OTODAMA SEA STUDIO

2009-06-22 | Music
雨のちくもり。

逗子まではJRで約20分。
駅から海岸までは約10分強。新しいサンダルで歩く。
個人的には近いのでうれしい。
晴れ男kyOnさんのおかげか、一時強かった雨も止んでくれた。

逗子海岸、OTODAMA SEA STUDIOにて
OTODAMA5周年シリーズ「Salyu×元ちとせ」のライブを観る。
キマグレンが立ち上げたという音霊、その会場は砂浜に建てられたただの黒塗りの小屋。
足元は砂浜。思ったよりは狭く、スタンディングで待ち続けるのは辛かった。
すぐ近くに聴こえる波の音が自然のSEとなり心地良い。
しもてサイド、3列目をキープ。

スペシャルオープニングアクトは、横浜出身のシンガーソングライター、Kayo、
ギター1本で登場し、場内を盛り上げた。
ギターもうまいし、キャラクターも好印象。
続いては5人組ののあのわ。
センターでチェロを弾きながら歌う女の子はYukiちゃんのようなボーカルで伸びがあり
楽しめるバンドだった。

転換に入り、kyOnさんのキーボードがセッティングされ
ちーちゃんが最初だと知る。
パーカッション近くの配線にトラブルがあったのか、調整を含めて30分ほど待つ。
ステージは3人編成のバンド。
昨年のオーガスタキャンプ以来のちーちゃん。赤を基調にしたドレス、紫陽花の髪飾り。
kyOnさんは、赤黒の昇り龍のシャツにストライプパンツ、足元はスニーカー。
「ワダツミの木」に始まり、kyOnさんのサポートでは初めて聴く楽曲が多く
とても新鮮に感じられた。
2曲目の「幻の月」でRolandのアコーディオンが登場。
「翡翠(ひすい)」と書いて「かわせみ」とも読む、と観客を盛り上げながらのMC、
まるで「魚ごっこ」のような転がるピアノで始まったのは「Ob-La-Di, Ob-La-Da」
軽快なアレンジで楽しい。
ちーちゃんは「Perfect」といい、洋楽カバー曲が意外とはまる。これからも続けてほしいと思う。
メンバー紹介で初めて、パーカッションが藤井珠緒さんでなかったことを知った(汗)。
「みかけはこうですけど、とてもいい人です。そして几帳面です」とkyOnさんを紹介。

先週、おばあさまが亡くなったこと、上田現にも触れ、
その人が旅立ったことを無駄にしないために、笑顔で歩いていくことが
その人にとっても自分にとっても大切なことだ、と語ってくれたちーちゃん。
想いのこもったMCと歌唱に心を動かされた。

続く、Salyu、
一昨年の大阪城ホールでのイベント以来か、おだんごヘアーでなくなっていたので
こんなに個性の薄い子だったかと戸惑う。
声は素晴らしかったが、すべてに力が入っているため、観ていてやや食傷気味。
アンコールでちーちゃんとのセッションを期待したが、Salyuのみで残念。

終演後、海岸周辺は深い霧に包まれていた。
またいつかkyOnさんのサポートでちーちゃんを観ることが出来ますように。



OTODAMA5周年シリーズ
「Salyu×元ちとせ」
2009.6.22(MON)@音霊 OTODAMA SEA STUDIO
スペシャルオープニングアクト:Kayo(Vo,G)
オープニングアクト:のあのわ
本間シュンタ(D)ゴウ(G)Yukko(Vo,Cello)荒山リク(Key)nakame(B)
元ちとせ(Vo)Dr.kyOn(Key)石成正人(G)高橋結子(Per)
Salyu(Vo)あらきゆうこ(D)名越由貴夫(G)シミー(G)
(整理番号A80番)

元ちとせ
01 ワダツミの木
02 幻の月
03 翡翠
04 Ob-La-Di, Ob-La-Da
05 ハミングバード
06 遠い海へ旅に出た私の友達
07 月を盗む
08 カッシーニ

Salyu
01 Summertime
02 コルテオ~行列
03 name
04 双曲線
05 夜の海 遠い出会いに
06 landmark
07 Dramatic Irony
08 WHEREABOUTS~for Anthony~
Encare
09 Calling You

Leyona

2009-06-19 | Music
晴れのちくもり。
久しぶりの渋谷。
あぁそうだった、綾香ちゃんのNHKホール最終公演以来だ。
「あんなこと」が起こる前だった…。
「デザート王国」で友人と待ち合わせてしばし歓談。Thanks.

久しぶりのSHIBUYA-AXにて、Leyona 10th Anniversary「MUSIC IS MAGIC」を観る。
Leyonaに特別な思い入れはないが、初めてアルバムを聴いた時にはその天性とも言えるボーカルに魅了された。
一度だけ単独ライブをクアトロに観に行ったことがある。
BBBBが客席後方から登場してびっくりした思い出。
その後は、イベントで何度か観た。
MUSIC DAY、Soul of どんと、札幌市民会館最後の日、Windblow、サムズアップ…etc
10周年と聞いて、まだ10年だったのかとも思う。

BBBBが先導して華やかに始まったステージは、次々とゲストが呼び込まれ
彼女が多くの音楽仲間達に愛されていることが伝わる、あたたかいものとなった。
そして先のアルバムで何となくしっくり来なかった何か
それはおそらく彼女のボーカルの聴こえ方だったのだろうが、
再び生で体験することで、やっぱりこれが彼女の本当の歌声だと、勝手に納得したのだった。

初めて見る佐藤タイジ、その存在感に圧倒された。
「ありったけの愛」素晴らしかった。
「500マイル」…せつなかった。
「汽車」という言葉、「旅」に繋がる歌の世界が、チャボさんの「Southbound Train」を想い起こさせた。
ジーンズから可愛らしいパープルのミニドレスに衣装替えて登場した後半からは
さらに豪華なステージ。
個人的には実は初めて観るblues.the-butcher-590213、渋かった!
永井ホトケ隆さんは予想していたよりもずっとおじさんで、久しぶりに見るKOTEZさんはさらに太くなっていた(苦笑)。
これまた久しぶりに見る晃彦さんの姿で、斉藤和義の登場を悟った。
そして京都会館以来の伸ちゃん…。
ギターがセッティングされているのに、ギターケースを抱えて登場。
客席にお尻を向けて何をしているのかと思いきや、ギターケースから取り出したのは大きな花束。
何て粋なことをする人なんだろう。
洋楽で育った彼女が初めて衝撃を受けたという日本語の歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」を2人で。
後半、ハウスバンドに呼び込まれたのは、椎野さんとkyOnさん。
沼澤さんとのツインドラム、エマーソン北村さんとのツインキーボード、なんて豪華なんだろう。
幸運にもしもてサイドだったため、壇上のkyOnさんのプレイは何だかこちらが恥ずかしくなるほどよく見えた。
燕尾服のような長い黒ジャケットにストライプのパンツ、インナーは白地に金の豚Tシャツ。
嬉しかった。
最後には、特大のロウソクが何本もセッティングされて、チャボさんの登場。
「量より質で」とたった1本の赤いバラを持って。
Leyonaはこの時ばかりは感極まっていた。
彼女が昨年のチャボさんの誕生日に贈ったという帽子を被って「今日までとっておいたんだ」と。
10年前のデビュー当時「チャボさんのプロデュースじゃなきゃいやだ」と言ったという彼女。
「その声にぶっ飛んだことを思い出した」とチャボさん。
いろいろな想いで「オレンジ」を聴いた。
エンディング近くで、チャボさんがLeyonaの前方足元を何度も指さした。
それは、清志郎の写真だった。
あぁ、ずっと今夜は一緒だったんだ…
そう思った。

アンコール。
「STARS」「ダンスミュージック☆あいつ」に続いては、全員を呼び込んでの賑やかなステージ。
数えきれなかったが、おそらく30人近く。
チャボさんはいなかったけれども。
kyOnさんはRolandのアコーディオンで。
そして最後に1人、ステージに残って披露したのは「自分の人生を変えた曲」
アカペラでジャニスの「Mercedes Benz」
彼女の音楽の原点を見た。
素晴らしかった。
本物の歌姫、Leyona、10周年おめでとう。


追記。
帰宅後「僕らの音楽」を見る。
チャボさんと清志郎の「I Shall Be Released」
…向かい合って歌う2人。
チャボさんのギター、笑顔、最高だ。
まだ悪い夢を見ているかのように感じてしまう。



Leyona 10th Anniversary
MUSIC IS MAGIC
2009.6.19(FRI)@SHIBUYA-AX
Leyona(Vo,G)
Special Band Member:
會田茂一(G)エマーソン北村(Key)大儀見元(Per)笠原敏幸(B)椎野恭一(D)
鈴木正人(B)TOKIE(B)Dr.kyOn(Key)沼澤尚(D)山本タカシ(G)Latyr Sy(Per)
Special Guest:
Keison、斉藤和義、佐藤タイジ、Spinna B-ILL、仲井戸CHABO麗市、東田トモヒロ、
Black Bottom Brass Band、blues.the-butcher-590213、HIFANA、三宅伸治
(1階SB列11番)

01 Town to Town
02 The Beat Goes On
03 Whoa Child
04 風をあつめて
05 ナツメロ
06 Eternity
07 500マイル
08 Fatou Yo
09 ありったけの愛
10 Bless
11 何度も…
12 Melody
13 GOFUNKE~ごふぁんけ~
14 Mama He Treats Your Daughter Mean
15 Hey Hey The Blues Is Alright
16 五秒の再会
17 デイドリーム・ビリーバー
18 NITE CLUB
19 travellin' man
20 Sweet Baby Love
21 LOVE
22 FREE YOUR SOUL
23 オレンジ
Encore
24 STARS
25 ダンスミュージック☆あいつ
26 Monkey Man
27 Mercedes Benz


DIDGERIDOO MAGIC

2009-06-17 | Music
晴れのちくもり。
午前、mixiで「苗場ロックンロールショー」の開催を知る。
今の私に何をためらう理由があるというのだろう…。

久しぶりの高円寺。
少し早めに着いたのだが、整理券配布はしていなかった。
しばし商店街を散策する。
すると中程で「高円寺文庫センター」を発見。
元の場所からいつしか消えていたことが気掛かりだったのだが、移転していたとは。
嬉しかった。
その後はカフェ「HATTIFNATT」でひと休み。

高円寺JIROKICHIで、今年2度目のDIDGERIDOO MAGICを観る。
観客数が少なくやや淋しい。
kyOnさんをほぼ右真横から見る位置に着席。
当初の発表ではギターレス、ベースレスの6名で珍しい編成だと思っていたが
いざ始まってみると、ギターとパーカッションが加わり、合計8名のセッション。
それぞれの楽器が自己主張をしながらも、決してぶつからず
調和がとれているのが、いつもながら不思議で素晴らしいと思う。
しかも、ABOさんの足元のセットリストには勿論曲目などの記載はなく、
番号とコードのみ。
即興演奏の醍醐味。
今回は仙波さんのパーカッション小道具は少なかったが、ヤヒロさんの演奏を堪能。
ギターのヒロナリさんが1曲ボーカルを取り、ロック色溢れる曲も。
バイオリンの太田さんが時折、ベースを弾くかのようにつまびく音色や
ボーカルにも目を奪われた。
kyOnさんは白Tシャツの上に茶色?のシャツ、ダボダボのジーンズに赤銀シューズ。
近くで見ることの出来る幸せ。

単純なことで一喜一憂をする自分だが、今日は来ることが出来て本当に良かった。



DIDGERIDOO MAGIC
2009.6.17(WED)@高円寺JIROKICHI
ヤヒロトモヒロ(Per)峰厚介(Sax)仙波清彦(D)太田恵資(Vln)Dr.kyOn(Key)
ヒロナリ(G)沢田(Per)荒井ABO誠(Didge)
(自由席)

祈り

2009-06-13 | Music
晴れ。
外苑前駅から数分歩き「CAFE香咲」で一息。
バナナケーキとカフェオレ。
手作り感溢れるとてもいい雰囲気のカフェだったが、混雑していたため
あまりゆっくり出来ずに残念だった。

マンスリーライブ、MANDALAシリーズの最終日。
昨年の6月から始まり、全公演の出席は叶わなかったが、数えてみれば18公演目。
さよならは淋しいけれど、きっとまた来よう。
先月に引き続き、客席に入る竹中直人の姿を見た。
昨日と比べると遥か遠くの整理番号。
しもての壇上、カップルの頭と頭の間からステージを観る。
冷静に。

ポエトリーリーディングのコーナーはやはり圧巻だった。
何かを示唆しているかのような「慕情」

 君の大切な人が僕らを見て微笑んでる
 さあ泣きやんで

「はぐれた遠い子供達へ」「ヒッチハイク」そしてシュールな「64年型タイプライター」
言葉が時々胸を突き、はっとさせられる。
「りんご」…母親への想い。
チャボさんのお母様はどうしているのだろう…。
アシャの「アイアタバ」
「仲間のために平和を祈る」と。「悲しみをぶっ飛ばせ」と。

「昨日は手抜いといた!」と長いコール&レスポンスで盛り上がった「Dancing In The Street」
「南行き列車」チャボさんがギターを持たずに歌うのは本当に珍しい光景だ。
力強く、誇り高く、この日最も心に残るシーンのひとつでもあった。
この歌をしばらくどうしようかと悩んだけど、歌だけでもポジティブにと
「ガルシアの風」
ずっと歌い続けてくれる、その意思がうれしかった。
アンコール。
「働き蜂」そして長い長いブルースイントロのあとの「いい事ばかりはありゃしない」
どうしても涙が流れた「スローバラード」
「After The Storm」
ラストの「祈り」
この曲をこれからも育てていきたいとチャボさんが言った。
…胸がいっぱいになった。
ずっとチャボさんを見ていこう。改めてそう思ったのだった。
「My Old Friend、そしてある意味戦友でもある」とチャボさんは梅津さんを幾度となく紹介していた。
梅津さんだからこそ、演奏出来る曲が何曲もあったはずだ。
最後が梅津さんでよかった。

スタンディングオベーションとなったいつものサッチモのあと、
「Southbound Train」の原曲が流れた。
MANDALA最終日、その場を立ち去り難く、席を立たずに最後まで聴いていた。

あまりにもいろいろなことが起こりすぎた1年。
楽しかったステージ、辛く悲しい日々…
そう…1年が経ったのだった。
チャボさんそして南青山MANDALAにありがとう。



Monthly CHABO Vol.12
「南青山夜会」
2009.6.12(FRI)@南青山MANDALA
仲井戸CHABO麗市(Vo,G)梅津和時(Sax)たつのすけ(Key)
(整理番号79番)

01 ねぇHISAKO
02 Everyday I Have The Blues
03 BLUE MOON
04 ねぇ神様
05 Honey Pie
06 All My Lovin'
07 Um Um Um
08 Fiesta
09 Dear アルコール

10 慕情
11 はぐれた遠い子供達へ
12 ヒッチハイク
13 Hustle
14 64年型タイプライター
15 ウー・ラ・ラ・ラ
16 不動産屋
17 りんご
18 アイアタバ

19 ハイウェイのお月様
20 ヴェトナミーズ・ゴスペル(Vo:梅津和時)
21 Dancing In The Street
22 きもちE
23 Southbound Train
24 I Can't Get Over You
25 ガルシアの風
Encore
26 働き蜂
27 いい事ばかりはありゃしない
28 国立市中区3-1
29 スローバラード
30 After The Strom
31 祈り

南青山夜会

2009-06-12 | Music
晴れのちくもり。
会場に着いてから初めて副題を知った。
3月にピットインで行なわれた梅津さんのイベント「新宿夜会」のアンサータイトルだ。
たった3ヶ月前なのに、今では遠く懐かしく感じられる…。
久しぶりのそして3度目の一桁の整理番号で、ややしもての最前テーブルに着席した。
近い。
時折、ステージ後方からのライトが眩しい。
最後のMANDALAシリーズ、元気に楽しく観ようと思った。
チャボさんは柄シャツで登場した。いつものハット、パンツで。
「ねぇHISAKO」で始まった。私が大好きなアルバム「絵」の中のナンバー。久しぶりだった。
ジョンがヨーコさんの個人名を出したことに影響されて書いたんだ、とチャボさん。
6月しか歌えない、というこの曲の歌詞は予想以上に深いことに気づかされる。

 暗やむにっくき6月を 飛び越えて
 まぶしく輝く 光の大地を訪ねよう
 涙の河など 振り返らずに

足元には開演直前にセットリストが置かれたが、意地でも目もくれずに居た。
見てたまるものか、と。
3ヶ月ぶりの梅津さん、そしてたつのすけさんも加わり、とても豊かな音色のステージになる。

ポエトリーリーディングのコーナーではいつにもまして
言葉の力、込められた想い、激しさが伝わってきた。
梅津さんの吹く映画音楽に乗せての「慕情」
「64年型タイプライター」チャボさんがギターでかき鳴らす不協和音。
梅津さんのクラリネットによる「りんごの唄」に乗せて読むチャボさんの「りんご」
チャボさんの言葉が優しかった。
譜面ファイルの文字も見える。チャボさんの汗や、息遣いも届きそうな距離で。

「ハイウェイのお月様」うれしかった。
「Dancing In The Street」チャボさんと梅津さんが交互に客席にまで下りてプレイし、盛り上がった。
「生きていれば誰でもブルースを抱え込む」そんな歌詞が心を突く。
続いてなんと「キモちE」が飛び出して、ビックリした!
「南行き列車」チャボさんがギターを持たずに歌う。
バンドへの想いが溢れ、本当に素晴らしかった。
「ガルシアの風」うれしかった。
チャボさんが前向きに歩き出す姿を見たのだと思う。
アンコール。
新作のTシャツの可愛らしさに目を奪われた。
「いい事ばかりはありゃしない」そして初期のRCに続いて
梅津さんがいるから挑戦させてくれ、と言ったチャボさん。
たつのすけさんのグランドピアノのイントロで始まったのはなんと、なんと
「スローバラード」
もう涙がさらさらと流れた。拭うことも忘れて、ただただチャボさんを見つめた。
梅津さんの間奏のサックス…言葉にならない。
拍手は長く長く止まなかった。
チャボさんは目に涙を溜め、梅津さんを讃え、拍手をしていた。天を仰ぎ…。
最後は「新宿夜会」で生まれた、梅津さんとの共作「祈り」
梅津さんもたつのすけさんも最高だった。



Monthly CHABO Vol.12
「南青山夜会」
2009.6.12(FRI)@南青山MANDALA
仲井戸CHABO麗市(Vo,G)梅津和時(Sax)たつのすけ(Key)
(整理番号3番)

01 ねぇHISAKO
02 Everyday I Have The Blues
03 BLUE MOON
04 ねぇ神様
05 Honey Pie
06 All My Lovin'
07 Um Um Um
08 Fiesta
09 Dear アルコール

10 慕情
11 はぐれた遠い子供達へ
12 ヒッチハイク
13 Hustle
14 64年型タイプライター
15 ウー・ラ・ラ・ラ
16 不動産屋
17 りんご
18 アイアタバ

19 ハイウェイのお月様
20 ヴェトナミーズ・ゴスペル(Vo:梅津和時)
21 Dancing In The Street
22 キモちE
23 Southbound Train
24 I Can't Get Over You
25 ガルシアの風
Encore
26 働き蜂
27 いい事ばかりはありゃしない
28 国立市中区3-1
29 スローバラード
30 After The Strom
31 祈り

春歌

2009-06-09 | Music
くもり。
職場を定時過ぎに出て、下北沢へ。
3バンドの出演だったので、それほど急がずともという考え。
場内に入ると、ちょうど飛行船が終わる頃だった。
続いて、昨夏の熱闘音楽祭以来のポカスカジャンの3人、
楽しいネタも最後はお下劣な感じで終わっていた。

柴山さんの62歳の誕生日。
ちょうど1年ぶりに見る春歌。
昨年と同じような立ち位置(柱の脇)からステージを観る。
kyOnさんは玉虫色?の上下スーツに、黒白柄のシャツ、襟もとにはピアノのブローチ。
久しぶりに派手な衣装もこのセッションならでは。
15年も続いているのだという。
何しろ演奏は素晴らしいのだが、柴山さんの歌詞があまりにもエロエロなので
さすがに前進しにくい(苦笑)。
とはいえ、柴山さんファンの?女性陣は最前列に見事に並んでいた。
kyOnさんと下山さんのセッションがうれしかった。
楽しかった12月のMANDALAのことを少し思い出し、せつなくなった。

歌詞のほうは、昨年に比べれば自分が随分慣れた感覚で(笑)
演奏を存分に楽しむことが出来た。
「上を向いて歩こう」「いとしのエリー」「知りたくないの」「ハートに火をつけて」etc…。
素晴らしいバンドだと思う。
さて、次にここへ来るのはBo Gumbo3、楽しみだ。



続・祝めでたや菊まつり
「男が濡れりゃ女も立たす笑い転げてBOBO三昧」
春歌(柴山俊之+下山淳+池畑潤二+Dr.kyOn)
飛行船(イノウエアツシ+修豚)
ポカスカジャン
2009.6.9(TUE)@下北沢CLUB 251
(整理番号9番)

ガンボスープはやめられない

2009-06-07 | Music
晴れのちくもり。
昨夜は「ROCKIN' ON JAPAN 特別号」のチャボさんのインタビューを読みながら横になり
涙が流れた…。

Bo Gumbo3の横浜初上陸。
kyOnさんの目の前でうれしかった。
開演前、スペシャルメニューの「Gumbo Soup」で身体が熱くなった。
本当はもっと客席が人で溢れ、賑やかであってほしかった。
立ち上がって踊りたいくらいだったけれども
テーブル席でおとなしく身体を揺らしていた。
kyOnさんは、金色の豚のイラスト付きの白Tシャツに、フラワーな白シャツ、ジーンズ、銀のシューズ。
永井くんは昨日に引き続いての、エスニックな?可愛らしい衣装。星型のアクセサリー、赤パンツ。
セットリストはとても新鮮に感じられた。
おそらく初めて聴く「はごろも娘」
「孤独な詩人」はどうしてもNHKホールでの清志郎のパフォーマンスを思い出させた。
昨夜に引き続いて、アンコールでは友部正人さんが飛び入り。
楽しいひとときだった。

5月1日以来のサムズアップ、あの夜のことを少し想った。
楽しかったこと、清算で並んでいた時のこと、伊藤社長がすり抜けていったこと…。

大好きなサムズアップ、次はいつ来れるだろう。



Bo Gumbo3
~ガンボスープはやめられない!~
2009.6.7(SUN)@横浜Thumbs Up
Dr.kyOn(G,Key,Vo)Dr,TOSH?(B,Vo)岡地曙裕(D,Vo)
(整理番号1番)

01 BO GUMBOS
02 時代を変える旅に出よう
03 光るビーズ男
04 BIG CHIEF
05 ワクワク
06 からっぽ列車
07 誰もいない
08 トンネル抜けて
09 BODYCO
Pause
10 ポケットの中
11 Hey Flower Brother
12 はごろも娘
13 孤独な詩人
14 夢の中
15 Star Children
16 デリックさん物語
17 助けて!フラワーマン
18 見返り不美人
Encore
19 朝の詩人(with 友部正人)
20 ボガンボラップ


どんとこい

2009-06-06 | Music
雨のちくもり。
「城」に続いて「寺」。
藤沢駅に着いた頃には、もう傘は要らなかった。
同じ県内とは思えぬほどのアウェイ感。
参加費として2000円を払い、毛糸のリストバンドを付け、本堂に足を踏み入れると
約30分押しだったらしく、ちょうどさちほさんが歌っていた。
遊行寺にて「どんとこいVol.10」を観る。

脱いだ靴をビニール袋に入れて持ち歩く。
畳の上でしかもお寺の本堂でライブを観れるなんて、実に貴重な体験だ。
昨年の「春一番」以来の友部正人さん。
繰り返しのフレーズが心に響いた。

 僕は君を探しに来たんだ
 僕は海を離れ 山を越えてやって来た
 話上手の君に会いたかったし
 僕のいない街で暮らしたかったから

 今度いつ君に会える
 今度いつ君に会える

初めて観るKEISON、ギターが上手かった。
KEISONバージョンの「My Way」とても良かったと思う。

Bo Gumbo3の出番になると、それまでおとなしく座っていた観客はわらわらと立ち始め、前進、
バンドを狭く取り囲むことになった。
kyOnさんは、きちんと靴を「持って」入退場していた(笑)。
茶色のハット、ジーンズ、蓮模様の白Tシャツ、その上に轡?の白シャツ。
メガネは永井くんもkyOnさんもサングラスではなかったので、萌え(笑)。
譜面台に楽譜はなく、セットリストのみ。
この暗さを予想していてのことだろう。
ライトはスタンディングの観客に遮られていた。
それにしてもあんなに暗い中で、kyOnさんを観るのは初めてだった。

「目が覚めた」から「見返り不美人」まで、畳の上で踊る。
あっという間の4曲が終わり、そのままセッションへ。
友部さんを迎えての「トンネル抜けて」
そしてラキタくんを迎えて2曲。
永井くんが言うところの、DNAレベルでは限りなくオリジナルに近い状態。
不思議だった。
これまで見てきたどのボーカリストよりも馴染みは薄いはずなのに
見事に溶け合っていたのだ。
間近で見るラキタくんは、相変わらず線が細く、華奢な身体だった。
ギターは思った以上に上手く、彼を取り囲む3人があたたかだった。

楽しい時間をありがとう。
ライブが終わって、本堂の外へ出てみると、雲の合間から月が顔をのぞかせていた。



遊行寺春の音祭り
どんとこいVol.10
2009.6.6(SAT)@藤沢遊行寺本堂
Bo Gumbo3
Dr.kyOn(G,Key,Vo)Dr,TOSH?(B,Vo)岡地曙裕(D)

01 目が覚めた
02 ポケットの中
03 あこがれの地へ
04 見返り不美人
05 トンネル抜けて(with 友部正人)
06 ゆ~らゆら祭りの国へ(with ラキタ)
07 絶体絶命(with ラキタ)