I Cherish You

2007-06-26 | Music
松さんの約4年ぶりの全国ツアー。
特別にお目当てのミュージシャンがいるわけではなかったが
音楽監督が佐橋くんということで
やはりどこかで一度は見ておきたいと思っていた。
偶然の公休が東京公演の2日目に当たり、足を運ぶことが出来た。

24列。予想以上に遠い座席。開演前にTodd Rundgrenの「Hello, It's me」がフルで流れたのが印象的だった。
「きみの笑顔 きみの涙」で元気いっぱいにスタート。
ジーンズに白のロングシャツ、ボーイッシュな出で立ちの松さん。
歌はうまい。
でも音が全体的に大き過ぎる違和感。これは自分が綾香ちゃんのステージに慣れているせいだろうか。
客席の反応がうすく、静か過ぎる違和感。
松さんの挨拶やちょっとしたMCもあまりに一方的な印象が残る。
丁寧に歌っているのに心に響いてこない違和感。
知らない曲は何ひとつないというのに。
これは自分の思い入れの問題だろうか。
そう、4年前のツアーには佐橋くんがいて、kyOnさんも拓ちゃんもいた。
それでも、やはり金子飛鳥さんのバイオリンとタッグを組んだ「a piece of life」や
「水溜まりの向こう」は素晴らしかった。
松さんはCDデビューからちょうど10年が経つという。
その10年を振り返りながら「I STAND ALONE」~「ほんとの気持ち」まではメドレー形式となった。
どれも好きなナンバーだったこともあり、メドレーではもったいない感がある。
本編ラストはデビュー曲「明日、春が来たら」
アンコール。
「Cherish You」はただただせつなかった。
小田さんのコーラス音がかぶった「おやすみ」、素敵だった。
そしてあっというまに2時間のステージが終了した。

終演後、客席に森山未來くん、スキマ大橋くんの姿を認めたものの、
会いたかった人の姿はなかった。



MATSU TAKAKO concert tour 2007 "I Cherish You"
2007.6.26(TUE)@中野サンプラザホール
松たか子(Vo,Key)
柴田俊文(Key)石成正人(G)tatsu(B)河村智康(D)金子飛鳥(Vln,Cho)大滝裕子(Cho)
(1階24列39番)

01 きみの笑顔 きみの涙
02 みんなひとり
03 時の舟
04 イナーシア
05 春風スクランブル
06 惑星
07 白い坂道
08 a piece of life
09 水溜まりの向こう
10 ソレアレス・メモリー
11 未来になる
12 I STAND ALONE
13 サクラ・フワリ
14 Stay with me
15 夢のしずく
16 桜の雨、いつか
17 コイシイヒト
18 Clover
19 ほんとの気持ち
20 明日、春が来たら 97-07
Encore
21 Cherish you
22 now and then
23 明かりの灯る方へ
24 おやすみ

Lovin' You

2007-06-25 | Music
ほぼ定時に職場を抜け出し目黒へ。
約2年ぶりのBAJ、カウンターでチケットを受け取り、案内されたテーブル席はなんと
立てかけてあるギターの目の前。
先に到着していた友人達にはそれが私のリクエストだと思われていたが(苦笑)
偶然の幸運だった。
そんな偶然と、予想に反する場内の空き具合に驚きつつ、
緊張が高まるままにライブがスタートした。

NAOHちゃんは三宅伸治バンドでも活躍しているSaxプレイヤーとのこと。
初めて観るが、細い身体とは裏腹にファンキーでパワフルなそのプレイにまずは驚いた。
茶髪のソバージュはカツラらしい(笑)。可愛らしい顔から飛び出す関西弁も新鮮。
ドラムスのマーティーさんもかなりのグルーヴ、
最近、個人的には遠ざかっていたような音楽に、歌ものではなくともかなり心惹かれる。
オルガン&Keyは、フィリップさん。クールに弾きながらもヒートアップしていく魅力がある。
最近はトミーさんとのレコーディングセッションをしているらしい。
数曲も終わらないうちにゲストギタリストが呼び込まれた。
黒のTシャツにジーンズ姿の佐橋くん。
こんなに近くで観れるのは100年ぶり!
譜面台を覗き込む瞳や、ギターピックがたゆむのさえも見えてしまう。
RAWGUNSで活動中はもうこんな時は来ないと思っていたから、まるで夢のようだ。
使用ギターは、ゴールドのストラト、黒の入ったレスポール、ガットギターの3本。
NAOHちゃんと2人きりでスタートした「Lovin' You」
ガットギターのあまりに美しい音色と「もう二度とこんなに近くで見ることはないだろう」という想いで
涙が出そうになった。

終演後、昨年秋からずっと渡すことが出来ずに、何度か書き直した手紙を手渡すことが叶った。
こんな素晴らしいセッションを見るチャンスをくれたNAOHちゃんと佐橋くんに感謝。
夢だったのだろうか。
もう何も思い残すことはない。



NAOH funky session
2007.6.25(MON)@Blues Alley Japan
NAOH(Sax)
Phillip Woo(Key&Org)福田尚生(B)Marty Bracey(D)
内潟敏(G)
Special Guest:佐橋佳幸(G)

B.B.KING...ALBERT KING...

2007-06-23 | Music
整理番号28番。
スタッフ石川くんのすぐ後ろの座席に腰かけた。
ここなら、誰に遮られることなくステージと
アルバムジャケットの映し出されるスクリーンが見える。
大好きなサムズアップで、チャボさんのDJタイム。
朝まで時間をかけて考えてきた季節柄「雨」に関連する曲も
予報に反しての「晴れ」に最初からやりなおし。そのため今回は完徹だというチャボさん。
妙にハイテンションな理由はそこに。
4曲の紹介が終わったあと、ゲストの公平くんが登場。
今回はギターの種類ごとの選曲、というとても興味深い内容だった。
フライングV、テレキャスター、セミアコ335、レスポール、ストラト…
ライブ音源はどれも長く、聴き応え十分だ。おかげでいつも以上に濃い内容になった。
CDショップに行ったら「J」の欄しか見ない(笑)というほどジミヘン好きな公平くん。
ギター少年がそのまま大人になったような人だとつくづく思う。
ハリー・ベラフォンテの前にチャボさんが朗読してくれたのは
エッセイ集「一枚のレコードから」より「ダニー・ボーイ」

 野田さんのおじいさんは、今日もいつものように少し派手な色のシャツと、
 しわしわの帽子にステッキ姿で犬達を引き連れ路地裏に現れる。

そんな一文で始まるその物語が光景とともに頭に浮かんで来た。
ラストは元気にビーチボーイズ。
今年の夏はどんな夏になるのだろう。



GALLERY Presents
THE Afternoon Tea & Music Time Vol.10
2007.6.23(SAT)@横浜Thumbs Up
DJ:仲井戸"CHABO"麗市
Guest:土屋公平
(整理番号28番)

01 African Herbman(Taj Mahal & the Hula Blues)
02 Sunnyland Train(Elmore James)
03 Agne Anko(N'na Niwal & Kante Manfila)
04 Sacred Ground(John Mooney)
05 Blues Power(Albert King)
06 Travelin' South(Albert Collins and the Icebreakers)
07 You Done Lost Your Good Thing Now(B.B. King)
08 Hideaway(John Mayall & The Blues Breakers With Eric Clapton)
09 Voodoo Chile Blues(Jimi Hendrix)
10 Sweet Butterfly(Stanley Smith)
11 Stanley's Whistle(Stanley Smith)
12 Up From The Bottom(Stanley Smith)
13 Danny Boy(Harry Belafonte)
14 Story Of My Life(Guitar Slim)
15 Looking For An Echo(Kenny Vance)
16 Sincerely (The Moonglows)
17 Surfin' U.S.A. (The Beach Boys)



夕方、再びサムズアップ。
開場が遅れ、待ち時間にすでに疲労感を覚える。
おまけにほぼラストに近いであろう110番という整理番号。
店内に足を踏み入れた時、カウンター以外の空席を探すのに少し苦労をしたものの、
幸い楽屋スペースそばの一角に空席があり、相席させてもらった。
横浜では2度目のファンクラブ合同イベント、
「ミッドナイト・ブギ」を演奏したあと、質問コーナーが数十分設けられた。
入場時に予め提出していたもの。2番目に私の質問が採用された。うれしかった。
BAHOに対抗して「音楽的なギャグ」を考えてきたという公平くん(笑)。
普段はなかなか触れられない愛すべきキャラクターの持ち主。ますます好きになる。
「麗蘭」のテーマ、チャボさんの奏でるマンドリンの響きが心を打つ。
2人だけの「サザンマン」もグルービーで素晴らしい。
今年は麗と蘭、2人きりのツアーが30カ所も組まれていることや
ライブ映像「Welcome Back」がDVD化されることなど、嬉しいニュースも聞くことが出来た。
楽しみがまた増えた。

恒例のプレゼント抽選会終了後、会計を済ませると出口には公平くんとチャボさんが立っていて
一人一人に握手をして見送ってくれた。
公平くんのサングラスの奥の瞳がまっすぐで少しドキドキした。
「ツアー楽しみにしています」とひと言。
チャボさんには「『月』にも行きます」と言うと「えらい」(笑)

もう何度もチャボさんに逢えなかった。
それはまるで誰かとの約束を守らなかった日の後ろめたさのように、心の中に小さな傷を残す。
だから今日はサムズアップに来ることが出来て本当によかった。



GALLERY×KOHEY MANIAX FC合同イベント
2007.6.23(SAT)@横浜Thumbs Up
仲井戸CHABO麗市、土屋公平
(整理番号110番)

01 ミッドナイト・ブギ
Pause(質問コーナー)
02 「麗蘭」のテーマ
03 Chabo Jumps Again
04
05 あこがれのSouthern Man
06 Get Back
07 ハーモニー(挽歌)

雨に詠えば

2007-06-18 | Music
仕事を終えて渋谷へ。約2年ぶりのWasted Time。
雨男、野辺さんのライブだから、てっきり雨が降るものだと思っていたが
奇跡的に(?)くもり。
扉を開けた時には、すでにひろみちゃんのステージの真っ最中だった。
友人がキープしていてくれた、カウンターそばの後方席に座る。
彼女のピアノ「弾き語り」は初めて観た。
エレガントな印象を受けた。
1年前のHobo King Sessionで披露されたオリジナル曲「JOY」を再び聴くことが出来て、懐かしかった。

休憩をはさみ、野辺さんのステージ。
前半は新井くんと2人きりのセッション。
久しぶりに間近で観る新井くんは、何だか貫禄と余裕さえ感じさせる面持ちで、頼もしい存在になっていた。
野辺さんは、そんな新井くんを従え、観客の出方を見ながらMCも含めて手探りしているような進行だったが
残りの2人を迎え入れた後半には、しっかりと聴衆の心を捕えていた。
やはりこのバンドの結束力は強力だ。
「私たちが望むものは」、すごかった!素晴らしかった!
この曲以降、本当に立ち上がって踊りたいくらいだった。
野辺さんは「素足のままで」では、なんと不安定な椅子の上に乗って立ち上がり、サビの部分をリードしていった。
この突然のアクションには、バンドメンバーもビックリ(笑)

セッションタイムには大好きな「It's Too Late」
途中から観に来ていたシンタくん、藤本くんまでもが加わって、狭いステージが総勢9名に!
何気に昨年の高松以来の「意地弦」を見た(笑)。
この一見切ない楽曲でこんなに奥深いセッションが出来るなんて驚きだった。
そしてラストナンバーは「恋は桃色」
なんて楽しい光景だったことだろう。
生の音楽に触れることが、こんなにも心を豊かにしてくれるのだということを
改めて感じた一夜だった。



「雨に詠えば」
2007.6.18(SUN)@渋谷 Wasted Time
竹内宏美(Vo,Key)
野辺剛正(Vo,G)
新井健(G)横倉和夫(B)橋谷田真(Per)
Guest:大塚利恵(Key)木村K児(Harp)藤本一樹(G)常田真太郎(Key)

01 Blossom
02 Somebody
03 大切な日はいつも雨降り
04 希望の唄
05 Brand New Day
06 彼女
07 Everyday
08 tick-tack
09 私たちが望むものは
10 サイドシートの君は
11 素足のままで
Pause
12 It's Too Late
13 恋は桃色

Gradation

2007-06-17 | Music
地下道の出口を上がり、北野をゆっくりと歩いてみる。
くもり。汗が出る暑さでもない。
小さな雑貨店が目を引く。どこかの教会で結婚式が行なわれていた。
ウィンターランドの前を通り過ぎる。
どしゃ降りだったあの日。山弦ツアーから1年も経っていないのに、もう遠い思い出になってしまっている。
三宮そごうで地元の友人と待ち合わせ、会館地下にあるカフェ「Grazia」でお茶。
日曜日、どこも混雑している夕方に穴場とも言える空間、
大阪の友人と合流し、関西圏、関東圏それぞれの文化について(笑)花が咲いた。

神戸国際会館にて平原綾香コンサートを観る。
元春以外のライブでここに足を踏み入れるのは初めてのことだ。
大入り満員、それは開場時の長蛇の列でわかる。綾香ちゃんも喜んでいた。
彼女のほぼ真正面。
ドラム音がよく聴こえ、古澤くんの赤いストラトもよく耳に届いてきた。
kyOnさんと稲Pさんのアイコンタクトがしっかりと見える。
「Gradation」ではkyOnさんのピアノが軽やかに美しく響く。
けれども、オルガンが弱い。
音が上に抜けてしまう感じがわかった。これは会場の構造上、仕方のないことなのだろうか。
「シチリアーナ」ではこれまでと違って、はっきりと綾香ちゃんの姿を見ることが出来た。
kyOnさんのピアノによる前奏。黒のロングドレス、風になびく髪。
砂漠を思わせるような映像と重なりながら、闇に浮かび上がる彼女の姿。
幻想的なこのステージも、次はこれほどまで観ることは出来ないだろう。
客席の熱い拍手と声援で、ダブルアンコールが叶った。
松山公演以来、1ヶ月ぶりに聴く「Come On A My House」、うれしかった。

終演後、新神戸駅へ向かうタクシーの中から、流れる街並を見つめていた時
もっとゆっくりしていたかったという想いが頭をよぎった。
そして誰かのことを想う時間が報われる。
神戸には沢山のいい思い出がある。
今度はいつ来れるだろう。



AYAKA HIRAHARA CONCERT TOUR 2007~そら~
2007.6.17(SUN)@神戸国際会館こくさいホール
平原綾香(Vo)
Dr.kyOn(Key)鎌田清(D)山内薫(B)稲葉政裕(G)古澤衛(G)今野均(Vn)笠原あやの(Vc)
(1階8列27番)

01 Wall
02 誓い
03 Everyday
04 Gradation
05 Smile
06 歌う風
07 感謝
08 FONK MY NOLA(神戸牛バンド演奏)
09 I Love Your Smile
10 虹の予感
11 Circle Game
12 Re:PEPPER
13 しあわせ
14 夢暦
15 君といる時間の中で
16 Jupiter
17 明日
18 シチリアーナ
Encore
19 そら
20 ありがとう
21 Come On A My House

Coyote

2007-06-12 | Music
友人からのメールで、どこにも寄らずに直行することに決めた。
午後4時過ぎ、現地到着。すでに十数人が並んでいた。
待つことには慣れている。
…とはいえ、屋外で一滴の水分も摂らず、ひと言も発することなく立ち続けているのは
さすがに疲労感を覚えた。直射日光がなかったことは幸い。
向かいのビルの前を、庄司智春が歩いていった。
いつの間にか、列の最後尾は向かいのその歩道へと迂曲していた。

銀座アップルストアにてフリーイベント「Moto Sano talks about the music of COYOTE」を観る。
前から3列目のほぼ中央席に着席。
最前列はなんとプレスが占めていた。
ナビゲーターは、初めてその姿を見る鈴木万由香さん。彼女の声に出逢って数十年にもなる。
予想以上に可愛らしい女性。
「君が気高い孤独なら」のPVが流れたあと、
元春、深沼くん、圭くん、小松くんが登場。
黒のボーダーラインの半袖ポロシャツ、茶色のサングラス、帽子。なんてチャーミングな元春。
「あぁいっぱいだね」
場内を見渡してそう言った。

Coyoteアルバムの制作過程や、レコーディング秘話、エピソードに加え
それぞれのお気に入りのアルバムを紹介するコーナーもあった。
アルバムジャケットに、日本でただ一体のコヨーテの剥製を使ったこと、
千葉県九十九里での撮影であったこと、米国ボストンの郊外で実際にコヨーテを見たということ、
「コヨーテ男」のキャラクター設定、レコーディング中、デモテープを聴いている時には他のメンバーが
元春の楽器を弾くジェスチャーで何を考えているかわかった(笑)等、興味は尽きない内容だった。
音楽少年の面持ちの小松くんには特に好感を持った。
深沼くんが渋公(フルーツツアー)にゲストで登場してから、もう10年以上が経つのだなぁと感慨深かった。
圭くんはその風貌からしておもしろかった。
終盤には元春らしく、質問コーナーがあり
一番に手を挙げた男の子からは、次のツアーをこのメンバーでやるのか、またはHobo King Bandでやるのか
今私も最も尋ねてみたい質問が出たが、まだ発表出来る段階ではなかったようだ。
あっというまの1時間。楽しい時はあまりにも早く過ぎてしまう。

帰り道、HMV数寄屋橋店にて「Coyote」を手に入れる。
発売日前に元春のアルバムを手にするなんて、久しぶりのことだった。
偶然の公休は元春に逢いにいくことを音楽の神様が示唆したのだ。
疲れたけれども軽やかな足取りで帰路につく。
次はきっとライブツアーで。



Moto Sano talks about the music of COYOTE
2007.6.12(TUE)@Apple Store Ginza
佐野元春、深沼元昭、高桑圭、小松シゲル
鈴木万由香

I Love Your Smile

2007-06-10 | Music
くもり。
新幹線なら50分足らずの距離だが、鈍行で盛岡へ移動することにした。
2両編成の東北本線、このローカルさが味わい深い。
3時間余、窓の外に広がる風景を楽しむよりは、眠り込んでいる時間のほうが長かった。
恐ろしいほど食欲がなく、盛岡では美味しいものを何も口にすることなく、会場へ。
初めて訪れる県民会館にて、平原綾香コンサートを観る。

3階席は閉鎖していた。しかしその空席をカーテンでカバーする構造。
着席してみると、古澤くんと山内さんが完全に死角(泣)。
稲Pさんがムードメーカーとなり、他メンバーにニコニコと笑いかけている姿が印象的だった。
「Circle Game」、古澤くん、山内さん、稲Pさんの競演シーンは楽しい。
婚約中のカップルを紹介するコーナーでは、綾香ちゃんが「盛岡にはいらっしゃいました」
と言い切ったあと、実は不在だったことが判明(苦笑)。
おかげでサクサクとステージは進行していった。
今夜のバンド名は「かたい冷麺バンド」(笑)。
kyOnさんがとても楽しそうに演奏しているのがうれしかった。
「明日」…kyOnさんのマンドリンプレイがよく見えた。
「ありがとう」…ピアノの音色がとても優しかった。
私の前列には、両親と一緒の小学生の男の子が座っていた。
彼の目には今夜のステージがどんなふうにうつっただろう。

終演後、地元の友人が時間を合わせてわざわざ駅まで運んでくれた。
そしてもしかして?とは思っていたが
駅のホームではメンバーに遭遇してしまった。終演から30分も経っていないというのに。
最終のはやてで帰京。
幸い傘を使うことなく過ごせた2日間。
今日も無事でいられてよかった。
前を向いていこう。幸せな一瞬がある限り。



AYAKA HIRAHARA CONCERT TOUR 2007~そら~
2007.6.10(SUN)@岩手県民会館
平原綾香(Vo)
Dr.kyOn(Key)鎌田清(D)山内薫(B)稲葉政裕(G)古澤衛(G)今野均(Vn)笠原あやの(Vc)
(1階9列48番)

01 Wall
02 誓い
03 Everyday
04 Gradation
05 Smile
06 歌う風
07 感謝
08 FONK MY NOLA(かたい冷麺バンド演奏)
09 I Love Your Smile
10 虹の予感
11 Circle Game
12 Re:PEPPER
13 しあわせ
14 夢暦
15 君といる時間の中で
16 Jupiter
17 明日
18 シチリアーナ
Encore
19 そら
20 ありがとう

感謝

2007-06-09 | Music
天気は何とかもってくれた。くもり。
15時20分、仙台入り。
チェックインを済ませたあと、東口へ。
久しぶりに出た東口は再開発工事も終わって
バスターミナルを中心にすっかり綺麗になっていた。
友人と落ち合い、彼女が見つけてくれた裏通りの喫茶店「COCTEAU」で一息入れる。
くつろげるとてもいい空間。
やがて約4年ぶりに足を踏み入れる会場。
4年前の松さんのツアーでは、佐橋くんのギターストラップが外れ、
佐橋くんの後ろでローディーが本体を支えながら、ソロ演奏を続けるという珍事があったことを思い出す。

仙台サンプラザホールにて、平原綾香コンサートを観る。
着席してみると、予想以上にしっかりとステージ全体を見渡せる好位置。
鎌田さんのドラムセットのほぼ正面延長線上で、ストリングスとドラム音がいつになくよく聴こえてくる。
照明効果もこれまでの中で一番美しく目に映る。
2列目くらいに、サイリュームときらきらのうちわやボードを持った少女達がいて、
とても盛り上がり、目立っていた。
のちに聞いたところによると彼女達の掲げたボードには「茨城から来た○○です」とか
「大阪から来ました」等と書いてあったらしい(笑)。
kyOnさんが彼女達を見て、笑っていた。
ツアーを通しての企画、婚約中のカップルとその親族を招待して祝い、「感謝」を歌うコーナーは、
私の数列前に彼等が着席していて、スポットライトを浴びていた。
そんなふうに皆に祝ってもらえるのは、きっと一生の思い出になるだろう。
バンド名は、綾香ちゃんが「厚いよりすき」という、「うすい牛タンバンド」になった(笑)。
バンド演奏になると、ついついテンションが上がってしまう私。
「Re:PEPPER」では、kyOnさんもピアノを弾きながら
身体を前後に揺らし、ノリノリに(笑)。
古澤くんのKOKOMODEL、とりわけいい音に聴こえてきた。
「Skool For AH」ははやりカットされたままで、ダブルアンコールを期待したものの
「Come On A My House」もなし(泣)。

終演後は出待ちを試みるも、例のうちわ少女隊の陰となりあえなく惨敗。
「利休東口本店」で夕食、うすくない(笑)牛タン定食は予想以上のボリュームで満腹になった。
友人と別れたあとは、「ピーターパン」へ。
ポールの新譜が流れていた。
店内は入れ替わり立ち替わりのお客さんで、マスターとあまりお話し出来なかったのが残念。
おすすめのCDを手に入れて、ホテルの部屋へ戻った。



AYAKA HIRAHARA CONCERT TOUR 2007~そら~
2007.6.9(SAT)@仙台サンプラザホール
平原綾香(Vo)
Dr.kyOn(Key)鎌田清(D)山内薫(B)稲葉政裕(G)古澤衛(G)今野均(Vn)笠原あやの(Vc)
(1階C-J列43番)

01 Wall
02 誓い
03 Everyday
04 Gradation
05 Smile
06 歌う風
07 感謝
08 FONK MY NOLA(うすい牛タンバンド演奏)
09 I Love Your Smile
10 虹の予感
11 Circle Game
12 Re:PEPPER
13 しあわせ
14 夢暦
15 君といる時間の中で
16 Jupiter
17 明日
18 シチリアーナ
Encore
19 そら
20 ありがとう

鎮守の里

2007-06-03 | Music
友人と丸ビルにて昼食。
普段東京駅は新幹線の乗降以外には縁がないため、新鮮な気持ちで何かウキウキした。
RAWGUNSがフリーライブを行なった場所を教えてもらう。
ガラス張りで日射しをたっぷり取り入れられる開放的な空間。
渋谷や横浜の喧騒とは程遠く、ゆったりとした気分で過ごすことが出来た。

友人と別れたあとは、本八幡へ。
市川市文化会館で藤井フミヤコンサートを観る。
開演前、場内にはBeach Boys、Turtles、Rascals等が流れていた。
嬉しかったのは山弦がカバーしている「Never My Love」(The Association)も聴こえてきたことだ。
GOLDバージョンとは、BGMも変えているのかもしれない。

ツアー3度目にして初めて見るSILVERバージョン。
噂には聞いていたが、GOLDとは全く異なる構成となっていた。
黒シャツにストライプパンツの佐橋くん。
念願のペダルスチールプレイも双眼鏡を駆使して、しもてサイドでたっぷりと見ることが出来た。
そのペダルスチールも含めて、使用ギターは11本!
何て贅沢で豪華なライブなんだろう。
2曲ほどステージの中央前面に出てきてくれた瞬間は、高揚した。
神宮への思いを綴った「鎮守の里」はとてもいい曲に仕上がっていた。
8月には奈良の橿原神宮でライブが行われるという。行ってみたいが、さすがに1人では躊躇する。
前半は落ち着いてゆっくりと聴き、後半はたたみ込むようなロックナンバーが続く。
そんなメリハリ具合も、SILVERバージョンを気に入ってしまった所以だ。



FUMIYA FUJII CONCERT TOUR 2007 ART ROCK
SILVER
2007.6.3(SUN)@市川市文化会館
藤井フミヤ(Vo)佐橋佳幸(G)斉藤有太(Key)有賀啓雄(B)屋敷豪太(D)
(2階8列26番)

01 黒い空
02 Far Away
03 Faces
04 わらの犬
05 君になる
06 飛行船
07 列車の窓
08 記憶
09 ALL 愛 NEED
10 SEVEN WONDERS
11 鎮守の里
12 GOLD
13 Solitaire
14 love & drive
15 WHITE BABE
16 WINK
17 REVOLUTION 2007
18 ヘブンの入口
Encore
19 TURE LOVE
20 大切な人へ
21 素直に I'm sorry
22 Sweet beans soup