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つれづれなるままに・・・・

第9

2011-12-22 | 日記
クリスマス寒波が訪れそうな山陰です。
先週末も雪がちらつく寒い日が続いていましたが
このクリスマス連休も寒そうな予報です。
私はといいますと、クリスマスイブはコンサートの予定です。
ちょっとだけ真面目なスタイルでバロックの曲を演奏予定です。

さて、年末というとベートーヴェンの第9のシーズンです。
第9とはベートヴェンの交響曲第9番合唱付きのことなんですけど
通称第9と呼んでいます。
震災のあった今年は第9の演奏は特別な思いがあるのかもしれません。
被災地での第9のニュースは心を打たれます。
今日は子供たちは終業式だったのでお疲れ様会を
ささやかに家でしたんですが(夫は留守でしたが)
今日はたまたまNHKのFMで第9の演奏会をライブ中継していたので聴きました。
4楽章の歓喜の歌くらいは私も子どもたちも歌えるので
フロイデ~と一緒に歌ってしまった次第です^^;
本当にこれを聴くと1年が終わるって実感できます。

こんなに第9を演奏するのは日本だけだということですが、
シラーの詩に込められた歌詞はとても心を打たれます。
特に今年のように震災があると、誰もがひとつになって・・・という願いは
歌っている人と聴いている人との気持ちを一つにしてくれます。
みんなで一緒に乗り越えていこう的なものにもつながっていくように思います。

演奏をしていても、聴いていてもとても感動できる曲です。
たまたま、昨日バルトの楽園という映画をDVDで観てましたが、
捕虜になったドイツ兵たちの収容所所長であった松江への感謝の意味をこめて
日本で初めて徳島の鳴門で演奏された意味も
この曲を聴いているとなるほどなと思います。
音楽というのはいつの時代も国なんかも越えて
ひとつになれる素晴らしいものなんだなぁと思いました。

震災などもあってとても暗いニュースの多い一年でしたが
どんな一年だったでしょうか?
第9の3楽章を聴きながらいろいろな出来事が
頭のなかで駆け巡った私です・・・・



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山水)
2011-12-22 21:46:23
音楽は世界共通で心がひとつになれますね
大阪市長にもわかってもらいたいです
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Unknown (masami)
2011-12-24 06:42:24
“音楽=ひとつになれる素晴らしいもの・・”とは、
かなり同感です!

今までクラシック音楽にあまり縁がなかったですが、
娘のおかげで、最近、チョコチョコ聴きに出かけます。

先日は、娘の恩師がゲスト出演する・・ということで、
長崎交響楽団というオーケストラの定期演奏会に行ったのですが、そこで演奏・合唱されたのが、「第九」でした。

生演奏での「第九」は、何気に初めてだったのですが、
パンフレットに【歌詞】が記載されていて、
初めて、この曲の意味を知りました。

今日は長崎も、天気予報では雪マーク!
子供たちは、嬉しそうです・・・(^o^;
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Unknown (you)
2011-12-24 20:36:14
>山水さん、どこでも文化事業に対しては事業仕分けの対象です。今日もどこかのオケのそういう話題になりましたが、多くの人に見てもらわなければ意味がないのもわかるので、企画をする方も集客の努力は必要ではないかという話になりました。やはり税金なので仕方がないんだと・・・残念です><
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Unknown (you)
2011-12-24 20:37:54
>mssamiさん、第九聞かれたんですね。ぐぐっとくるものがあったのではないかと思います。このシラーの詩って今の日本には大切な言葉が詰まってるように思います。
長崎も雪マークですか!?長崎で雪マークになったら坂道だらけで大変でしょうね。
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