仲井戸"CHABO"麗市 Birthday Live
ぶっ飛ばすぜ!! HIGHWAY 63
2013 CHABO BAND NIGHT
仲井戸"CHABO"麗市(Vo,G)早川岳晴(B)河村"カースケ"智康(D)Dr.kyOn(Key)
バースデイライブの最終日。
完全なるバンド形態でのステージに期待が高まる。
開演前、ローディーの丹下さんがkyOnさんのギターやアコーディオンのチェックをしているだけで
テンションが上がる(笑)
果たして、グリーンの鮮やかなシャツをまとったチャボさんのステージは
見事なバンドサウンドで、自分にとっては今年最高のライブとなったのだった。
いつもチャボさんのライブを観ていて
ソロだからもの足りない、と感じることはない。
けれども、オープニングのCHABO BANDのテーマからして
もうそれはバンドでなければ成り立たない楽曲や
バンドだからこその彩り、アレンジ、深みで
魅力が倍増していく楽曲など
今夜はバンドの魅力、バンドの中でいきいきとしているチャボさんの姿を目の当たりにして
すっかり心を奪われてしまった。
5曲目の「What'd I Say」に乗せてのバンドメンバー紹介のカッコよかったこと!
演奏後のチャボさん曰く「練習したんだもん」としみじみ。
本当にすべてが決まっていた。
聴きなれているはずの「Blue Moon」のバンドサウンドの奥深さ。
11曲目の「Free Time」では自然に身体が動き出し、本当は立ち上がって踊りたいくらいだった。
本編後半は、清志郎との最後の共作曲「毎日がブランニュー・デイ」からRCへ
そして「南行き列車」へ…
その流れはチャボさんの変わらぬ想いが感じられる構成だった。
本編最後の「いつか笑える日」
「27歳の時に…」と聞くだけで涙が溢れた…。
kyOnさんのイントロのKeyが美しかった…。
アンコールでは土曜日の歌が歌われてうれしかった。
カースケさんのボーカルで「悲しき願い」
斉藤誠とのセッションで歌った時に
「とても好評だったんだ。彼の家族に」とチャボさん(笑)
「ぶっつけでやる」と客席の竹中直人を呼び込み「なんとかなれ」
シャイな竹中さん、「俺よりも詳しい」とチャボさんに言われるだけあって
見事な歌唱だった。
とてもうれしかった。
最後は「ガルシアの風」
kyOnさんのアコーディオンが素晴らしかった。
チャボさんのステージを観に行くことは、日々のよろこび。
あぁ、こんな素晴らしいバンドでツアーに出てほしい。
出来ることなら新作をたずさえて。