ニッキ-通信 ~盲導犬ニッキ-のお母さんより~

盲導犬ニッキ-と私の日常。要援護者・障害者の防災について紹介します。

もしかしたらジャネットは膀胱炎?

2018年02月19日 | 日記

もしかしたらジャネットは膀胱炎?

 暫くの間 おしっこの失敗の無かったジャネットがこのところ何だかおかしい。と思っていたら 今日の健康診断で尿に問題が出た。
 1ヶ月前まで 全く問題が出ていなかった尿検査で、石とちが混ざり、PHが8とアルカリ性に急上昇した。

 このところ おしっこの量が少なく、するのに時間がかかって、なおかつ、ふっと触ってみたら、お知りの毛がぬれていることがあった。
 1週間後に再度尿の検査をして、それでもまだ症状が出ていたら、投薬することになる。
 今のフードに変えてから、それまであった諸症状がきれいに取れて、おかあさんは安心していたが、寒さが原因か。

 膀胱炎はニッキーも経験したが、あの時も突然症状が出た。
 投薬は約半年。治癒までには結構長く罹ったと思う。

 お知りから後ろ足をマッサージすると気持ちよさそうにして、反対側もと回転。やはり、何か重いものを感じているのだろ桜花。

 今日は動物クリニックに行った帰りに道を覚える訓練歩行をしていた。普段渡らない横断歩道で、場所の特定ができずに渡ろうか同商家と躊躇していたら、おかあさんの名前を呼ばれた。
 何と、知り合いのガイドヘルパーさんとばったり。
 その横断歩道の渡った先には太い電信柱がニョッキリ立っていた。なんでこんな所に電信柱があるのだ?
良かった。知らないで渡ったら、絶対にゴチンと火花が飛んだだろう。
 ジャネットはこの辺の誘導がへたくそなんだから、ラブちゃんはあいまいなところがあるので油断がならない。
 お陰で教えられて無事に渡って、危険があることも知りえた。
 日本の道、何でまっすぐでないのだ。ほんの少し角度を間違えたら、思いも寄らぬ方向に流れてゆくのだから。いつも神経を張り詰めていなければならない。

 盲導犬と歩いて10年になるが、ゆっくりと散歩気分で道を歩いたことは無かったように思うのだ。
 盲導犬の使用者の大半が散歩をするためという理由だと聞いたが、この見えない目でどうしたらのんびりと歩けるだろうか。
 本当に不器用な人間棚とつくづく嫌になる。