CHABO BAND NIGHT

2013-10-12 | Music


仲井戸"CHABO"麗市 Birthday Live
ぶっ飛ばすぜ!! HIGHWAY 63
2013 CHABO BAND NIGHT

仲井戸"CHABO"麗市(Vo,G)早川岳晴(B)河村"カースケ"智康(D)Dr.kyOn(Key)


バースデイライブの最終日。
完全なるバンド形態でのステージに期待が高まる。
開演前、ローディーの丹下さんがkyOnさんのギターやアコーディオンのチェックをしているだけで
テンションが上がる(笑)

果たして、グリーンの鮮やかなシャツをまとったチャボさんのステージは
見事なバンドサウンドで、自分にとっては今年最高のライブとなったのだった。

いつもチャボさんのライブを観ていて
ソロだからもの足りない、と感じることはない。
けれども、オープニングのCHABO BANDのテーマからして
もうそれはバンドでなければ成り立たない楽曲や
バンドだからこその彩り、アレンジ、深みで
魅力が倍増していく楽曲など
今夜はバンドの魅力、バンドの中でいきいきとしているチャボさんの姿を目の当たりにして
すっかり心を奪われてしまった。

5曲目の「What'd I Say」に乗せてのバンドメンバー紹介のカッコよかったこと!
演奏後のチャボさん曰く「練習したんだもん」としみじみ。
本当にすべてが決まっていた。

聴きなれているはずの「Blue Moon」のバンドサウンドの奥深さ。
11曲目の「Free Time」では自然に身体が動き出し、本当は立ち上がって踊りたいくらいだった。

本編後半は、清志郎との最後の共作曲「毎日がブランニュー・デイ」からRCへ
そして「南行き列車」へ…
その流れはチャボさんの変わらぬ想いが感じられる構成だった。
本編最後の「いつか笑える日」
「27歳の時に…」と聞くだけで涙が溢れた…。
kyOnさんのイントロのKeyが美しかった…。

アンコールでは土曜日の歌が歌われてうれしかった。
カースケさんのボーカルで「悲しき願い」
斉藤誠とのセッションで歌った時に
「とても好評だったんだ。彼の家族に」とチャボさん(笑)

「ぶっつけでやる」と客席の竹中直人を呼び込み「なんとかなれ」
シャイな竹中さん、「俺よりも詳しい」とチャボさんに言われるだけあって
見事な歌唱だった。
とてもうれしかった。

最後は「ガルシアの風」
kyOnさんのアコーディオンが素晴らしかった。


チャボさんのステージを観に行くことは、日々のよろこび。
あぁ、こんな素晴らしいバンドでツアーに出てほしい。
出来ることなら新作をたずさえて。









仲井戸"CHABO"麗市 Birthday Live

2013-10-11 | Music


仲井戸"CHABO"麗市 Birthday Live
ぶっ飛ばすぜ!! HIGHWAY 63
ALL COVER NIGHT
仲井戸"CHABO"麗市(Vo,G)with たつのすけ(Key)
@Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE


昨夜の「麗と蘭」に続いて、チャボさんのステージを渋谷で観る。

遠ければ悪く、近ければ良い、というわけではないが
今夜はチャボさんを近くに観ることが出来て
たつのすけさんとの呼吸合わせやアイコンタクト、マイクを離れたちょっとした地声や
ギターをかき鳴らすその様がよく見えて幸せだった。

All Cover Nightという企画自体は、ソロや3Gでも行なってきたものだから
真新しい印象はなかったものの
いざ開演してみると
チャボさんの想いのこもった解説付きの、とてもあたたかみの感じられるステージ進行となった。

個人的に知らないアーティストは少なかったが
馴染みのない楽曲は多かった。
その分、とても新鮮に響いたし
チャボさんの生み出す日本語詞のひとつひとつに耳をすまして
歌の世界に入っていくことができた。
過去にチャボさんの演奏で聴いたことがあるものは、ほんの数曲だった。

「テネシー・ワルツ」は美しかった。
意外だったLittle Feat、カッコよかった。
Bobby Charlesの楽曲の一節、
「きっと今が、人生最良の時」という歌詞が心に響いた。
単に懐かしいとか、あの頃はよかったとか、それだけの選曲ではなく
楽曲の素晴らしさに言及していたチャボさんの
今この時代になお、歌い続けることの精神を感じたような気がしたから。

T-REX、ロン・ウッドのカバーも初めて聴いた。
カッコよかった。
「知っている曲はあまりなかった」というたつのすけさんのKeyもイカしていた。

ソニー&シェールの「Baby,Don't Go」
Babyを大切なものに置き換えて歌った曲が
大切な人に置き換えられて歌われるのではないかと…少し怖かった…。

アンコール最後は
大好きな「Feel Like Going Home」



カバーをすることは、曲を作るヒントになるとチャボさんは言っていた。
膨大な作詞を生み出す作業を
この短期間に行なっていたのだ。

きっと新しい曲を携えて
そしてまたライブツアーを続けていってほしいと願う。