スタートライン

2007-07-29 | Music
午前5時起床。
シャワーを浴び、朝一での投票を済ませたあと、青春18きっぷを使い、名古屋へ。
しかし大船駅を寝過ごして、結果、予定より30分遅れての名古屋入りとなった。
そう、昨日はあまりにも疲れ過ぎた。
15時前、名古屋着。「Nagono Salon」に自力で辿り着き、ティータイム。
アスファルトは灼けつくようだったが、ここはなんて落ち着く空間だろう。
桜通線で久屋大通へ。
久屋広場にて、第37回CBC NAGOYA夏まつり「ミュージック・エコ・イブニング」を観る。

CBC(中部日本放送)主催のイベントの一環。フリーライブ。
着席スペースはゆとりがあるようにも見えたが、すでに入場規制がかかっていた。
しもてサイドの立ち見スペースから柵に掴まりつつステージを眺める。
オープニングアクトのジュスカ・グランペール、
京都出身、ギターとバイオリンの2人組。心地良い音楽だった。
初めて生で観る中孝介、松谷卓、NAOTO、いずれのステージも素晴らしかった。
NAOTO、金髪に浴衣姿。
これほどまでに力を抜いて楽しそうにバイオリンを弾く人は初めて見た。
まだまだ私の知らない素晴らしいミュージシャンが沢山いる。

待ちに待った4組目。
kyOnさんは久々のコウモリシャツ。
バンドメンバーはkyOnさんの他に、ドラムス鎌田さん、ギター古澤くん、ベース山内さん。
おかげで、ツアー中には笠原さんの役割だったコーラスにkyOnさんが入ったり、
稲PさんのギターパートをkyOnさんがオルガンで弾いたり、
古澤くんとの掛け合いがあったりと、ツアーとは異なる楽しいシーンを見ることが出来た。
綾香ちゃんは、ブルーを基調にした衣装で、ソバージュを上げて、ツアーとは違うイメージ。
3組目までは3曲ずつの演奏だったが、綾香ちゃんは5曲。
ラストの「スタートライン」はkyOnさんのピアノだけの演奏。
初めて生でフルコーラスで聴く曲。何よりもkyOnさんのプレイが素敵だった。

ゴンチチを観るのは3回目だった。
これが山弦だったら…と思うとせつなくなった。
体調が持たないこと、関東の雷雨でダイヤが乱れることも考えて、夏川りみのステージは断念した。
野外イベントは久しぶりだった。
気温は高かったが、時折心地良い風が吹き、kyOnさんの髪もなびいていた。

のぞみで帰宅。
長い時間1人きりだったが、幸せな一日だった。



第37回 CBC NAGOYA 夏まつり
「ミュージック・エコ.・イブニング」
Opening Act:ジュスカ・グランペール
中孝介
松谷卓
NAOTO
平原綾香
ゴンチチ
夏川りみ



平原綾香(Vo)
Dr.kyOn(Key)鎌田清(D)古澤衛(G)山内薫(B)

01 FONK MY NOLA~I Love Your Smile
02 Circle Game
03 夢暦
04 Jupiter
05 スタートライン

You've Got A Friend

2007-07-21 | Music
大好きなサムズアップにてチャボさんのDJタイム、
今回もまた石川くんの後方の席に着席してみた。
でも一昨日の「月」よりもチャボさんが遠い(苦笑)。
麦わら帽子にアロハシャツ、サングラスを外してノートや歌詞カードを見ている。
入場時に提出していた質問用紙、不公平にならないように全員分を採用するという!。
先月のファンクラブ合同イベントと同じく、2番目に読み上げられてしまった。
もう半年も経ってしまった「札幌市民会館最後の日」でのオフステージエピソード。
打ち上げ後、元春やCHARAと同じタクシーに乗り込み、コンビニに寄り、記念撮影までしたという。
なんだか嬉しかった。
ビートルズの話、ギターの専門的な話から、趣味の話、健康の話etc...。
質問は多岐に渡り、チャボさんはすべてに答えていた。
夏の雰囲気を醸し出す選曲。
知っている曲も知らない曲も、この会場で、チャボさんの紹介で聴くのは楽しいのだ。



GALLERY Presents
THE Afternoon Tea & Music Time Vol.11
2007.7.21(SAT)@横浜Thumbs Up
DJ:仲井戸"CHABO"麗市
(整理番号38番)

01 Gimme Some Lovin'(Spencer Davis Group)
02 Ain't No Sunshine(Bill Withers)
03 The River(James Taylor)
04 Mississippi Kid(Lynyrd Skynyrd)
05 Summertime(Janis Joplin)
06 Jealous Guy(The Pahinui Brothers)
07 O Mar E O Lago(Gilberto Gil)
08 Summer Holiday(Cliff Richard)
09 Twist And Shout(The Beatles)
10 Hound Dog(Elvis Presley)
11 Family Affair(Sly & The Family Stone)
12 That Summer Feeling (Jonathan Richman)
13 Hot Rod Girl(Brian Setzer)
14 Action(The Ventures)
15 The Best of My Life(The Eagles)
16 You've Got A Friend(Carole King)



あまりにもサムズアップが楽しい時間だったから
もう今日は帰ってもいいかなという思いが一瞬頭をよぎった。
けれど外は明るいし、せっかくチケットを手に入れたのだからと
東横線で渋谷へ移動。
CC.Lemonホール、約1時間遅れての入場。
藤井フミヤコンサートを観る。

2階席へ続く扉を開けると「INSIDE」の演奏中で、佐橋くんのギターの音色が綺麗に響いてきた。
その瞬間、「あぁ、やっぱり来てよかったな」と思う。
MCはなぜかメンバーの出身中学の話となり、京都の綾部地区で育った豪太さんに話題集中(笑)
ちなみに佐橋くんは「目黒三中」だとか。

最大の目的は、最近佐橋くんが手に入れた新しいギター「GIBFENDRIX habanero custom」を見ることだった。
そう、当初は行く予定がなかったライブだが
サイケデリズムのブログで新ギターを抱える佐橋くんの姿を見たら最後(笑)
どうしても生で、という思いがむくむくっと沸き起こり、チケットを手配したのだった。
後半でようやく見ることが叶う。重低音が印象的な、カッコいいギターだった。
いや、ギターを見に来たわけではない。佐橋くんのプレイが見たかったのだ。
途中から数えただけでも使用ギターは8本。
なんて豪華なライブなんだろう。
双眼鏡を駆使して、佐橋くんのプレイだけを追っていた。
きっとまた来月。



FUMIYA FUJII CONCERT TOUR 2007 ART ROCK
GOLD
2007.7.21(SAT)@渋谷C.C.Lemonホール
藤井フミヤ(Vo)佐橋佳幸(G)斎藤有太(Key)有賀啓雄(B)屋敷豪太(D)
(2階17列8番)

01 Solitaire
02 Faces
03 ロリータ
04 君になる
05 星空の片隅で
06 蒼い耳
07 トワイライト
08 Who are you?
09 INSIDE
10 鎮守の里
11 飛行船
12 地上にない場所
13 Another Orion
14 ピースの唄
15 Time Limit
16 女神
17 MY TYPE
18 WHITE BABE
19 P.S.マリア
Encore
20 TRUE LOVE
21 大切な人へ
22 REVOLUTION2007
23 ヘブンの入り口
24 ミセスマーメイド
25 Sweet beans soup

「月」

2007-07-19 | Music
いつ雨が落ちてきてもおかしくない空模様。
久々に行くことが出来るチャボさんの単独ライブに、早く家を出てしまった。
品川で少し時間をつぶすことにした。京都案内本を手に入れて、心は少し京都へ飛んだ。
品川インターシティのスタバで休む。
やがてJR総武線で船橋へ。記憶を辿ってみると船橋での下車はおそらく初めて。
住宅展示場のそばを歩く。会場が本当にこんなところにあるのかと不安になったが
やがて手作り風の、木の香りがしてくるかのような店構えが見えてきて、友人知人に会うことが出来た。
いつかは来てみたかった「月」、
入場してみるとその小ささがよくわかる。ステージ正面の丸テーブルに友人と着席。
船橋・無国籍料理「月」にて、仲井戸"CHABO"麗市のライブを観る。

とにかく近い。
観客は数十名も入れているだろうか。近すぎて緊張してしまう自分が居る。
このところのチャボさんのライブには行くことが叶わず
セットリスト等もほとんどチェックしてこなかったせいもあり、何もかもが新鮮に感じられた。
久しぶりに見るギブソンのギターも。スポットを浴びて歌い込む姿も。
チャボさんが近すぎて夢を見ているようだった。

「今日雨降ると思ったのに」と言いながら聴かせてくれた「Who'll Stop The Rain」
大好きな「BLUE MOON」、「月」で聴くのは格別だ。
かつてbayfmの番組を通じてこの店のオーナーと知り合うこととなったという。
矢野真紀に書き下ろした「Good Time」、ちょっとせつない香りのする、けれどイカしたナンバーだった。
「竹中」違いのエピソードを明かしてくれたり、
鮎川誠の喋り真似をして笑わせてくれたり、MCもいつにもまして楽しかった。
ステージ脇に貼られているマディー・ウォータースや、ロバート・ジョンソン、ジャニスのポスター。
「カラオケでやってみる」と「スーパードライバー5月4日」カッコいい。
キンクスに影響を受けたという「陽気にやろうぜィ!」
ジョンの「Oh My Love」インスト~「Hey Jude」に続けて聴かせてくれた「夏に続く午後」
ポエトリーリーディングから「ガルシアの風」に繋げる流れは、感動的だ。
アンコールからは後方の観客に火がついて(笑)歓声がさらに大きくなっていった。
ギターをかき鳴らしながら客席にずんずん進んでいく「Walking By Myself」
カナダへ行ってしまうという「月」のスタッフに捧げた「Feel Like Going Home」にはグッときた。
スライドギターが泣いているように思えた。
チャボさんが伸ばした左手に触れて、握手することが出来た。
サッチモが流れれば、もう終わりということは十分わかっていたけれども
ここ「月」ではアンコールの拍手が再び起こり、長く鳴り止まない。
伊藤社長が楽屋へ向かい、しばらくすると
上半身裸でバスタオルを引っ掛けたチャボさんが挨拶に出て来てくれた。
「みんなサンキュー!もう脱いじゃったから、もう早く帰って寝たいんだからよ。適当に飲んで帰ってくれよ。
 でもうれしいサンキュー!ありがとうね。早く帰らしてくれよ。どうもありがとう~!」
かなり珍しい光景(笑)。
今夜、チャボさんは、音楽と言葉、そして全身で
生きることの意味を洗いざらい感じさせてくれるすごい人なのだと改めて思った。
だから、私はチャボさんのライブに行かずにはいられない。



仲井戸"CHABO"麗市 MY WAY 2007 LIVE
[HOUSE OF THE MOON]
2007.7.19(THU)@船橋・無国籍料理「月」
仲井戸麗市(Vo,G)
(整理番号12番)

01 雨に唄えば
02 Sweet Home 船橋 月
03 Who'll stop the rain
04 飲んだくれジョニー
05 BLUE MOON
06 Holiday
07 Good Time
08 スーパードライバー5月4日
09 男もつらいよ
10 陽気にやろうぜィ!
11 夏に続く午後
12 風樹(Poetry)
13 ガルシアの風
Encore
14 Walking By Myself
15 パイプライン
16 ティーンエイジャー
17 Feel Like Going Home
18 ホーボーズ・ララバイ

君を連れてゆく

2007-07-18 | Music
大好きなサムズアップで、仕事の上がりにライブ。
もう彼の姿を何年ぶりに生で観るのか、思い出せないほどだ。
開演前、場内では皆すごい勢いで食べていたが(実際ここのメニューはどれも美味しい)
満席というわけではない。
20時開演。余裕でステージの始まりを待つことが出来る。

「仕事忙しいのに来てくれてありがとう」
この言葉が働く自分に嬉しかった。

彼自身、横浜に来たのは10年ぶりくらいだという。
このところ、ヒートウェイヴのアルバムを聴き返すこともなかったが、
懐かしいナンバーがひとしきり続いていく。
この人の歌は熱い。
この人の歌は痛い。

今はギター1本弾き語りの旅を続けているという。
北海道での幾つかのエピソードはどれも興味深かった。
女子高でのライブでは、最初はシーンとしていた彼女達が
最後には熱くなっていったこと、
「はやく有名になってねー!」と叫ばれて複雑な思いをしたことなど(笑)。

アンプラグド、生ギターは心に響いた。
前半を「2部」、後半を「1部」と呼ぶ二部構成。
「こんな俺でも昇格したいんだ」と(笑)。
「お兄ちゃんの歌」と言って聴かせてくれた「君を連れてゆく」

 愛をやり直し
 仕事もやり直し
 君を連れてゆきたい
 ついてきてくれるね
 お願いさ

この歌の懇願するところが好きだと言う(笑)。
まさかここで聴けるとは思ってもいなかった。
最新作「land of music」からのナンバーも良かった。
決して短くはない歳月を超え、何の違和感もなく、彼の歌の世界に引き込まれている自分がいた。
「なんか聴きたいのある?」
弾き語りならではのそんなシーンも新鮮に感じられる。
あちこちからリクエストの声が飛び交う。

「満月の夕」
この歌の「念」のようなものが私の身体に入り込んで
知らないあいだに涙が落ちた。

10年が経って彼は少し年を取ったようだ。
10年が経って私も少し年を取った。
それはきっと悪いことじゃない。



山口洋 on the road, again Vol.3
2007.7.18(WED)@横浜Thumbs Up
山口洋(V,G)
(整理番号26番)

01 ハピネス
02 トーキョーシティーヒエラルキー
03 ノーウェアマン
04 パラノイア・ボヘミアン・ブルース
05 風にハーモニカ
06 歌を紡ぐとき
Pause
07 君を連れてゆく
08 ガールフレンド
09 夏
10 僕は僕のうたを歌おう
11 明日のために靴を磨こう
12 パンダマン
13 出発の歌
14 荒野の風
Encore
15 満月の夕

LIVE at 磔磔 2007.07.12

2007-07-12 | Music
午前4時起床。
ビジネスマンに紛れ、早めの新幹線に乗りこんだ。
午前9時50分過ぎ、京都着。
ホテルに荷物を預け、小雨の丸太町を歩く。人混みは避けたい気分だった。
くみひも館を見学。
伝統工芸の素晴らしさを知ると同時に、それらが廃れていく淋しさも感じた。
烏丸四条に戻り「風景」で昼食。何気ない食材も美味しい。
チェックインを済ませたあと、市バスで百万遍へ向かう。
折しも祇園祭の季節、鉾が準備されている。
何もかもが華やかでもの珍しく、窓の外の眺めに目を奪われた。
喫茶店「ZACO」で友人達と合流し、開演前のひととき、あれこれと想像しては心が躍る。

京都磔磔にて「3/4 GUMBOS」を観る。
入場してみると、麗蘭の時のようにステージ前に机の仕切りがなく、とにかく近い!
逆に永井くんのセットが遠く感じられるほど。
kyOnさんのマイクスタンドには蛇のマスコットの他にも光るビーズが施され、LOFTより華やかに。
やがて階段を下ってくる3人。
観客の合間を通り抜けてステージへ。kyOnさんの腕にポンポンと触れてしまった。
kyOnさんの衣装が少し派手になっていた(笑)。掲示板を読んでくれたのだろうか。
そして、ピンクの「soul of どんと」Tシャツに光るビーズつきネックレスをした私を見て
一瞬ニコッと笑ってくれた気がした。これぞ究極の思い込み(苦笑)。
「Everybody、ただいま~!」
永井くんの第一声。そう、ここは京都。
kyOnさんのギターが目の前に! その近さはLOFTの比ではない。始まりから熱くなる。

「3/4 GUMBOS、デビューツアーです。
 東京は新宿のLOFTで、そして今日、千秋楽は京都磔磔~(笑)」とkyOnさん。
「短いツアーやな~(笑)」と永井くん(笑)。

「ワクワク」の時のボーカルエコーのかかり具合が何ともたまらない。
kyOnさんのTakamine&ボーカルナンバー。
観客が大きな声で一緒に歌っている。3人がしっかり受け止めていてくれる。その一体感がうれしい。
やがて「ゆ~らゆら祭りの国へ」でしっとりと、永井くんの歌声がしみてくる。
岡地さんのボーカルがLOFTの時よりもぐっと上手くなっていたのでビックリ!(笑)
ビートに乗って始まる「絶体絶命」、あまりにかっこよすぎる。
kyOnさんのフライングVに釘付け。
踊る踊る! ギターソロでは悲鳴に近い歓声が出てしまった。
「ダイナマイトに火をつけろ」
隣りの友人の腕に身体が当たり、なりふり構わず踊る踊る!
kyOnさんのギタートラブルも乗り越えてスタートした「フラワーマン」
跳ねる跳ねる! きゃああぁ~kyOnさんのボーカルーっ!
そしてギターソロ炸裂! 足を蹴り上げてダンスダンス!
続くボガンボ・ラップで本編終了。
でも岡地さんだけは楽屋に上がらず、ドラムセットの陰に縮こまって扇風機に当たり、アンコールを待つ(笑)。
最高~!
「ほんっとにありがとうございます」とkyOnさん。その言葉からは歓びが溢れ出ていた。
「見返り不美人」、kyOnさんのおしりふりふりのジェスチャーに大爆笑(笑)
キーボードの上を滑るように動く10本の指、すごいっ!
再び「ボガンボラップ」それが何度もスピードアップして続いて、去っていった3人。
なんて楽しい時間だったことだろう。
すぐに場内には「Sleepin'」のライブバージョンが流れ、観客が一緒に歌った。私も歌った。
どんとの存在を一番大きく感じた瞬間でもあった。
汗は滝のように流れ、それがいつかの誰かの涙のようにも感じられた。

Tシャツが絞れるほどの汗をかき、短い髪の毛もびしょびしょ。終演後はしばらく動けなかった。
あまりに充実した時間だったため、セットリストが減っていることにも気づかなかった。
けれどもkyOnさんが沢山歌ってくれた感があり、うれしかった。
その後は友人達と打ち上げ。
いろいろな楽しいシーンが幾つも思い浮かぶ。贅沢な時間は深夜まで続いた。
忘れられない一夜に心から感謝。



BO GUMBOS 20th Anniversary
"3/4 GUMBOS"
2007.7.12(THU)@京都磔磔
Dr.kyOn(Key,G,Vo)Dr.TOSH?(Vo,B)岡地曙裕(D,Vo)
(整理番号1番)

01 フラワーズ
02 Hey Flower Brother
03 光るビーズ男
04 ブギウギ~ワクワク
05 魚ごっこ
06 夢の中
07 ポケットの中
08 誰もいない
09 ほんとに
10 トンネル抜けて
11 ゆ~らゆら祭りの国へ
12 君の家は変な家だなあ
13 Zulu Rice Shop
14 絶体絶命
15 デリックさん物語
16 ダイナマイトに火をつけろ
17 助けて!フラワーマン~ボガンボ・ラップ
Encore
18 見返り不美人~ボガンボ・ラップ

夢の中

2007-07-10 | Music
小雨。
待ちに待ったこの日。
初めて足を踏み入れる会場はステージ前に鉄柵があり、もたれることが出来た。
しもて最前列に立つ。
気がつけば左右には友人知人6人が横並び(笑)。
ギターが4本立てかけてあり、奥まったやや中央寄りにキーボードセット。
その近さに開演前から胸が高鳴る。
新宿LOFTにて「BO GUMBOS 20th Anniversary "3/4 GUMBOS"」を観る。

かみての扉が開いてメンバーが登場。
期待していたkyOnさんの衣装は結構普通(苦笑)。花がプリントされた白Tシャツの上に赤いシャツ、ジーンズ姿。靴は白黒。
永井くんの真っ赤なパンツが派手に見えた。
この日に合わせて、数年ぶりにショートカットにした私を見て
kyOnさんが「ん?」と気づいてくれたようだった。これぞ究極の思い込み(苦笑)。
いきなりkyOnさんのクリスタルギター、近い!
1月の「soul of どんと」を病欠した私にとって、こんなに近くでkyOnさんのギターを見るのは久しぶりだった。
それだけでも感激。
開演前のBGMがkyOnさんによる選曲だったことを明かし
ニューオーリンズに関わりの深いナンバーを演奏していく。
突然始まったかのように思えた「夢の中」、そのイントロに思わず涙腺が緩んだ。
「おめでとう~」
永井くんが成人式を迎えたBo Gumbosと観客にそう言った。
「感謝放射のループ」で幸せを分けてくれるという(笑)。
「俺たちもそれぞれのページをめくって、気づいたらこのページで。ナイスキャッチ~」
kyOnさんも
「3/4 Gumbos、新人バンドでーす!。気分としてはデビューコンサート、すごい楽しいです。
 これからも続けます」
「結成20周年ということは、ローザ・ルクセンブルグ解散20周年~(笑)
 この7月だけで終わると思ったら甘いで~」と8月5日の告知をしたあと
「そして見に来るためにはいろいろ聴いてきたほうがいいよ~。
 その入り口にいろんなアイテム、並んでます。今なら定価で買えます~」
と歌うようなMCで会場をわかせる(笑)。
Keyを離れて、kyOnさんが椅子に腰掛けてTakamineのギターをかき鳴らす。
なんて楽しい時間。
「誰もいない」はkyOnさんにぴったりだったし、オリジナルと趣の異なる「トンネル抜けて」は新鮮だった。
まさかの岡地さんのボーカルナンバー、始まった途端に大爆笑してしまった。
いや、味があるボーカルと言おう(笑)。
「絶体絶命」「ダイナマイトに火をつけろ」kyOnさんのフライングVが目の前~!
身体が自然に跳ねる!。踊る踊る!
「見返り不美人」のkyOnさんのキーボードが凄いっ!
アンコールでのボガンボラップは鳴り止まず、3人はステージに。
本物をやって帰ろうとボガンボラップを披露して去って行った。「家まで持って帰って」と。
最高な時間だった。なんて楽しいライブだったことだろう。
願わくば、kyOnさん、もっと派手派手な衣装で、もっと動いて、もっと前に出てきてー!と言いたかった。
この続きはまた明後日!



BO GUMBOS 20th Anniversary
"3/4 GUMBOS"
2007.7.10(TUE)@新宿LOFT
Dr.kyOn(Key,G,Vo)Dr.TOSH?(Vo,B)岡地曙裕(D,Vo)
(整理番号3番)

01 フラワーズ
02 Hey Flower Brother
03 光るビーズ男
04 夢の中
05 ブギウギ~ワクワク
06 魚ごっこ
07 あこがれの地へ
08 ポケットの中
09 誰もいない
10 ほんとに
11 トンネル抜けて
12 ゆ~らゆら祭りの国へ
13
14 君の家は変な家だなあ
15 Zulu Rice Shop
16 デリックさん物語
17 絶体絶命
18 Junky Cowboy Blues
19 ダイナマイトに火をつけろ
20 助けて!フラワーマン
Encore
21 見返り不美人
22 ボ・ガンボ・ラップ

ありがとう

2007-07-01 | Music
小雨降る有楽町。
会場向かいのビルの地下にある「Afternoon Tea」で友人と合流して、お茶。
ついに最終公演を迎えてしまった。
東京国際フォーラムホールAにて平原綾香コンサートを観る。

2階席の様子は窺い知ることは出来なかったが、老若男女、続く入場の列がうれしい。
今日の座席は43列。スクリーンはさすがに遠く、小さい。
この映画のようなオープニングを見るのも最後だなぁと噛みしめた。
古澤くんが死角になることを予測していたが、さすがに国際フォーラム、ステージ全体がしっかりと見えた。
双眼鏡でkyOnさんを見つめる。すると遠さはあまり感じられなくなった。
曲の終わりを指示する長い手がよく見えた。
音も素晴らしい国際フォーラム、「Smile」の稲Pさんのギターでハウリングが起こったのが残念。
「感謝」での軽やかなピアノの響きが印象的。
神戸の時にも思ったことだが、髪を切った古澤くんはますます師匠似で
「虹の予感」でのソロはカッコよかった。
「Circle Game」でkyOnさんがぴょんぴょん跳ねたり
「君といる時間の中で」では「1秒1秒~」のジェスチャーをしたり
いつも以上の笑顔も見ることができてうれしかった。
「明日」マンドリンの柔らかな音色、出来るだけ長く聴いていたいと思った。
アンコール。
「ありがとう」にはkyOnさんのピアノによる前奏が加えられ
エンディングでは白とブルーの風船、銀色のキラキラが天井から降って来た。
とても美しく、感動的なシーンだった。
そして少し「星の下路の上ツアー」を思い出してせつなくなった。

終演後、客席前方に行ってみると、風船は青と水色、白の3色だとわかった。
そのうちのひとつを記念に持ち帰る。
kyOnさんのバンマスぶりに惹かれ、気がつけば10公演目。
素晴らしいステージだった。
終わるとなると淋しいものだ。



AYAKA HIRAHARA CONCERT TOUR 2007~そら~
2007.7.1(SUN)@東京国際フォーラムホールA
平原綾香(Vo)
Dr.kyOn(Key)鎌田清(D)山内薫(B)稲葉政裕(G)古澤衛(G)今野均(Vn)笠原あやの(Vc)
(1階43列76番)

01 Wall
02 誓い
03 Everyday
04 Gradation
05 Smile
06 歌う風
07 感謝
08 FONK MY NOLA(そらバンド演奏)
09 I Love Your Smile
10 虹の予感
11 Circle Game
12 Re:PEPPER
13 しあわせ
14 夢暦
15 君といる時間の中で
16 Jupiter
17 明日
18 シチリアーナ
Encore
19 そら
20 ありがとう
21 Come On A My House