クロスランド

2008-02-29 | Music
晴れ。
前日までのあまりにヘビーな出来事を思うと、出かけることが叶い、本当によかったと心から思う。
やや遅めの時間帯のフライトは、大雪で欠航した3年前を思うと心配だったが、すべては予定通り。
三浦半島~富士山、つい何週間か前に訪れた長野方面の雪山も美しく見えた。
富山空港に着くと、雪がまったく無いことに驚いた。
石動駅から乗ったタクシードライバーに尋ねてみると
「ん~でも去年より降ったなぁ」とのこと。
会場では友人達数名と合流。
あれこれ喋っているうちに、荒んだ気持ちは遠のいた。

クロスランドおやべメインホールにて、SSBBツアーを観る。

予想以上にこじんまりとしたホールに高揚してしまう。
ライブハウスと錯覚するほどステージが近い。
オープニングの「Good Times & Bad Times」の途中から、涙が溢れてきた。
今、こうしていることが幸せ。それだけで幸せ。
一縷の希望を捨てずにいよう。
きっと音楽の神様が降ってきてくれるはず。
こんなにも好きなのだから。

このツアー、個人的には最後のかみて。最前列。佐橋くんのギター音が凄い。
元春を9割見て、佐橋くんは何故かあまり見れなかった。
そこにいてくれるだけで安心。嬉しい。
佐橋くんのギターソロでの近さといったら、ネックに触れるかと思うほど。
そのプレイにはさすがに目を奪われた。
「ドライブ」ではギターを弾くkyOnさんが気づいてくれたと思い込む。
「ほら、あの子のところに行ったら?」と佐橋くんに言わんばかりの仕草。妄想(苦笑)。
元春も近い。
キーボードのkyOnさんの手元が見える。
第一部は1曲減ってしまった。
「Young Bloods」も「Heart Beat」もなし(泣)。
「Wild On The Street」のエンディングがズレた(苦笑)。
拓ちゃん、元春、佐橋くんのスリーショットが目の前に!
「Radio」のスライディングはかみてに!
アンコール終了後、手を伸ばしていた私と友人に、元春がやさしく握手をしてくれた。
夢心地だった。
出待ちは1時間以上。身体が凍えた。
地元ファンが駆け寄り、あっという間に取り巻かれる元春、その光景に驚く。
バスの中からは佐橋くんが気づいて手を振ってくれた。
これから数時間もバスに揺られて名古屋入りするらしい。

地元の友人にお世話になり、無事23時過ぎの電車に間に合った。
金沢では雷雨になっていた。
楽しい時間をいつまでも忘れたくないと願う。
どうか明日も素晴らしいライブになりますよう。



佐野元春 and The Hobo King Band
TOUR 2008 "SWEET SOUL, BLUE BEAT"
2008.2.29(FRI)@クロスランドおやべメインホール
佐野元春(Vo,Key,G)
古田たかし(D)佐橋佳幸(G)Dr.kyOn(Key,G)井上富雄(B)山本拓夫(Sax)大井洋輔(Per)
田中まゆ果(Cho)竹内宏美(Cho)
(1階A列30番)

01 Good Times & Bad Times
02 I'm In Blue
03 マンハッタンブリッジにたたずんで
04 Sugar Time
05 7日じゃたりない
06 ドライブ
07 Wild On The Street
Pause
08 Changes
09 君が気高い孤独なら
10 荒地の何処かで
11 黄金色の天使
12 レイナ
13 恋しいわが家
14 観覧車の夜
15 君の魂 大事な魂
16 Wild Hearts
17 Rock & Roll Night
18 約束の橋
19 Someday
20 アンジェリーナ
Encore
21 Happy Man
22 So Young
23 悲しきRadio~メドレー

DIDGERIDOO MAGIC

2008-02-25 | Music
晴れ。
朝方、夜行バスにて帰宅。車内の温度が高く、なかなか寝付けなかった。
仮眠を取り、高円寺へ。

久しぶりのJIROKICHIで、DIDGERIDOO MAGICを観る。
ABOさんが北海道に移住して以来、約1年ぶりの公演。
素晴らしい即興に見とれた。
音の波に酔いしれた。
本当に凄い人達だ。
元春ツアー中にはなかなか見れないkyOnさんの指の動き、演奏を間近で堪能し
ツアー100公演分楽しんだ気がした。

「共鳴野郎」が終わることを知った(涙)。

○○歳ラストのライブが、JIROKICHIで幸せだった。
ありがとう。嬉しかった。
あったかい手だった。
悲しい出来事は随分と吹っ切れた。



DIDGERIDOO MAGIC
冬の陣 北の大地よりいざ!出陣
2008.2.25(MON)@高円寺JIROKICHI
坂田明(Sax)仙波晴彦(D)高橋香織(Vln)Dr.kyOn(Key)今堀恒雄(G)
バカボン鈴木(B)天田透(Bf)小川美潮(Vo)荒井ABO誠(Didge)

Baby何もかも

2008-02-24 | Music
新横浜では、お世話になったあの人の所へ、久しぶりに逢いに行った。
時はいつの間にかさらさらと流れていくものだ。

新幹線は、途中、米原あたりの大雪のため、約20分ほど遅れて新大阪に着いた。
おなじみの弁天町「リーフ」で昼食。その後は
昨年秋に続いて二度目の「一樓茶軒」にお邪魔する。
前回とはうって変わって、常連らしきお客さんで溢れていて
おそらく私と同年代か少し下くらいのマダム達のテーブルに同席させてもらった。
四川紅茶を頂く。美味。

久しぶりのフェスティバルホール。
忌野清志郎完全復活祭・追加公演を観る。
友人から聞いていたパンフレットを購入する際に
清志郎とチャボさんのツーショットでプリントされたTシャツが目に留まり
それがあまりにもカッコよかったので衝動買い。
開演前から、場内のもの凄い熱気と歓声に身震いする。
これほど客席が熱く、一体感のある華やかなライブは久しぶりだと思う。

「いい事ばかりはありゃしない」でチャボさんが静かに登場、けれど
わかりきっていても何て劇的なんだろう。
ビートの利いた「G・O・D」が終わったあと、突然始まったかのように思えた「スローバラード」
イントロから涙が滝のように流れた。
まるで、札幌市民会館の夜のように。
待っていた瞬間がここに確かに存在していた。
「RCサクセションが流れてる」と歌詞が光る「激しい雨」、
これが今の清志郎とチャボさんの姿。カッコよかった。
スクリーンには懐かしい画像の数々が映し出される。
ドラマティックなハモンドオルガンのイントロに乗せた、清志郎のメッセージが心を打つ。

大切なことは、夢を忘れないこと。

「Baby何もかも」
いつまでもこの曲が頭の中に残っていた。



忌野清志郎 and NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS
plus 仲井戸"CHABO"麗市
忌野清志郎完全復活祭・追加公演
2008.2.24(SUN)@大阪フェスティバルホール
忌野清志郎(Vo)
三宅伸治(G)中村きたろー(B)厚見玲衣(Key)新井田耕造(D)江川ゲンタ(D)
梅津和時(Sax)片山広明(Sax)渡辺隆雄(Tp)
仲井戸“CHABO”麗市(G)
(1階 RIGHT M列23番)

01 JUMP
02 ROCK ME BABY
03 NIGHT AND DAY
04 ダンスミュージック☆あいつ
05 デイ・ドリーム・ビリーバー
06 いい事ばかりはありゃしない
07 君が僕を知ってる
08 チャンスは今夜
09 私立探偵
10 多摩蘭坂
11 毎日がブランニューデイ
12 コーヒーサイフォン
13 G・O・D
14 スローバラード
15 激しい雨
16 ドカドカうるさいR&Rバンド
17 キモチE
18 Baby何もかも
Encore
19 よォーこそ
20 雨あがりの夜空に
21 LIKE A DREAM

ブルーノート・ブルース

2008-02-18 | Music
難しいと思っていた今夜のこの貴重なライブは、
チャボさんのファンクラブ枠で見事に当たった。
キャパが330というから、かなり幸運だったと言えるのだろう。

ブルーノート東京にて、「忌野清志郎完全復活祭・追加公演前夜の晩餐」を観る。
第二部であれば、仕事を終えてからでも十二分に間に合う時間。
アッコちゃん以来、数年ぶりのブルーノート。ロビーは人で溢れていた。
友人に聞くところによると、早い整理番号を求めて、昨日の明るいうちから並んでいる人達が居たという。
少しでも近くで、のファン心理。それはとても理解出来る。

104番、かみてのテーブル席に案内された。
キーボードの厚見さんサイド、ほぼ真横からステージを眺めることになる。
30分以上も押してスタートした2nd show、
前説に登場したのは、帽子を被った筑紫哲也氏だった。
やがて復活への道のりをスライドショーのように見せてくれるイカしたフィルムが流され
バンドと清志郎が登場した。
この時点で、テーブルと椅子は関係なくなった。場内の観客が総立ちになる。

思えば「札幌市民会館最後の日」でのサプライズで、滝のような涙を流してから1年余。
こんなに近い距離で復活のステージを観れるなんて、まるで夢を見ているようだ。
うれしそうなチャボさんの表情に、どうしても目が行ってしまう。

「ブルーノートのステージに立つと、病気が治るという業界の噂があります。
 みなさんも病気になったら、ブルーノートに出ましょう」と清志郎。
新旧取り混ぜてのナンバーは、個人的に初めて観るこのバンドメンバーの凝縮された演奏で
どれも心に響き、特にブルージーでロマンティックな「BABY何もかも」は圧巻だった。

終電の時間が刻々と迫り、アンコール1曲目、
チャボさんがまだ登場しない「ダンスミュージック☆あいつ」が終わったところで
後ろ髪を引かれる思いで、会場を飛び出した。
この続きは、フェスティバルホールで。



忌野清志郎 and NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS
plus 仲井戸"CHABO"麗市
忌野清志郎完全復活祭・追加公演前夜の晩餐
2008.2.18(MON)@ブルーノート東京
2nd show
忌野清志郎(Vo)
三宅伸治(G)中村きたろー(B)厚見玲衣(Key)新井田耕造(D)江川ゲンタ(D)
梅津和時(Sax)片山広明(Sax)渡辺隆雄(Tp)
仲井戸“CHABO”麗市(G)
(整理番号104番)

01 トランジスタ・ラジオ
02 毎日がブランニューデイ
03 雑踏
04 君が僕を知ってる
05 ブルーノート・ブルース
06 多摩蘭坂
07 激しい雨
08 ドカドカうるさいR&Rバンド
09 上を向いて歩こう
10 BABY何もかも
Encore
11 ダンスミュージック☆あいつ
12 JUMP
13 雨上がりの夜空に

観覧車の夜

2008-02-17 | Music
くもり一時晴れ。

入り待ちは約1時間20分。
身体が凍えた末には友人と幸せな瞬間を共有した。
神奈川県民ホールにて、元春&The Hobo King Bandのステージを観る。
3階前方席まで埋まっている。
いろいろな意味で横浜スペシャルだった。
今日起こったすべてのことを忘れたくない。

9列目、贅沢にも遠くに、まるで20列目のように感じた。
拓ちゃんのバリトンサックス?でkyOnさんが見づらい。
ライブは最初から素晴らしかった。
オープニングフィルムも遠く小さく、けれどもカッコよかった。
「今日はみんなおしゃれして来てくれたね」と元春。
横浜の思い出がいっぱい詰まった曲、と言って「Heart Beat」を。
「7日じゃたりない」、kyOnさんのアコーディオン&ステップ、これでもか、とカッコよく
「ドライブ」でのギターも最高だった。
佐橋くんとのお遊びが終わると、拓ちゃんよりしもてに来て弾いてくれたのが、うれしかった。
しもてはkyOnさんの音がキレイに聴こえる。
「Wild On The Street」で元春がスティックを落としたり、kyOnさんがジャケットを脱いだり。

二部のスタート前、友人達とのコール合戦には参加できなかった(苦笑)
右隣りの男性は石像のように動かず。
元春は韮崎公演と同様「荒地の何処かで」で観客をいったん座らせた。
佐橋くんのギターが何よりエキサイティングな「恋しいわが家」のあと、
MCの流れから元春がそのまま「Sail On」に進もうとしているのがわかって、ヒヤヒヤ(苦笑)。
バンドメンバーの頭上に「?」が浮かんでいるのが見えた。
正しい楽曲のイントロ音を少し奏でるkyOnさん。
すると元春が気づき
「あ~その前に、子供達に歌う前に大人達に歌いたい曲があるんだ」と悟ってくれた(笑)。

「昨日僕は横浜のホテルに泊まりました。
 僕の部屋からは港が見えて、大きな大きな観覧車が見えました。
 あ、僕の曲みだいだと思いました。
 じゃ、その曲行こうか」
「観覧車の夜」が無事でよかった(笑)。
そして今度こそ「子供達のために」と「Sail On」
客席が一体となった手の振りも感動的だった。

「Someday」
「いつかきっと」の想い、そしてここ横浜、
元春が言及した横浜スタジアムのこと、赤いくつのこと、そしてツアーロゴ
光るタイトル、それらを見ていたら、ずっと元春の音楽といたい、
けれどもきっと何もかもが永遠に続くわけではないという思いがこみ上げ
涙が出てきた。

「Radio」で
「ムード盛り上がれば~」でいじける元春、かなりの長時間だった(笑)。
「ライブって素晴らしいと思う。世代を超えてひとつになれる」
「I Love You, You Love Me」の応酬。
スライディングはかみて方向だったが、
元春はラスト、随分、しもてに来てくれた。

メンバー紹介は拓ちゃんのあと、スタッフクルーへと移し
「大丈夫、忘れてない」と言ってシータカさんを紹介(笑)。
いつまでも長く続く大歓声がうれしかった。
「他の街の友だちには内緒だよ」といって「デリケート」
ステージ袖でカメラマンを見た時、横浜を愛していた岩岡さんを思い、涙が滲んだ。

元春のラストのMC
「みんなのこと、大好きです」

「ありがとう」と自然に返している自分が居た。ずっと元春と一緒でよかった。
時間が経っても胸が熱くなる言葉だ。
ちょうど10年前の同じこの神奈川県民ホールで元春が言ってくれた言葉を思い出した。

元春のライブでしか逢えない古い友人たち、Nさん、Oさん、Tさん、Kさんに再会。挨拶を交わす。
みんな懐かしい。
そこにあるのは変わらない思い。

終演後の楽屋口。
佐橋くんが可愛らしい帽子を被っていた。
元春は温かそうなえんじ色のセーター、ゆっくりと立ち止まり、沢山手を振ってくれてうれしかった。
胸がいっぱいだった。
友人の涙は伝播した。
楽しかった横浜。哀しかった横浜。
またいつかきっと同じ場所で。



佐野元春 and The Hobo King Band
TOUR 2008 "SWEET SOUL, BLUE BEAT"
2008.2.17(SUN)@神奈川県民ホール
佐野元春(Vo,Key,G)
古田たかし(D)佐橋佳幸(G)Dr.kyOn(Key,G)井上富雄(B)山本拓夫(Sax)大井洋輔(Per)
田中まゆ果(Cho)竹内宏美(Cho)
(1階9列17番)

01 Good Times & Bad Times
02 I'm In Blue
03 マンハッタンブリッジにたたずんで
04 Sugar Time
05 Heart Beat
06 7日じゃたりない
07 ドライブ
08 Wild On The Street
Pause
09 Changes
10 君が気高い孤独なら
11 荒地の何処かで
12 黄金色の天使
13 レイナ
14 恋しいわが家
15 観覧車の夜
16 君の魂 大事な魂
17 Wild Hearts
18 Rock & Roll Night
19 約束の橋
20 Someday
21 アンジェリーナ
Encore
22 Happy Man
23 So Young
24 悲しきRadio~メドレー
25 彼女はデリケート

湖のほとり

2008-02-15 | Music
晴れ。
午前、諏訪湖のほとり「SUWAガラスの里」へ。
館内で、世界にひとつしかないペーパーウェイトを彫る。
一巡りして屋外で路線バスを待つ時間、天気は良かったが、さすがに寒かった。
諏訪湖一面に積もった雪が綺麗だった。

甲府駅前のホテルにチェックイン、
その後、韮崎へ。
韮崎まではSuicaが使えるとのこと。ひとつ勉強になった。

最前列のくせに「しもてだから…」と1人何となくいじけていたら、なんと左隣がkyOnさんファンの友人。
さらに1人置いて別の友人。
結局、見渡してみると、友人知人が最前列に9人(笑)。濃い。
久しぶりの感のある最前列、やはり遮るものがなく幸せ。
「7日じゃたりない」、kyOnさんのアコーディオンソロに吸い寄せられて前に飛び出したら
ロープ規制の対象第1号になってしまった(苦笑)。
そう、昨夜のような自主公演とは異なり、最前列は何かと厳しい。
あまりにカッコよく、ギターの時には釘付けに。
kyOnさんが私達の目の前で魅せてくれた。

「ドライブ」、佐橋くんがかみてでピックを落として一瞬唖然(笑)。
珍しいシーンを見ることが出来た。
拓ちゃんのソロもいただき、何故か元春も何度か見てくれた気がした。

「Someday」、昨年末、テレビ番組「クリスマスの約束」での小田さんとの共演に言及し、
思ったのは「わっ、すごい高い声」
「まぁ人それぞれだよね」
「話のポイントはそこじゃない」と元春(笑)。

「みんないい感じ?すごいね」
「Party!」

アンコール。
「この山梨でライブをするのは19年ぶり?
 じゃあ、その時生まれた子は19歳?そんなにご無沙汰してごめんなさい」
「Party!」とシャウトして始まる。
しもてで晃彦さんが佐橋くんの白いVを調整しているのが見えたものの
その登場はなくちょっと残念だった。

「Radio」のスライディング直前、元春がこちらをチラッと見て、しもてに来てくれることを確信した。
最前列が一斉に熱くなる。ロープがお腹に食い込んだ(苦笑)。
ブレイクのあと
「なんだっけ?大丈夫大丈夫」と元春(笑)。
これには佐橋くんも大爆笑(笑)。
「今夜はもっとすごい夜にしよう!」

出待ちは、暗闇の中でわずかにメンバーの姿を把握する程度。
けれども、なんて楽しい夜だったことだろう。



佐野元春 and The Hobo King Band
TOUR 2008 "SWEET SOUL, BLUE BEAT"
2008.2.15(FRI)@東京エレクトロン韮崎文化ホール
佐野元春(Vo,Key,G)
古田たかし(D)佐橋佳幸(G)Dr.kyOn(Key,G)井上富雄(B)山本拓夫(Sax)大井洋輔(Per)
田中まゆ果(Cho)竹内宏美(Cho)
(1階A列11番)

01 Good Times & Bad Times
02 I'm In Blue
03 マンハッタンブリッジにたたずんで
04 Sugar Time
05 7日じゃたりない
06 ドライブ
07 Young Bloods
08 Wild On The Street
Pause
09 Changes
10 君が気高い孤独なら
11 荒地の何処かで
12 黄金色の天使
13 レイナ
14 恋しいわが家
15 観覧車の夜
16 君の魂 大事な魂
17 Wild Hearts
18 Rock & Roll Night
19 約束の橋
20 Someday
21 アンジェリーナ
Encore
22 Happy Man
23 So Young
24 悲しきRadio~メドレー

St.Valentine's Day

2008-02-14 | Music
晴れ。
自宅を出る直前にmofaからスペシャルライブの案内が封書で届いた。
早速、3月15日の午後半休の申請を出す。

横浜線で八王子へ向かい、特急あずさに乗り換え。
車窓からの眺めは何もかがもの珍しく、眠ることもない。
宿をとる上諏訪駅で下車。雪が沢山残っていた。
Suicaが使えずに窓口で現金清算。同じJR東日本なのに、と軽いショック。
上諏訪駅では偶然東京からの友人達とばったり顔を合わせた。
そのシチュエーションが何とも面白い。

チェックイン後、部屋では、元春、佐橋くんあての手紙を書いた。
kyOnさんには伝えたいことが沢山あったが、時間的な余裕もなく、簡単なメモになってしまった。
その後岡谷へ。あたりはすっかり暗くなっている。
駅から徒歩15分ほどで会場に到着した。

St.Valentine's Day.
開演前、ロビーに居た大野さん、大山さんにチョコレートを手渡す。
「これからも元春とHKBのことをよろしくお願いいたします」のメモ入り(笑)。
そして元春と佐橋くんへのチョコレートは大山さんに託した。

3列目かみて通路側。偶然にも東京の友人達2人と横並び。
一緒に騒げるのがうれしい。
「7日じゃたりない」では
シータカさんのカウントが入ったところで、元春がMCを続け、見事なフライング(笑)。
佐橋くんのソロがますますパワーアップ。
佐橋くんが前に飛び出るタイミングをよく観察し、友人には背中を押され(笑)
グリーンのストラトを間近に見ることが出来た。
元春も全身よく見えた。
時々こちらに気づいてくれたように感じた。
kyOnさんは遠かったけれども、ピアノソロに遊びが加わり面白かった。
「ドライブ」のエンディングはズレておかしかった(笑)。楽しかった。

二部の開幕前には、友人達といろいろコールを試してみる。
そう、二部の開始までの数分間、やや薄い幕の向こうにメンバー達がスタンバイしている姿が見える。
フルートを持ったスパムくんが「そんなの関係ねぇ」のジェスチャーをしていた(笑)。

「Happy Man」で飛び出してくる佐橋くんを待ち構えるかのように再び前に飛び出す私(笑)。
「悲しきRadio」でのスライディングはかみてに!
「ムード盛り上がれば~」ではいじけて、しもてスピーカー裏に伏せていた元春が見えた。
フルートで最後はMを作って遊ぶメンバーたち(笑)。
気づけば私は最終的には2列目に居た(苦笑)。

出待ちは最高のシチュエーションで、自然に花道が生まれた。
元春はもちろんメンバー全員をよく見ることが出来た。
そしてkyOnさんにチョコレートを。
元春は乗り込んだ大型バスの窓を開け、何度も手を振ってくれた。
幸せな時間。
友人達と岡谷駅までの道のりを歩き、待合室で電車の到着を待つ。
気温はかなり低い。上諏訪でラーメンにありつく。
ホテルに戻り、深夜、BSで「眺めのいい部屋」を見る。大好きな映画。久しぶりだった。
ライブの興奮が冷めずになかなか寝付けなかった。
何て楽しい夜だったことだろう。



佐野元春 and The Hobo King Band
TOUR 2008 "SWEET SOUL, BLUE BEAT"
2008.2.14(THU)@岡谷市文化会館(カノラホール)
佐野元春(Vo,Key,G)
古田たかし(D)佐橋佳幸(G)Dr.kyOn(Key,G)井上富雄(B)山本拓夫(Sax)大井洋輔(Per)
田中まゆ果(Cho)竹内宏美(Cho)
(1階C列30番)

01 Good Times & Bad Times
02 I'm In Blue
03 マンハッタンブリッジにたたずんで
04 Sugar Time
05 Heart Beat
06 7日じゃたりない
07 ドライブ
08 Young Bloods
09 Wild On The Street
Pause
10 Changes
11 君が気高い孤独なら
12 荒地の何処かで
13 黄金色の天使
14 レイナ
15 恋しいわが家
16 観覧車の夜
17 君の魂 大事な魂
18 Wild Hearts
19 Rock & Roll Night
20 約束の橋
21 Someday
22 アンジェリーナ
Encore
23 Happy Man
24 彼女はデリケート
25 悲しきRadio~メドレー
26 So Young

みかぼ

2008-02-10 | Music
晴れ。
上野で高崎線に乗り換え、約1時間40分。
倉賀野駅のホームで八高線を待っていると、手動開閉(!)の3両編成の電車がやって来た。
そして群馬藤岡駅で下車すると、タクシーのりばにタクシー無し。
想像をはるかに超える田舎町、たまたま声を掛け合った新潟からと秋田からのファンの人達と
少し離れたタクシー営業所まで歩き、そこから乗り合わせてようやく会場に着いた。
「みかぼ」とは山の名前だと、タクシードライバーが教えてくれた。
街中にまったく雪がないのが意外だった。
空に三日月がきれいに光っていた。

このツアー初めての二桁列。
偶然、隣席が知人だったこともあり、少しおとなしくしていようと思い、かつ体力も温存していたが
「アンジェリーナ」あたりからはいつもと同じだった(笑)。

スパムくんの真正面延長線上といった位置。
前列と前々列の背の高い男性に阻まれぬよう、ずれて踊った。
これまで頭しか見えなかったkyOnさんの顔が見える。
TTSistersが去ってくれると、なんと機材の間から手元まで見える。

ウーリッツァーから離れたあと、正也さんがさっと駆け寄り、元春のジャケットを脱がせた。
仙台から消えた「Young Forever」、
そして加わった「レイナ」がうれしい。

ますます進化していく「7日じゃたりない」最高!
佐橋くんのギターソロが凄いことになっている。
ワンフレーズ飛び出して歌ってしまう元春のミスもご愛嬌(苦笑)。
「ドライブ」最高!
元春がメンバーに合わせて身体を揺らす。

元春のMCは弾けて楽しい。
「いつも新しいツアーが始まるとどの曲を演奏しようか、曲を選んでいる時すごく楽しい」
「…すると、40曲くらい、だいたい6時間くらいのライブになってしまう」
「でも長けりゃいいってもんじゃない」と元春が言うと、客席からすかさず「長けりゃいい!」の声(笑)。

「Rock & Roll Night」、エンディングでの拓ちゃんのキーボードデビュー、
kyOnさんの思惑通りだと想像する。

「Radio」の前のMCでは「僕の話、聞いてくれる?」
子供の頃のラジオの話題からサウンドストリートの話へ。
「リクエストカード、送ってくれた人いる?」「名前は?」
「覚えてない」(笑)
スライディングはしもてに!

拓ちゃんがSaxで元春に迫っていくシーンも、照明の全体像も綺麗に見えて
遠い席ながらそれなりにわかってくることもあった。
14年ぶりという群馬公演、Circle Tour以来ということになる。
「こんなにあたたかく迎えてくれて、ありがとう」
「またいつか会えると思えば大丈夫。また来ます」と元春。

帰りは群馬藤岡駅までタクシー移動。会場を出るまでの渋滞にハラハラさせられたが無事に辿り着く。
高崎で新幹線に乗り換え。
待合室に大野さん発見!
やはり御一行様は皆集まっていた。
元春は帽子なし、メガネなし。
佐橋くんは何だか可愛らしい帽子。
kyOnさんは黒のニット帽に、茶色のジャケット、ジーンズはブーツインでこれがまた可愛らしい姿。
幸せな気持ちが持続する楽しい夜だった。



佐野元春 and The Hobo King Band
TOUR 2008 "SWEET SOUL, BLUE BEAT"
2008.2.10(SUN)@みかぼみらい館
佐野元春(Vo,Key,G)
古田たかし(D)佐橋佳幸(G)Dr.kyOn(Key,G)井上富雄(B)山本拓夫(Sax)大井洋輔(Per)
田中まゆ果(Cho)竹内宏美(Cho)
(10列20番)

01 Good Times & Bad Times
02 I'm In Blue
03 マンハッタンブリッジにたたずんで
04 Sugar Time
05 Heart Beat
06 7日じゃたりない
07 ドライブ
08 Young Bloods
09 Wild On The Street
Pause
10 Changes
11 君が気高い孤独なら
12 荒地の何処かで
13 黄金色の天使
14 レイナ
15 恋しいわが家
16 観覧車の夜
17 君の魂 大事な魂
18 Wild Hearts
19 Rock & Roll Night
20 約束の橋
21 Someday
22 アンジェリーナ
Encore
23 Happy Man
24 So Young
25 悲しきRadio~メドレー

OT

2008-02-09 | Music
小雨。
定時に職場を飛び出し、タクシーと京急を乗り継いで会場に駆け込む。
この間約30分。
こんなに近い会場でライブを観ることが出来るのは幸せだ。

休みを取っていた職場の後輩とは客席で合流した。
よこすか芸術劇場にて、奥田民生ライブを観る。

近年様々なイベントライブで彼のパフォーマンスを見てきたが、単独ライブは初めて。
地元で観るチャンスはそうは訪れないだろう。
かつてユニコーンファンだったという後輩と盛り上がり、勢いでチケットを手配した。
バックミュージシャンも魅力的なメンバーであることも大きい。

テラス席のような2階席最前列、ややかみて方向からステージを眺める。
場内は5階席までしっかり埋まっている。
Tシャツにジーンズ、いつものラフな格好で、いい具合に力を抜きながら
新作「FANTASTIC OT9」からの楽曲を中心に、ドライブ感溢れる演奏が続く。
意外と客席は静か。
民生自身もやや戸惑いながらMCを進めているように感じられた。

昨年の「サタデーナイト・ライブショー」以来の小原さん。何故か安心。
久しぶりに観る有太くん。コーラスも力強く、頼もしい。
約1年ぶりの湊さん。迫力のドラミング。
彼はまるでJIROKICHIの時と同様に、ステージの上でもおかまいなしに煙草を吸っていた。
新作のレコーディングメンバーでもある彼等。
たった4人でもこのメンツであれば怖いものなし、といった印象のサウンドだ。

新作を手に入れながらも、今日までしっかり聴き込んでいなかったため、
おなじみの楽曲は少なかったが、楽しめた。
中でもスローな「アドレナリン」「いつもそう」はお気に入り。
彼の中のビートルズを感じる、
何よりも、最新作で勝負する、という姿勢に好感を持った。
終演後、会場を出た所で、ミュージックサイトのスタッフからインタビューを受けた。
またいつか観よう。



奥田民生
OKUDA TAMIO FANTASTIC TOUR 08
2008.2.9(SAT)@よこすか芸術劇場
奥田民生(Vo,G)小原礼(B)湊雅史(D)斉藤有太(Key)
(2階2RA列11番)

01 イナビカリ
02 スルドクサイナラ
03 フロンティアのパイオニア
04 ときめきファンタジーIII
05 アドレナリン
06 いつもそう
07 野ばら
08 3人はもりあがる(JとGとA)
09 カイモクブギー
10 マシマロ
11 ちばしって
12 鈴の雨
13 愛のボート
14 家
15 なんでもっと
16 無限の風
17 トロフィー
18 キブ・ミー・クッキー
19 プライマル
20 明日はどうだ
Encore
21 恋のかけら
22 イージュー★ライダー

デビューの地

2008-02-07 | Music
午後1時20分、仙台入り。
結局往きの高速バスは断念した。
新幹線の中ではほぼ熟睡状態だったが、ホームに到着するまでのほんの短時間、
初めてこの街を訪れた時のことを思った。
1996年1月、International Hobo King Tour初日。
あれから12年が経つ。
人生にはいろいろなことが起こるが、またこの地に元春に逢いに来ることが出来て幸せだと思う。
風が冷たいものの雪はなく、ひと安心。
利久東口分店で牛タン定食を食べたあと、「COCTEAU」へ。
ここは昨年、綾香ちゃんの仙台公演前に友人が教えてくれたお店。
ゆったりと落ち着く空間で、元春への手紙を書く。
久しぶりだった。

仙台電力ホールにてSSBBツアーを観る。
青葉通りからもすぐ近くの街中のビルの7階。
ロビーで開場を待っている間、まるで、何かの講習会にでも参加するような錯覚を持った。
キャパが次第に小さくなっていくのは正直淋しい。
地元絡みの知人友人と久しぶりに再会。うれしいことだ。
開演前、カウンターにいた大山さんに元春への手紙を託す。
「佐野さんでいいんですか?」と大山さん。
ええ、佐野さんでお願いします(笑)。

3列目のしもて。遠く感じてしまうなんて贅沢。
そのおかげで少しだけ冷静に観ることが出来た。
オープニングの演出は何度でもうるうるときてしまう。
そして「Sugar Time」の元春の「I Love You」「I Need You」に胸がキュンとしてしまう。
座ってキーボードを弾くkyOnさんは頭だけしか見えない(涙)。
「7日じゃたりない」での佐橋くんのボーカル部分は、大声援が飛び、
続くkyOnさんのアコーディオンソロでは、吸い寄せられるようについ前方へ出てしまった。
私が北海道~東北公演を観れなかった間に、確実にバンドは進化していた。

第二部では、THE SUNアルバムからの楽曲演奏を前に、当時の応援に対して
感謝の言葉を口にした元春。
このツアー初めての「レイナ」、再び登場したウーリッツァーをポロポロと弾いたあと、観客を座らせる。
元春と、トミーさん、スパムくん、拓ちゃんの4人きりの演奏。心に響いた。
「観覧車の夜」、kyOnさんのソロの見せ場が長くなったようで嬉しい。
「Wild Hearts」、「Hey!Hey!Hey!」のところで元春が
手を振り上げた私に気づいてニッコリ笑ってくれて一瞬胸が高鳴った。
何度でも思い込む(笑)。
「みんないい感じ?
 もっと一緒に歌える?」「OK!」と言って始まった「Someday」、
しもてから客席に呼びかけるように歌う元春の横顔を見ていた時、
何故か94年の武道館の姿とオーバーラップして、涙腺が緩んだ。
もう何十回も何百回も聴いてきた曲なのに。

アンコール。仙台公演特有の「さーの、チャチャチャ」の手拍子が続く。
「So Young」の一番は歌詞がもごもご適当になって、つい笑ってしまった(苦笑)。

終演後、久しぶりにロックカフェ「ピーターパン」でのひとときを楽しむ。
マスターと音楽談義をしたあと、夜行バスで帰路についた。
仙台はHobo King Bandデビューの地。
またきっと来よう。



佐野元春 and The Hobo King Band
TOUR 2008 "SWEET SOUL, BLUE BEAT"
2008.2.7(THU)@仙台電力ホール
佐野元春(Vo,Key,G)
古田たかし(D)佐橋佳幸(G)Dr.kyOn(Key,G)井上富雄(B)山本拓夫(Sax)大井洋輔(Per)
田中まゆ果(Cho)竹内宏美(Cho)
(3列10番)

01 Good Times & Bad Times
02 I'm In Blue
03 マンハッタンブリッジにたたずんで
04 Sugar Time
05 Heart Beat
06 7日じゃたりない
07 ドライブ
08 Young Bloods
09 Wild On The Street
Pause
10 Changes
11 君が気高い孤独なら
12 荒地の何処かで
13 黄金色の天使
14 レイナ
15 恋しいわが家
16 観覧車の夜
17 君の魂 大事な魂
18 Wild Hearts
19 Rock & Roll Night
20 約束の橋
21 Someday
22 アンジェリーナ
Encore
23 Happy Man
24 So Young
25 悲しきRadio~メドレー