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この世界の片隅に

2017-02-11 | Movie

アニメ作品だから出来ること
出来ないこと
そんな想いは飛び越えた。

子供向け
大人向け
そんな枠とは関係のないところに
作品の真髄があった。

そして
昨年の夏に放映されたドラマ
「ふつうがいちばん」を想った。



この世界の片隅に@TOHOシネマズ西新井

佐野元春「Film No Damage」

2013-09-15 | Movie


佐野元春「Film No Damge」を横浜ブルク13で観た。

実は昨夜もヒューマントラストシネマ有楽町で観たばかりだが
元々、2回は見るつもりでチケットを購入していたし
今週は、他に予定がいろいろとあって、結局はこうして連続で見ることになった。

昨夜よりも大きなスクリーンと臨場感溢れるサウンドで
ステージ上を所狭しと駆け回る若き日の元春に
ぐいぐいと引き込まれていった。

ビデオ作品となっていた「TRUTH」と大きく異なるものはないと思うが
あらためてじっくりと、当時のライブパフォーマンス、
元春のステージの魅力
を目の当たりにすると、感激してしまう。

「Heart Beat」では涙が出そうになった。
その映像と演奏の美しさ、元春のハープ、フレーズのひとつひとつ、曲の物語性…
ロードムービーのようだ。


もうひとつ。
フィルムの中にちらっとではあるが、カメラマン、岩岡吾郎さんの姿を認めることが出来た。
きっと私にしか見つけることが出来ないだろう、と思えるくらいの瞬時の姿を3回。
今、岩岡さんに逢えたなら
当時のことをどんなふうに聞かせてくれただろう…
そんなことも想いながら、元春とハートランドの面々を見つめていた。

エンディングロールには
2nd アシスタントカメラマンの1人として、林ワタルさんの名前も見つけた。
林さんはその日、どのような位置でどのように元春を撮っていたのだろう…。


私自身は、30年前にこの作品を見ていなかったのだから
妙に感傷的になることはない。
元春は今も音楽活動を続けているし、頻繁ではないにせよ、ライブで楽しませてくれる。

「Film No Damage」は私にとって
とても新しいものでもなく、古くさいものでもない。
ただ、長い間、私の心の中の宝物であることに間違いはない。


公開は9月20日まで。
あともう1回、観れたらいいなぁ!と願うばかりだ。





君が清志郎を知ってる

2009-11-29 | Movie
くもりのち小雨。

初めての多摩センター駅で下車。
日曜日とあって駅周辺は家族連れの姿が目立つ。
こんなふうに整備されているとは知らなかった。
会場のパルテノン多摩はすぐにわかった。

第19回 TAMA CINEMA FORUM、
「君が清志郎を知ってる~忌野清志郎に感謝しま~す祭~」のために
高いチケット代と往復4時間をかけた。
大好きな竹中直人監督作品と
清志郎の2000年のライブ活動を追った「不確かなメロディー」の上映、
それに何よりも、竹中直人と高野くんのトークショーとあれば、じっとはしていられなかった。
自由席。
幸運にもやや上手サイドの最前列に座ることが出来た。

もう5年が経つという「サヨナラCOLOR」
大好きな作品のひとつ。
近くの病院がロケで使われている。
5年前には本牧での上映会で、監督にサインを貰った。
観ているうちに、関連する沢山の秘密を思い出した。
今観ても豪華なエキストラ達。
スクリーンの中の清志郎は楽しそうだ。
今だからなお感じる、生き続けていくことの意味…。

たかちゃん(中村貴子)の司会で繰り広げられたトークショーでは
さらに楽しいエピソードが明かされた。
どうしても患者役で出たかった清志郎のこと(笑)。
そして高野くんギター、竹中直人ボーカルで2曲演奏。
素敵だった。

「不確かなメロディー」
大音量、大画面で観る清志郎は、とてもカッコよかった。

そしてまたふっと信じられなくなるのだ。

僕らのワンダフルデイズ

2009-11-27 | Movie
晴れ。
午前、半年に一度の検診。最も受けたくない検査の一つ。しかたない。
予想よりも早く病院をあとにして、計画通り関内へ。
何年ぶりか記憶がないほど久しぶりのイセザキモールを歩く。
松坂屋跡地の壁面には、ゆずの路上ライブの記録が刻まれていた。
「明豆cafe」で昼食。
ゆったりと時間が流れていた。

横浜ニューテアトルにて「僕らのワンダフルデイズ」を観る。
ようやく、だ。
大好きな竹中直人主演作品。
予想の出来たストーリー。それでも十二分に楽しめた。
泣いたり笑ったり、ぐいぐいと引き込まれる自分がいた。
登場する人物像は明確に描かれていて、ストーリーも明解。
何度も走る、身近な存在の赤い電車や「追浜」なんていう言葉に反応してしまう。
奥田民生の音楽が見事にはまっていて、音楽祭のシーンも素晴らしかった。

パンフレットには現場手記として各ショットが日付とともに載っている。
クランクアップは4月23日…。
そして思う。
清志郎が観ていたらまた「竹中、やったな」と言ったのだろう…と。

ヴィヨンの妻

2009-10-23 | Movie
仕事を終え、地元の映画館で「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」を観る。

静かな映像だった。
美しかった。
「私たちは生きていさえすればいいのよ」

ラストの佐知の言葉が心に残った。