はーちゃんdays 2

大学生の娘と高校3年生の二人の子供の父親。

ミス・パーフェクトが行くを読了。

2024年02月23日 | 買った本、読んだ本



ミス・パーフェクトが行く! (幻冬舎文庫 よ 27-3)

読了しました。元国家公務員、総合職の総理の愛人の娘という異色の肩書きの彼女が主人公です。
自分のやりたいことをやるにはこれぐらいの力やコネがないとできないのだと思いました。
アイデアはあってもそれを実現するには、お金も権力も、人を動かすことも必要。
世直し的なお話なのでスカッと楽しく読めます。


地方の赤字病院の立て直しは難しいのだなと思いました。
病院自体が儲かる仕組みになっていない。なぜか開業医がすごく儲かる仕組みになっている。
そんな気がしました。政治に力がある人々が自分たちの都合の良いように作り替えるのは当たり前なのですが、、

ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)を読了

2024年01月06日 | 買った本、読んだ本
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)


文庫になったので購入して読了しました。600ページに及ぶ大作でした。
映画にもなっているのですが、原作を読んでから映画を見た方が良いと思います。映画はミステリーという観点から描かれていて、原作のカイアの成長の部分が駆け足であったり、端折っているのではないかと思いました。原作の後半部分から場面が進行していて、冒頭からの湿地の少女という重要な言葉を日本人にはとても理解できないと思いました。アメリカ人なら理解できるのかもしれませんが、、、元々2時間という尺では伝えきれない内容なので仕方ないかと思いますが、、、これも日本人だからかもしれませんが、初めから主人公が小綺麗すぎて、自分の想像していた湿地の少女のイメージと大きくかけ離れていました。おしんのような過酷な世界で生きているはずなのですが、その辺りの描写はわずかでした。私の主人公のイメージは銀河鉄道999の星野鉄郎の原作と映画の違いぐらいかけ離れていました。
親に見捨てられ生きていく過程の描写がもう少し欲しいと思いました。
原作にちりばめられて歌、詩の引用も省かれているようでしたんので、、
主人公の長い孤独を感じることによって初めて成り立つストーリー、ミステリーだと思いました。
ある意味ではラブストーリー、ある面ではサバイバルストーリー、また沼地の生態にも詳しくなりそうな動物ものでもあり、ミステリー、法廷ものでもあるという本当に色々な要素が詰め込まれたベストセラーになるのも納得の小説でした。

映画『ザリガニの鳴くところ』予告1

世界でいちばん透きとおった物語と逆転美人を一気に読みました。

2023年12月04日 | 買った本、読んだ本
週末に世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)と
逆転美人 (双葉文庫 ふ 31-03)を一気に読みました。
何も考えずに読んだ方がいいと思います。
帯の煽り文句とかも読まないほうがいいと思います。偶然この2冊をアマゾンで購入して読みました。
小説やミステリーが好きな人にとっては、不満があるかもしれませんが、、、
新幹線や飛行機での移動時間などの暇つぶしにこの2冊はベストかなと思います。






ナイフをひねれば (創元推理文庫)読みました。

2023年11月03日 | 買った本、読んだ本





作者自身が犯人?
そんな展開がとても面白く演劇のことはあまり知らないのですが、どんどん引き込まれていきます。犯人探しよりも読んでいる時間が楽しい、そんなミステリー小説です。1年経てば内容をすっかり忘れて、もう一度楽しめそうです、、、作者の相棒の過去が少しずつ少しずつ解き明かされていますが、ファイトクラブのようなことはないんでしょうかね、、、