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つれづれなるままに・・・・

「福」に憑りつかれた男

2015-12-06 | 読書

またまた喜多川泰さんの本です

娘にもお勧めだと言われました^^

父が亡くなって本屋を継いだ主人公の話

売上げが落ちて閉店の危機に陥っている時、福の神が現れお店を再生していく話・・・

自己啓発本みたいですが小説にしてあるので楽しめました

 

自分の人生を使ってあなたは何をしたいですか?

 

この問いかけは自分に突き刺さりました

ずっと自分自身に問いかけていたことだから・・・

私はお金持ちになりたいっていうのはあまり考えていないのですが

(ただ生活するためにはお金は必要といえます・・・)

人と関わって生きていきたいと思ってて

今自分のしているしていること(仕事も含め)が誰かの役に立っていたらいいなといつも思っています

この自分の思いを話して、お金にならないことを・・・っていう人もいるし

逆にそういう気持ちを持って生きられればとても幸せだと思うって言ってくれる友人もいます

自分と関わる人がみんな明るい気持ちで過ごしてほしい・・・そんな気持ちで接したい

そう思えるようになったのはいっぱい辛い思いをしたから・・・

辛い経験でしたがそれがなかったら今の心境はないのでその出来事にも感謝できます

 

〇〇があれば幸せになれる、〇〇が手に入ればもっと幸せになれる・・・

学生時代はそう考えていたこともありますが

学生時代のあることがきっかけでそうではないことに気づき

自分の心の豊かさについて考えてきたつもりでしたが

いつしかその心が壊れてギスギスしてる自分がいた時期もありました・・・

この本を読んでいて忘れかけていたその頃の自分を思い出しました

幸せや成功って何かを手に入れるからなれるものではないですから・・

そして母の教えも・・・

母から言われてたことがそのまま書いてありました・・・

この本のP95~102のあたりに書かれていること皆さんはどう考えるのでしょう?

ネタバレになるので詳しくは書きませんが心の豊かさについて考えさせられる場面です

 

物語の早い段階で

・人知れずいいことをする

・他人の成功を心から祝福する

・どんな人に対しても愛をもって接する

これが福の神の寄せ方だと書いてありましたが

私が少しだけこう思えるようになったのにはこの本にある貧乏神が私を一度破壊してくれたからなのでしょう^^;

いつだったか友人にメールで

今自分と関わってるすべての人が大事だし大好きなんです

って言って笑われたことあったような^^;

そういうこと言えるのも貧乏神のおかげ

 

「思ったような結果が得られなかったとしても

自分の使命に向かって前進を続けることができる人でなければ

その使命を全うする生き方なんてできるはずがありません・・・・・」

「行動の結果手に入れる物は失敗でもなければ成功でもない

それは自分の人生を素晴らしいものにする為にどうしても必要だった経験なんだって」

 

この言葉に励まされ、前を向いて頑張ろうと思います!