抜ける。ラッシュアワー並みの混雑。
高台寺~八坂神社を散歩。
どこもかしこも新年を迎える準備でせわしなく見えた。
「風景」で遅めの昼食。すっかり歩き疲れ、スタバでひと休み。

麗蘭@磔磔の最終日を観る。
整理番号が80番台にも関わらず、なんと公平くんサイドのお立ち台をゲット。
奇跡だ。
チャボさんはやや遠いが、今度は胸から上がしっかりと見える。
昨夜と異なり、北澤くんだけが死角になった。
アレンジが変わってますますカッコいい「ミッドナイト・ブギ」
「あこがれのSouthern Man」おそらくこれまで観てきた中でも最高の演奏だ。
オバマ次期大統領の演説に感化されて作ったという新曲「Yes We Can」
カッコいい。チャボさんらしい痛烈な社会批判の意もある。
公平くんの「回転木馬」最高。
1月には初めてのソロアルバムが発表されるという。楽しみだ。
ここ磔磔では、チャボさんの、公平くんにしか向けない瞳を見ることが出来る。
2人の波長、2人の絆でしか存在し得ないもの。
「今夜R&Bを…」ではまた涙腺を刺激された。
曲のエンディング、慣れない英語で彼のことをずっと待つのだと、語ってくれた。
チャボさんの口から、清志郎の名前を聞くだけでもうボロボロになってしまう。
「Hello Good-bye」
また涙が流れた。
しかし、それに続く「年の瀬」のラストでは
チャボさんがいつものように「紅勝て。白勝て」と電報を読み始めるので、涙も引っ込んだ(笑)。

林ワタルさんのカメラが入っていた。
読売テレビの宇野プロデューサーや、バンバンバザールの福島くんも見に来ていた。
終演後、コート返却の長い列でこの冬一番の凍てつく寒さを感じた。
「誠の湯」に行くことは叶わず、夜行バスに乗り込む。
今年は京都に来ることが出来て、よかった。

さよなら2008年。
ありがとう2008年。
来年がいい年でありますように。



麗蘭2008『継続は力なり。』…ってか。
磔磔 Vol.16
2008.12.30(TUE)@京都磔磔
仲井戸CHABO麗市(Vo,G)土屋公平(G,Vo)
早川岳晴(B)北澤篤(D)
(整理番号81番)

01 麗蘭のテーマ
02 ミッドナイト・ブギ
03 Simple Love Song
04 Good Time
05 真冬の熱帯夜
06 顔
07 真夜中のカウボーイ
08 As Tears Go By
09 Blue Blue
10 Blues イン 回転木馬
11 あこがれのSouthern Man
12 Yes We Can
13 今夜R&Bを...
14 ミュージック
Encore
15 Harlem Shuffle
16 Get Back
17 Are You Alright?
18 Hello Good-bye
19 年の瀬
20 ミステリー

『継続は力なり』…ってか。

2008-12-29 | Music
晴れ。
午後、そう遠くないことを知った嵐山を少し歩いた。
これが噂の渡月橋。
清涼寺~野宮神社~天龍寺。気持ちよかった。
年末にも関わらず「ZACO」が開いていて嬉しかった。遅めの昼食。

2年ぶりに観る、4人揃った麗蘭@磔磔。
しもては男性陣が壁のようにそびえ立ち、思わず公平くんサイドへ回った。
チャボさんはほとんど首から上しか見えなかったが、とにかく楽しかった。
水を得た魚のように、伸び伸びとプレイするチャボさんの、あんなに優しい眼差しは久々だ。
MANDALAのマンスリーライブも勿論素晴らしい。
けれど原点はバンドだ。
公平くんの「回転木馬」は凄かった。「あこがれのSouthern Man」熱かった。
「今夜R&Bを…」で胸がいっぱいになった。
こんなライブハウスはどこにもない、とチャボさんが言った。
ここに居られてよかった。
ライブ盤のジャケ写をステージ上で撮る、とのことで、カメラマン三浦麻旅子さんによる撮影タイム。
珍しい光景に立ち会えた。
kyOnさんとのセッションの時とはひと味違う「Are You Alright?」
素敵だった。
「Hello Good-bye」でまた涙腺が緩んだ。
待ち時間の辛さは吹き飛んだ。
年末、こうして磔磔で締めることが正しいことなのだと思えた。

おまけのバンダナとステッカーに魅力を感じ、トートバックと3枚目の「Poetry」を手に入れた。
思い入れの深い「Poetry」は今年2人にプレゼントした。
夕食はお気に入りの「台所家酒造」
夏と違って大混雑の中、店員の可愛い女の子が話しかけてくれて、何だかうれしかった。
チャボさんを知らず、公平くんのことだけは知っていた(笑)。
次はいつ来れるだろう。
明日はどこへ行こう。
なんて贅沢な京都の日々。



麗蘭2008『継続は力なり。』…ってか。
磔磔 Vol.16
2008.12.29(MON)@京都磔磔
仲井戸CHABO麗市(Vo,G)土屋公平(G,Vo)
早川岳晴(B)北澤篤(D)
(整理番号109番)

01 麗蘭のテーマ
02 ミッドナイト・ブギ
03 Simple Love Song
04 Good Time
05 真冬の熱帯夜
06 顔
07 真夜中のカウボーイ
08 As Tears Go By
09 Blue Blue
10 Blues イン 回転木馬
11 あこがれのSouthern Man
12 Yes We Can
13 今夜R&Bを...
14 ミュージック
Encore
15 Harlem Shuffle
16 Get Back
17 Are You Alright?
18 Hello Good-bye
19 ミステリー


さよならフェスティバルホール

2008-12-28 | Music
晴れ。今年8度目の京都に宿をとる。
阪急で梅田へ移動し、弁天町「リーフ」で遅めの昼食。
関東在住で帰省中の友人にばったり遭遇し、音楽談義。

佐橋くんの結婚記念日。
最後のフェスティバルホール。
沢山の思い出が詰まっているこのホールに、友人のおかげで訪れることが叶った。
オーケストラピットの段差が埋められている。撮影用カメラが数台入っている。
始まってみると、音響が素晴らしいことを改めて実感した。
「Paper Doll」「Bomber」での佐橋くんのギターソロ、身体が固まるほど惹かれた。
厚木では数曲使用していたグリーンのストラトは「ドーナツ・ソング」のみでの登場だった。
「Paper Doll」「さよなら夏の日」「Get Back In Love」…いつになく歌詞に心動かされた。
バンドのグルーヴは明らかに厚木初日よりパワーアップしているのがわかる。
「Let's Dance Baby」
最後のフェスティバルホールで、最初で最後のクラッカーを鳴らす。
この手作りの素晴らしいホールを壊すなんて愚かなことだと、
達郎さんは何度も言っていた。
アンコールでマイクスタンドがセットされた時、まりやさんの登場を確信した。
「人生の扉」
ここ数日ずっと考えていた。
16年前に初めてこのホールに元春を観に来て以来、何度訪れたのだろうかと。
そして当時の懐かしい仲間達のことを想った。
今でも時々逢える友人がいる。逢えずとも遠い空の下、元気に生活している人がいる。
もう二度と逢えない人がいる。
戻らない日々を想い、胸がいっぱいになった。
佐橋くんのスティールギター、間奏のマンドリン、素晴らしかった。
厚木では演奏されなかった「Circus Town」「Last Step」
そしてまさかのダブルアンコール。
客電がついても、約十分間、観客がほとんど動かない光景は初めて見た。
大阪のオーディエンスの粘り勝ち。
「私服に着替えてしまいました」「ぶっつけですからね」と達郎さん。
まりやさんとのデュエット「Let It Be Me」心に響いた。
約3時間半余。最後にふさわしい素晴らしいステージだった。

16年間、ありがとう。
そして、さよならフェスティバルホール。



山下達郎 Performance 2008-2009
2008.12.28(SUN)@大阪フェスティバルホール
山下達郎(Vo,G)
小笠原拓海(D)伊藤広規(B)難波弘之(Key)柴田俊文(Key)佐橋佳幸(G)土岐英史(Sax)
国分友里惠(Cho)佐々木久美(Cho)三谷泰弘(Cho)
竹内まりや(Vo,Cho)
(1階HH列R20番)

01 Sparkle
02 Jungle Swing
03 Blow
04 ドーナツ・ソング
05 夏への扉
06 ついておいで
07 Paper Doll
08 さよなら夏の日
09 Forever Mine
10 バラ色の人生~ラヴィアンローズ
11 Chapel of Dreams
12 Have Yourself A Merry Little Christmas
13 クリスマス・イブ
14 蒼氓
15 Get Back In Love
16 Bomber
17 Let's Dance Baby
18 高気圧ガール
19 Ride On Time
Encore
20 ずっと一緒さ
21 人生の扉
22 September
23 アトムの子
24 Down Town
25 Circus Town
26 Last Step
27 Your Eyes
28 Let It Be Me



~ありがとう大阪フェスティバルホール~
(個人的メモ)
1992.11.18(水)佐野元春 with The Heartland
1994.01.07(金)佐野元春 with The Heartland
1996.02.11(日)佐野元春 and The International Hobo King Band
1998.03.27(金)佐野元春 and The Hobo King Band
1998.03.28(土)佐野元春 and The Hobo King Band
1998.03.29(日)佐野元春 and The Hobo King Band
1999.09.05(日)佐野元春 and The Hobo King Band
2000.02.11(金)佐野元春 and The Hobo King Band
2000.02.12(土)佐野元春 and The Hobo King Band
2001.06.16(土)佐野元春 and The Hobo King Band
2001.06.17(日)佐野元春 and The Hobo King Band
2002.12.01(日)矢野顕子
2003.07.18(金)佐野元春 and The Hobo King Band
2003.11.29(土)松たか子
2004.12.30(木)佐野元春 and The Hobo King Band
2006.02.26(日)佐野元春 and The Hobo King Band
2006.08.17(木)藤井フミヤ
2006.10.15(日)藤井フミヤ
2008.02.24(日)忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸"CHABO"麗市
2008.03.09(日)佐野元春 and The Hobo King Band
2008.12.28(日)山下達郎

三人の女

2008-12-21 | Play
晴れ。
高円寺へ。
JIROKICHIの35周年記念。
1ヶ月分のチケットをまとめて売り出すだけあって、すでに数十人が並んでいた。
待ち時間には、天辰保文さんの「ゴールド・ラッシュのあとで」の続きを読み
寒さに耐えながら、退屈することはなかった。
この人の評に共鳴し、ゆったりと流れるようなそして的確な表現に好感を持った。
その表現に触れるだけで、聴いてみたいと思うアルバムが何枚も見つかる。
友人と合流し、無事にチケットを手に入れたあとは下北沢へ。

本多劇場にて、竹中直人の匙かげん#3「三人の女」を観る。
3姉妹と彼女達の伴侶、奇妙な同居人の織り成す物語。
場面展開や起承転結といったものはなく、言葉の繰り返し。
意味の探り合い。
哲学めいたその内容を理解することは容易ではなく
消化不良のまま、約1時間40分で幕を閉じてしまった。
荻野目慶子。なんて綺麗な人だろう。
大好きな竹中直人の舞台、また観たいと思う。

もう一つの目的はすでに気持ちの中から薄れ、まっすぐ岐路につく。
18時。自宅のPCに向かい、インターネット生中継で「平原綾香スペシャルイベントライブ」を見る。
東京タワー、レインボーブリッジ。夜景の美しい場所。
kyOnさんのピアノ伴奏による数曲。せつないほどに美しかった。
場所がわかっていたなら、逢いに行きたかった。



竹中直人の匙かげん#3
「三人の女」
2008.12.21(SUN)@本多劇場
出演:竹中直人 荻野目慶子 中島朋子 佐藤直子 井口昇 矢沢幸治
作:岡田利規
演出:竹中直人
美術:安斎肇
音楽:栗コーダーカルテット
(F列24番)

ほうろう

2008-12-19 | Music
職場を定時で上がり、横浜へ。
大好きなサムズアップで、小坂忠&Friendsのライブを観る。
正面テーブルの端、ほぼ死角なし。

還暦を迎えた忠さんは、真っ赤なシャツで登場。
相変わらずお茶目で素敵なおじさまといった感じ。
バックメンバーは、個人的にはHydePark Music Fes以来、3年ぶりに観るセンチのメンバーをはじめ
強力な面子ばかり。
ベースの大西さんは村上龍にそっくり(笑)。
昨年のバンバンバザールとのセッションも素晴らしかったが、
バンドサウンドの洗練されたアレンジで「I Believe in You」「夕方ラブ」等
おなじみの楽曲も新鮮に響いた。
ゲストは、これまたおそらく3年ぶりに観る鈴木茂さん。
さすがのギタープレイ、黙して語らず。ギターが語る。
ブレッド&バター、変わらぬ美しい高音のハーモニー。

ステージ後半、真っ赤なバラの花束とケーキが登場してお祝いモードに。
ゲストのAsiahとは、忠さんの娘さんだった。
かつて忠さんが「黒人に取られた」と嘆いていたあの娘さん。あまり似ていない。
2人のデュエット「Unforgettable」素敵だった。
お父さんが忠さんだなんて、本当にうらやましい。

忠さんの音楽に触れていると、何か大きな安心感に包まれる。
それは彼が牧師であることと関係があるのかどうかはわからないが
いつも感じる暖かさだ。
来春にはニューアルバムと同時に、10枚組ボックスセットが発売されること、
レコーディングメンバー(佐橋くん、kyOnさん、小原さん、幸宏さん)で
ツアー3箇所を回ることを語ってくれた。
新作には、細野さん、スキマ大橋くん、そしてなんと元春も楽曲提供しているとのこと!
楽しみに待っていよう。



小坂忠&Friends
Christmas in Peace
2008.12.19(FRI)@横浜Thumbs Up
小坂忠(Vo,G)
上原"ユカリ"裕(D)細井豊(Key)中野督夫(G)大西真(B)
Guest: 鈴木茂(G)ブレッド&バター(Vo,G)Asiah(Vo)
(整理番号31番)

01

akiko

2008-12-14 | Music
昨日1日でひどくすり減った神経は、十分な睡眠と友人からのメールで癒された。
今日が日曜日で本当によかったと思う。
午後「Sunday Song Book」で
達郎さんが声を詰まらせながら読んだリスナーからの手紙と
リクエスト曲「いつも一緒さ」に、ほろほろと涙が出た。

真冬の寒さ。
久しぶりの渋谷。
師走の日曜日というのに心なしか人出が多くないと感じるのは、この不景気のためか。

昨年は観れなかったアッコちゃんのさとがえるコンサートをNHKホールで観る。
秋に発売された新作、Tボーン・バーネットプロデュースによる「akiko」を最近になってようやく聴いたのだが
これが実に素晴らしく、ライブへの期待は高まる。
ギター、ドラム、ベースの3人を従えたバンド編成。
ジャズのようなアレンジ、息はぴったり。時に柔らかく。時に激しく。
なかでも、シンプルでかつ美しいメロディーが印象的な「The Long Time Now」は秀逸。
「akiko」からの全曲に加え、新しく生まれ変わった「ラーメンたべたい」や
バンド重視の表われか、短かったソロコーナーでの原曲の形をほぼとどめない「ばらの花」
大好きな「Prayer」など、楽しむことが出来た。

3週間前から風邪が抜けない、とベストコンディションではないことを明かしたアッコちゃんだが
そんなことを感じさせない、さすがの素晴らしいステージだった。
来年もまた、当たり前のようにこんなライブが開かれていてほしい。
2階最前列にピーター・バラカンさんを発見。



矢野顕子
さとがえるコンサート2008「akiko」
2008.12.14(SUN)@NHKホール
矢野顕子(Vo,Pf)Marc Ribot(G)Jay Bellerose(D)Jennifer Condos(B)
(2階L4列19番)

01 しまった
02 Evacuation Plan
03 People Are Strange
04 Song for the Sun
05 Saginaw, Michigan
06 The Wall
07 ばらの花
08 Prayer
09 Rose Garden
10 Whole Lotta Love
11 いい子だね
12 The Long Time Now
13 When I Die
14 ラーメンたべたい
15 ふなまち唄 PartII
Encore
16 Old Folks at Home
17 変わるし

Two Of Us

2008-12-11 | Music
大好きな人は優しい笑顔で
ほんの短い幸せな時間を友人と共有出来た。

今日で終わりかと思うと、始まる前からうるうるとしてしまう。
まるで、2008年のすべてが終わるかのよう。けれども淋しがっている暇はなかった。

Monthly CHABO vol.6「Two Of Us」2日目を観る。

「気分はJ.J.Cale」の後半あたりから、昨日をはるかに超えるグルーヴを感じた。
kyOnさんがBlueSouthを弾きながら歌う「メリーゴーランド」
チャボさんのスライドギターで聴くあの旋律が、kyOnさんの歌声が
胸を打った。

 逢って嬉しくて涙
 恋しくて涙
 嫌われて涙

いろいろな想いが溢れてきた。
私の人生にかけがえのない2人が、今、目の前で一緒に演奏していてくれる。
幸せだった。涙が流れてきた。泣くような楽曲ではないのに。
そしてなぜこの曲がkyOnさんファンの間で愛されるのか、わかった気がした。

kyOnさんのアコーディオンで奏でられる「ガルシアの風」
後半、客席に静かに降り、歩きながら演奏を続け
やがてカウンター前から消えていく演出は、はかなくも美しかった。

アンコール。
「演奏や歌なんかよりも力を入れている」(笑)という宣伝コーナー。
kyOnさんに「おもしろすぎ」と言われるほど、チャボさんが壊れていて大爆笑(笑)。
そして、共通の友達を紹介する、と客席から呼び込まれたのは
なんと、ギタリスト下山さん! 先日のジュリーのドーム公演で80曲を引き続けたという。
素のままの下ちゃん。照れながらも酔っぱらいながらも?素晴らしいプレイ、
彼を交えての「Sweet Home MANDALA」
長い長いソロパートを回しながらの3人のセッション、最高だった。
チャボさんの笑顔が忘れられない。

終演のテーマ「What A Wonderful World」
チャボさんとkyOnさんが手を繋いだまま、深く長くおじぎをしていた。
その絆と信頼感の深さに何度でも感動してしまう。

チャボさんが消えてから、時計を見ると23時17分!
終電に急ぎ足で乗り込み、25時10分に帰宅。
本当に夢のような2日間だった。
今日という1日にピリオドを打つのが惜しくて、いつまでも起きていたかった。



Monthly CHABO vol.6「Two Of Us」
2008.12.11(THU)@南青山MANDALA
仲井戸CHABO麗市(Vo,G)Dr.kyOn(Vo,Key,G)
下山淳(G)
(整理番号60番)

01 スケッチN.Y.'98
02 Two of Us
03 BLUE MOON
04 テニス
05 TWILIGHT
06 スーダラ節
07 青いシャツ着て
08 メリーゴーランド
09 気分はJ.J.Cale
10 エレキ・ギター I
11 エレキ・ギター II
12 STONE
13 黒人音楽
14 新宿を語る 冬
15 Christmas Must Be Tonight
16 サンタが街にやってくる
17 Merry X'mas Baby
18 はぐれた遠い子供達へ
19 ガルシアの風
Encore
20 (インスト)
21 Anarchy in the Bayou
22 Sweet Home MANDALA~Blues Is Airight
23 何とかなれ
24 Are You Alright?
25 I Think Richard Manuel
26 いつか笑える日
27 働き蜂

仲井戸CHABO麗市 with Dr.kyOn

2008-12-10 | Music
晴れ一時くもり。
いつものようにスタバで一息ついたあと
少し早めに会場前に出向き、友人を待っていると
リハを終えたらしいkyOnさんとチャボさんが上がってきた。
「楽しみにしてます」と言うのがせいいっぱい。

開演前から喉はカラカラ。隣席に友人が居てくれたせいか、異様に多弁。
調整されていくkyOnさんの楽器を見るたびに舞い上がり、確かに今日の私は普通ではなかった。
Monthly CHABO vol.6「Two of Us」を南青山MANDALAで観る。
夢にまで見た2人のセッション。

オープニングが「スケッチN.Y.'98」というのは珍しい。
街の風景が大きく広がり、少しリラックスできた。
そして呼び込まれたkyOnさんは、いきなりギターを抱えての登場。
今夜のテーマでもあるビートルズのナンバー「Two of Us」を2人でカバー。
このシリーズで毎回演奏される課題曲「BLUE MOON」はこんなにも豊かなアレンジになるものなのかと感激する。
しもてサイドに腰かけたため、キーボードの手元はあまり見えないが
kyOnさんの表情がよく見える。
チャボさんとのアイコンタクト、笑顔…。
2人がここに一緒に居るだけでも夢のようなのに。
リハで一番時間をかけた(笑)というまさかの「スーダラ節」
まさかの「メリーゴーランド」
全体的に明るいテイストとなったのはやはりkyOnさんのおかげなのだと思う。
アコーディオン、グリーンのBlueSouth、
クレフィン@BYG以来の、カズーを使っての「青いシャツ着て」
グランドピアノ、マンドリン…。
チャボさんへの手紙に書いたとおりに、kyOnさんのいろいろなプレイが嬉しい。
思い出のアルバム「DADA」から、大好きな「新宿を語る 冬」
レコーディングで煮詰まっていた時に、スタジオの片隅にずっとkyOnが居てくれたことを憶えている
と語った「はぐれた遠い子供達へ」
この曲を生で聴けたのは何年ぶりだろう。うれしかった。
ポエトリーリーディング「エレキギター」での、Steve WinwoodのフレーズをkyOnさんの演奏で聴ける至福の時。
クリスマスコーナー、そしてRichard Manuelへの想い、続く「いつか笑える日」…
いつもそれは大切な人へのメッセージに思えてならない。

「ギターで始まったからギターで終わろう」というのがkyOnさんの提案だったらしい。
まだあと2~3曲、と勝手に思い込んでいたアンコールがすべて終わって、今日はいつもより短かったな
と時計を見たら、すでに23時!
時間の感覚を狂わすほど、それほどまでに素晴らしい内容だったのだ。
思い入れたっぷりなライブだけに、簡単には言葉に言い表せない。
一生忘れることのない夜となったことだけは確かだ。



Monthly CHABO vol.6「Two of Us」
2008.12.10(WED)@南青山MANDALA
仲井戸CHABO麗市(Vo,G)Dr.kyOn(Vo,Key,G)
(整理番号18番)

01 スケッチN.Y.'98
02 Two of Us
03 BLUE MOON
04 テニス
05 TWILIGHT
06 スーダラ節
07 青いシャツ着て
08 メリーゴーランド
09 気分はJ.J.Cale
10 エレキ・ギター I
11 エレキ・ギター II
12 STONE
13 黒人音楽
14 新宿を語る 冬
15 Christmas Must Be Tonight
16 サンタが街にやってきた
17 Merry X'mas Baby
18 はぐれた遠い子供達へ
19 ガルシアの風
Encore
20 (インスト)
21 Anarchy in the Bayou
22 何とかなれ
23 Are You Alright?
24 I Think Richard Manuel
25 いつか笑える日
26 働き蜂

山下達郎 Performance 2008-2009

2008-12-05 | Music
晴れのち一時暴風雨のちくもり。
達郎さんの6年ぶりのツアーがいよいよスタートする。
厚木市文化会館に出向くのも6年ぶりのことで、駅からの道のりを90度間違えて、引き返すはめに。

1階15列のややしもて。佐橋くんの達郎さんステージでの立ち位置は、確かしもてのはず。
わずか4分遅れで開演。ドラムは噂に聞いていた通り、やはり若い子だ。
キーボードはおなじみのしばっちゃん(柴田俊文)
個人的には、重実徹さんの不在はとても淋しい。
コーラス隊は久美さん参加で変わりなし。
ステージセットも相変わらず凝っていて楽しい。ワクワクする。
佐橋くんは久しぶりに見るゴールドとグリーンのストラト、2本のみを使用。
ドラムは驚異の24歳(!)小笠原拓海くん。
達郎さんに「必ずや日本を代表する名ドラマーになることを保証する」と言わしめる。
ソロ回しでは、ほんの少しだけ物足りなさも感じたが、全体的には素晴らしいドラミングだった。
これからもっと成長していくだろう。
達郎さんからは
このメンバーで来年はライブハウスでのツアーを、そして、まりやさんのライブもこのメンバーで考えている
と驚きのMCも飛び出した。
現在55歳の達郎さん。小田さんは化け物だと、75歳の三波春夫さんを見たことがあるが、素晴らしかったと言い
還暦まで突っ走ることを宣言してくれた。
佐橋くんのギタープレイは言うまでもないことだがやはりさすがで
「Paper Doll」でのソロはぐっと惹かれるものがあった。
私の座席から、ほぼ延長線上の正面。見入ってしまう。何があっても世界一のギタリスト。
この久しぶりのツアーは「1から出直しツアーだ」と達郎さん。
大阪フェスティバルホールが年内いっぱいで閉鎖され、取り壊されることが
ツアーを始めるひとつの大きなきっかけになったと言う。
最後のフェスティバルホール、行かないわけにはいかない。
私もしっかりさよならと感謝を伝えよう。
セットリストはアカペラコーナーなど、過去に観てきたツアーと構成上大きな変化はないように感じたが
後半の「ずっと一緒さ」に心を動かされた。
そして、佐橋くんのギターで始まる「DOWN TOWN」嬉しかった。
達郎さんのステージは、すべてが完璧だ。曖昧なものなど何一つない。
約2時間50分。久々に音楽的に感動したステージだったと思う。

帰宅後、パンフレットを開く。なべちゃんも写真入りで紹介されていた。
彼が元春の傍らに居た頃のことは、何もかも懐かしい。



山下達郎 Performance 2008-2009
2008.12.5(FRI)@厚木市文化会館
山下達郎(Vo,G)
小笠原拓海(D)伊藤広規(B)難波弘之(Key)柴田俊文(Key)佐橋佳幸(G)土岐英史(Sax)
国分友里惠(Cho)佐々木久美(Cho)三谷泰弘(Cho)
(1階15列10番)

01 Sparkle
02 Jungle Swing
03 Blow
04 ドーナツ・ソング
05 夏への扉
06 ついておいで
07 Paper Doll
08 さよなら夏の日
09 Forever Mine
10 バラ色の人生~ラヴィアンローズ
11 Chapel of Dreams
12 Have Yourself A Merry Little Christmas
13 クリスマス・イブ
14 蒼氓
15 Get Back In Love
16 Bomber
17 Let's Dance Baby
18 高気圧ガール
19 Ride On Time
Encore
20 ずっと一緒さ
21 アトムの子
22 Down Town
23 Your Eyes