たった2週間前に思い立って決めた名古屋行き。
精神的ハードルは低くなかったが、自分を奮い立たせて自宅を出た。
名鉄2階の「Afternoon Tea」で遅い昼食。
綾香ちゃんツアー以来、約2年ぶりの愛知県芸術劇場で元春&The Hobo King Bandを観る。
たった2週間前にサンデーフォークで手配したチケットを、会場窓口で受け取る。
この会場が5階まであることは知っていたので
双眼鏡を持って行くかどうか、悩んだ末に置いて来た。
チケットに「3」の数字が見えたので「あぁ3階か」と思った次の一瞬、目を疑った。
それは「1階3列」だったのだ。さすがサンデーフォーク。
そして着席してまた驚いた。
下手サイドは1列目が存在せず、実質的には2列目だったのだ。
そして開演してさらに驚いた。
そこはkyOnさんが全く見えない座席だったのだ。
拓ちゃんの影になる、とかそういったレベルではなく、全く見えない位置。
見事なまでの三段落ち。
おかげで元春に集中して観ることが出来た。
情報はほとんど得ないままに臨んだライブは、いろいろな意味で新鮮だった。
元春のライブを見続けて25年目になる。
変わらずにそこにいてくれることに感謝。
スパムと佐々木史郎さんの参加でバンドサウンドはさらに豊かに。
久しぶりに演奏された「Tonight」オリジナルバージョン、
その一節に心を奪われた。
君の身がわりに その深い悲しみを
背おうことはできないけれど
明日のことは 誰にもわからない
Take my hand 目を閉じないで
あぁ元春はもうずっと前からこう歌ってくれていたんだ、と…。
まるで私を知っていてくれたかのように。
重厚なサウンドの「欲望」これも久しぶりのナンバーだ。
「Young Forever」? それとも…
とドキドキ感たっぷりで始まった「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」
1989年のツアーを思い出した。
中盤には新作「月と専制君主」からのナンバーが続く。
11年ぶりに生で聴く三拍子の「レインガール」
kyOnさんのピアノが美しい。
「Young Bloods」のニューバージョンはあまりに心地良い。
「観覧車の夜」
2004-2005年の「THE SUN」ツアーを思い出した。各地での幾つもの楽しい思い出。
元春が「次の曲はアルバム『フルーツ』からの曲です」と言ったあとに
シータカさんやkyOnさんに指摘されて『Sweet 16』と訂正したナンバー(笑)
「Rainbow In My Soul」
何度でも心を打つ。
本編ラストの「悲しきRadio~メドレー」が終了したあとにメンバー紹介で初めて
kyOnさんと佐々木史郎さんの姿を見た。
あぁkyOnさんを近くで見るのは久しぶりだ。
アンコールはあっというまに終わってしまった。
歓声がいつまでも続く。
「どうしてみんなそんなに元気なの?」と元春(笑)。
最強のThe Hobo King Band、このバンドは本当にとてつもなく凄い。
誰かが触れる元春の声のことは、私は気にしない。
それが年を重ねるということ。成長するということ。
再びメンバーが一列に並んだあと
元春が紙に書いたメッセージを読み上げる。
この当てもない人生に音楽があることを感謝
音楽なんてなくったって生きていけるけど
音楽があったおかげで
こんなにも見える景色が広がりました
若葉の頃から始まった音楽の旅は
得たり失くしたりを繰り返しながら
ようやくここまでやってきました
改めて これからもずっと僕の持てる音楽への情熱の限りを
みなさんに捧げたいと思います
僕の音楽と共にいてくれてありがとう
これからもよろしくお願いします
涙が溢れてきた。
元春、ありがとう。
佐野元春 & The Hobo King Band
30th Anniversary Tour Part3
"ALL FLOWERS IN TIME"
2011.1.30(SUN)@愛知県芸術劇場大ホール
佐野元春(Vo,G)
Dr.kyOn(Key)古田たかし(D)井上富雄(B)長田進(G)
山本拓夫(Sax)佐々木史郎(Tp)大井スパム洋輔(Per)
(1階3列10番)
01 Changes
02 君を探している
03 Happy Man
04 ガラスのジェネレーション
05 Tonight
06 Come Shining
07 Complication Shakedown
08 99 Blues
09 欲望
10 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
11 ジュジュ
12 月と専制君主
13 レインガール
14 Young Bloods
15 観覧車の夜
16 R&R Night
17 約束の橋
18 Rainbow In My Soul
19 Young Forever
20 New Age
21 新しい航海
22 Someday
23 悲しきRadio~メドレー
Encore
24 So Young
25 アンジェリーナ
精神的ハードルは低くなかったが、自分を奮い立たせて自宅を出た。
名鉄2階の「Afternoon Tea」で遅い昼食。
綾香ちゃんツアー以来、約2年ぶりの愛知県芸術劇場で元春&The Hobo King Bandを観る。
たった2週間前にサンデーフォークで手配したチケットを、会場窓口で受け取る。
この会場が5階まであることは知っていたので
双眼鏡を持って行くかどうか、悩んだ末に置いて来た。
チケットに「3」の数字が見えたので「あぁ3階か」と思った次の一瞬、目を疑った。
それは「1階3列」だったのだ。さすがサンデーフォーク。
そして着席してまた驚いた。
下手サイドは1列目が存在せず、実質的には2列目だったのだ。
そして開演してさらに驚いた。
そこはkyOnさんが全く見えない座席だったのだ。
拓ちゃんの影になる、とかそういったレベルではなく、全く見えない位置。
見事なまでの三段落ち。
おかげで元春に集中して観ることが出来た。
情報はほとんど得ないままに臨んだライブは、いろいろな意味で新鮮だった。
元春のライブを見続けて25年目になる。
変わらずにそこにいてくれることに感謝。
スパムと佐々木史郎さんの参加でバンドサウンドはさらに豊かに。
久しぶりに演奏された「Tonight」オリジナルバージョン、
その一節に心を奪われた。
君の身がわりに その深い悲しみを
背おうことはできないけれど
明日のことは 誰にもわからない
Take my hand 目を閉じないで
あぁ元春はもうずっと前からこう歌ってくれていたんだ、と…。
まるで私を知っていてくれたかのように。
重厚なサウンドの「欲望」これも久しぶりのナンバーだ。
「Young Forever」? それとも…
とドキドキ感たっぷりで始まった「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」
1989年のツアーを思い出した。
中盤には新作「月と専制君主」からのナンバーが続く。
11年ぶりに生で聴く三拍子の「レインガール」
kyOnさんのピアノが美しい。
「Young Bloods」のニューバージョンはあまりに心地良い。
「観覧車の夜」
2004-2005年の「THE SUN」ツアーを思い出した。各地での幾つもの楽しい思い出。
元春が「次の曲はアルバム『フルーツ』からの曲です」と言ったあとに
シータカさんやkyOnさんに指摘されて『Sweet 16』と訂正したナンバー(笑)
「Rainbow In My Soul」
何度でも心を打つ。
本編ラストの「悲しきRadio~メドレー」が終了したあとにメンバー紹介で初めて
kyOnさんと佐々木史郎さんの姿を見た。
あぁkyOnさんを近くで見るのは久しぶりだ。
アンコールはあっというまに終わってしまった。
歓声がいつまでも続く。
「どうしてみんなそんなに元気なの?」と元春(笑)。
最強のThe Hobo King Band、このバンドは本当にとてつもなく凄い。
誰かが触れる元春の声のことは、私は気にしない。
それが年を重ねるということ。成長するということ。
再びメンバーが一列に並んだあと
元春が紙に書いたメッセージを読み上げる。
この当てもない人生に音楽があることを感謝
音楽なんてなくったって生きていけるけど
音楽があったおかげで
こんなにも見える景色が広がりました
若葉の頃から始まった音楽の旅は
得たり失くしたりを繰り返しながら
ようやくここまでやってきました
改めて これからもずっと僕の持てる音楽への情熱の限りを
みなさんに捧げたいと思います
僕の音楽と共にいてくれてありがとう
これからもよろしくお願いします
涙が溢れてきた。
元春、ありがとう。
佐野元春 & The Hobo King Band
30th Anniversary Tour Part3
"ALL FLOWERS IN TIME"
2011.1.30(SUN)@愛知県芸術劇場大ホール
佐野元春(Vo,G)
Dr.kyOn(Key)古田たかし(D)井上富雄(B)長田進(G)
山本拓夫(Sax)佐々木史郎(Tp)大井スパム洋輔(Per)
(1階3列10番)
01 Changes
02 君を探している
03 Happy Man
04 ガラスのジェネレーション
05 Tonight
06 Come Shining
07 Complication Shakedown
08 99 Blues
09 欲望
10 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
11 ジュジュ
12 月と専制君主
13 レインガール
14 Young Bloods
15 観覧車の夜
16 R&R Night
17 約束の橋
18 Rainbow In My Soul
19 Young Forever
20 New Age
21 新しい航海
22 Someday
23 悲しきRadio~メドレー
Encore
24 So Young
25 アンジェリーナ